2016.10.13
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その7 国木田アコと『午前中の時間割り』 羽仁進監督『午前中の時間割り』(72)は類例がないほど変わった作品である。ストーリー自体は単純だ。草子と玲子、ふたりの女子高生が夏休みの海岸に気ままな旅行に出た。その過程で8mm…
2016.10.06
【スタッフコラム】日々是好日(ときどき鉱石) by ちゅんこ
その昔、鬼子母神は人間の子どもをさらって食べるという怖い存在でした。それを見かねたお釈迦様は、鬼子母神が最も愛していた末子を隠し、彼女に子どもを失うことの悲しみと苦しみを教えました。また、人間の子どもを食べるのをやめさせ…
2016.10.06
【スタッフコラム】早稲田松竹・トロピカル・ダンディー byジャック
「和製ミュージカルについて」 突然ですがマキノ正博監督の『鴛鴦(おしどり)歌合戦』が大好きなんです! シネマヴェーラ渋谷で観たのが数年前、それからすぐにDVDを購入。自宅で何度観ようとも変わらぬ幸福感に満たされます。ディ…
2016.09.29
【スタッフコラム】わが職場の日常 by KANI-ZO
今回は、早稲田松竹の「落とし物」から見える日常をご紹介したいと思います。劇場には持主とお別れした、寂し気な品々があります。定番はハンカチ。私を含む同世代男性スタッフ陣はハンカチを普段持ち歩かないと話題に上がりました。映画…
2016.09.29
【スタッフコラム】ドラマばかり見ている。 byかわうそ
~前回のあらすじ~ 数あるテレビドラマに対して「ドラマオーディション」をおこない、選抜番組を選んで視聴するという、かわうそ。予備選考にあたる「書類審査」では、脚本家、出演者、演出家、プロデューサーをチェックし、ざっとふる…
2016.09.22
【スタッフコラム】二十四節気・七十二候とボク by上田
二十四節気:秋分(しゅうぶん)、初候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) 「雷」は夏の代表的な季語として知られ、落雷、いかづち、雷光、神鳴、遠雷、晴れの日に起こる日雷(ひがみなり)など、その条件によってさまざまな呼…
2016.09.22
【スタッフコラム】わたしのランチ byもっさ
「一膳」で○○定食 「お腹がそこまで空いているわけではないけど、何か食べたいな。」そんな微妙な欲求に応えてくれるメニューがありました。冷やしそうめん。焼きナス付(400円)嬉しい。お腹にも、お財布にも、優しい。 いつもラ…
2016.09.15
【スタッフコラム】日々是好日(ときどき鉱石) byちゅんこ
星にまつわる神話や童話、映画など、星をモチーフにした物語は、古今東西数多く存在します。夜空に瞬く星が、それだけ人々を魅了するからでしょうか。今回はそんな星に関連した、とっておきの石たちをご紹介したいと思います。 【クラス…
2016.09.15
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その6 ジーン・セバーグと『リリス』 朝鮮戦争帰還兵の若者ヴィンセント(ウォーレン・ベイティ)は、地元の統合失調症の患者たちの施設で働くうちに、謎めいて妖艶なリリス(ジーン・セバーグ)という女性患者に強く惹かれていく。時…
2016.09.08
【スタッフコラム】このイケメン! byパズー
今月のイケメン「ドーナル・グリーソン」 ドーナル・グリーソンという名を初めて意識したのは、当館でも上映したヒット作『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』でした。正直この時は、「全然タイプじゃない」とスルー。実はそ…