2016.09.01
【スタッフコラム】ドラマばかり見ている。 byかわうそ
夏のドラマは「そして、誰もいなくなった」「家売るオンナ」「徳山大五郎を誰が殺したか?」を楽しく観ているかわうそです。これまでオススメドラマを紹介してきましたが、今回は趣向を変え、わたしの観るドラマの選び方を書いてみようと思います。ひとくちに「ドラマ」といってもたくさんの種類がありますが、主戦場にしているのは、NHK&民放各社のテレビドラマです。新しい番組が始まると大体のものには目を通すようにしています。
とは言っても毎クールごとに30近くスタートする連続ドラマすべてを毎週観るのはとても無理です。そこでいくつかを厳選するのですが、いろいろと観ているうちに、自分なりの選別方法が確立されてきました。これを「ドラマオーディション」と呼んでいます。というかたった今、名づけました。さて、「ドラマオーディション」とはいったいなんなのか?
オーディション。俳優やアイドルを選ぶ際の選抜方法。わたしも観るドラマを選ぶ際に、オーディション形式を採っているのです。「書類審査」「1次審査」「最終審査」と段階を踏んで徐々にふるいにかけていきます。そして最終的に残った「選抜番組」を毎週観るのです。
まずは「書類審査」から。新番組の情報をキャッチすると公式サイトを見にいきます。果たしてどんな番組なのか? プロフィールのチェックですね。ストーリーや原作のほか、確認するのは出演者、脚本家、演出家、プロデューサー。なかでもまっさきに見るのは脚本家です。以前も書きましたが、誰が書くかで番組の出来が大きく左右されるから。期待できる人選だと一気に期待値が高まります。
次に出演者。これは単純に好みですね。好きな俳優さんが出ていれば「書類審査はひとまず合格!」となります。思いっきりひいきです。また、新人がメインキャストに入っていると、ひとまず観ます。今後活躍する人になる可能性がありますからね。最近は少なくなりましたが、新人が多く起用される学園ドラマは要チェック人物の宝庫です。
演出家。映画だとココが最もフィーチャーされるわけですが、ドラマの場合、テレビ局や制作会社のベテラン陣が担当する場合が多く、安定感があるので、さらりと確認。好きな演出家であればもちろんポイントアップです。最後にプロデューサー。これまでどういう作品を手がけているかで、大体のテイストがわかります。出演者も脚本家も演出家もこの人がセレクトしているので番組のカラーが出るわけですね。
以上のように、プロフィールを見て「書類審査合格」となれば、第1話を待つばかり。「書類審査不合格」になるのはよほど興味のわかない番組くらいで、大体のものは次なる「第1次審査」に進みます。なんだかとても偉そうですが。
と、ここで文字数がつきてしまいました。続きはまた次回に…。
(かわうそ)