2017.02.23

【スタッフコラム】このイケメン!  byパズー

vol.11 今月のイケメン「ラッセル・クロウ」

先月末、このコラムで取り上げたライアン・ゴズリングとマッツ・ミケルセンが、なんと同日に来日するというミラクルが起きたのはご存知ですか? それなのに私としたことが、ライアンの来日に気をとられていてマッツの方に当日まで気づかないという失態を演じてしまいました。もちろん、ライアンの舞台挨拶付き『ラ・ラ・ランド』プレミア上映のチケットは即完でライアンに会うことも叶わず…「二兎を追うものは一兎をも得ず」を痛感した数日でした。でもイケメンをひとりになんて選べない…というわけで(?)、今回は私が唯一会ったことのあるイケメンスター、ラッセル・クロウをご紹介します。

ニュージーランド生まれのラッセルは、オーストラリアでキャリアをスタートさせたのち、1995年にハリウッド進出。『グラディエーター』や『ビューティフル・マインド』で一躍トップスターになりました。でも実は、一番絶好調だったその頃のラッセルには、大作ばかり出る大味な俳優だろうなんて思っていて正直興味がわきませんでした。ところがその偏見が覆ったのが西部劇の傑作『3時10分、決断の時』(07)。ラッセルはハリウッドきっての演技派クリスチャン・ベールとのW主演で、魅力的な悪党のボスを演じました。

そこからはすっかりファンになってしまい、大ヒット作『レ・ミゼラブル』(12)でもラッセルの美声に胸キュン(彼はオーストラリアのロックバンドでボーカルを担当しています)。急遽来日した『ノア 約束の舟』(14)のジャパンプレミアにも行ってしまったのです。ラッセルといえば“ハリウッドの問題児”といわれるほど、喧嘩っ早いトラブルメイカーとしても有名です。ところが目の前に現れた彼は終始にこにこで超フレンドリー! ファンのひとりが、ラッセルがオーナーを務めるラグビーチームのキャップをつけているのを見つけると、大喜びしてかなり後ろの席なのに客席に降りて握手! 素敵でした…。

ちなみに彼のやんちゃエピソードは数えきれないほどで、映画サイトのシネマトゥデイさんで「ラッセル・クロウ」の過去記事を調べただけでも…

ラッセル・クロウ、ゴシップ女性記者と自転車ガチンコレース
ラッセル・クロウ、パブで10万円のチップ
ラッセル・クロウがUFOを目撃? 謎の光る物体をYouTubeにアップ!
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などなど。まぁ、良くも悪くもやんちゃなのかもしれません。

現在公開されている新作『ナイスガイズ!』では、先述のライアン・ゴズリングとW主演。ふたりのバディっぷりが最高だし、サスペンス・アクション・コメディと盛り沢山でかなり面白いですよ。ラッセルは腕っぷしの強いちょいダメな役で、近年では一番のハマり役です!(笑)

(パズー)

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