2016.04.28

【スタッフコラム】☆☆☆に憧れて byスタンド

こんにちは。スタンドです。私は同じ映画を何度も観ます。その登場人物たちの生き方に憧れては、食事やファッション、仕草や台詞なんかを生活の中に映画を落とし込んでわくわくする…。このコラムでは、そんなミーハーな私の映画の楽しみ方をご紹介していきたいと思います。

第一回「マティーニを飲んでみる」

私は最近トッド・ヘインズ監督の『キャロル』に登場するケイト・ブランシェットに夢中になっていました。劇中の“ドライ・マティーニ”を頼んで、タバコを吸いながら飲む仕草は、大人の女性への憧れを凝縮した大好きなシーンです。

これだったら私も真似できるのでは! と『キャロル』の時代を意識して50sのヴィンテージワンピースに身を包み、早稲田松竹の近くの「コットンクラブ」へ。しかし、キャロルのように「ドライ・マティーニを」と注文するのが急に恥ずかしくなり、店員さんにマティーニの説明を受けながら何種類か作ってもらう事にしました。

1杯目は定番の割合、ジン3対ベルモット1のマティーニを頂きました。オリーブと三角のカクテルグラスという、思い描いていた通りのマティーニの姿にただただ感動。「オリーブはいつ食べればいいんだろう。」という私の心の声を店員さんは察して「いつでもいいですよ」と教えてくれました。2杯目はキャロルと同じ“ドライ・マティーニ”を注文。見た目も一緒、味も一緒でした(笑)。キャロルはオリーブを後に食べていたので、あのシーンを思い出し、真似しながら悦に浸っていました。後で調べるとジンが多く辛口なのだそうです。

その後は『007シリーズ』で有名な“ウォッカ・マティーニ”や『七年目の浮気』でマリリン・モンローがやっていた“マティーニにお砂糖をいれる”等…映画にまつわるマティーニを存分に堪能できました。マティーニはベルモットの華やかな香りが凄く印象的です。「ドライ・マティーニを」と気取って注文し、映画の様にオリーブでお酒をかき混ぜ、その雰囲気に酔いしれるだけでも、存分に映画に浸れる最高のカクテルです。

ですが、色々トライした結果、かなり酔っぱらってしまい最初の2杯以降の味をあまり覚えていません。更に、飲み過ぎなのか、はたまたオリーブの食べ過ぎなのか、起き抜けの顔はぱんぱんにむくんでしまいました。現実は映画の様に美しくいられませんね~。 

(スタンド)