2019.08.21

【スタッフコラム】このイケメン! byパズー

vol.33 今月のイケメン「ブラッドリー・クーパー」

俳優から監督になる人は、特にアメリカ映画界では男女ともに多いですよね。その筆頭は巨匠クリント・イーストウッドだと思います。ところで、イーストウッドを継ぐ者として「ポスト・イーストウッド」と言われていたのは、ここ数年『アルゴ』のベン・アフレックだったのですが、昨年、その称号に誰もが予想していなかった俳優が急浮上しました。それが、『アリー/スター誕生』で監督デビューしたブラッドリー・クーパーです(名前は出しているのにまたもやコラムの主役にならないベン・アフレック氏、なんかすみません)。

ブラッドリー・クーパーといえば、私のなかではずっと『ハングオーバー!』(09)や『特攻野郎Aチーム』(10)(この二本立て、当館で上映しました)の“愛すべきイケメンおバカ野郎”なイメージでした。ところが、さすがは名門アクターズ・スタジオ出身のブラッドリー、「B級映画俳優だけでは終わらせねぇ!」と奮起(?)。『世界にひとつのプレイブック』(12)や『アメリカン・スナイパー』(14)で演技派として認められました。それだけでなく、2012年頃からは数々の出演作品で製作も兼任。そしてついに初監督作『アリー/スター誕生』を完成させたのです。

『アリー』はスター歌手レディ・ガガのことばかり持ち上げられがちですが(もちろんガガ様は最高です)、本作の真価はブラッドリーが本当に素晴らしいことだと思います。もともとイーストウッドが監督するはずだった企画を、『アメリカン・スナイパー』に主演してから弟子的存在となったブラッドリーが引き受けたそう。師匠もこんな傑作になるとは正直思っていなかったことでしょう…。しかも、監督・演技だけではなく、この映画で彼が一番すごいのはまさかの歌なんです。もはや完全に歌手です。ライブシーンを観たらきっと、惚れちゃいますよ。

というわけで、顔・お笑い・演技・歌・監督と全てを兼ね添えた才能に溢れまくりの男だけあって、プライベートのほうもゴージャスです。ブレイク前から数多の美女と交際、パパラッチされたお相手はちょっと数えきれないほど。そんなモテ男も2015年にスーパーモデルのイリーナ・シェイクと交際を始め、第1子にも恵まれ落ち着いた…と思いきや、今年の6月に破局してしまいました。世間ではもっぱら『アリー』で熱烈に恋に落ちる役を演じたガガ様との噂がささやかれていますが、どうなんでしょうか。でも確かに映画での彼らの顔の近づけ方は、観ているこっちが恥ずかしくなるほどでした。『アリー』大好きの私としては、ふたりの間にトゥルーラブが生まれていたら嬉しいですけどね♪

(パズー)