2016.10.20

【スタッフコラム】ドラマばかり見ている。 byかわうそ

こんにちは。10月からの秋ドラマが始まりました。新垣結衣さんが“契約妻”に扮する「逃げるは恥だが役に立つ」を、ガッキーが妻なんて…! と、悶絶しながら観ているかわうそです。さて、これまでは地上波放送のドラマを取り上げてきましたが、今回はNHK BSプレミアム、WOWOW、Netflixなど「有料放送(配信)のドラマ」をご紹介したいと思います。これらのドラマは視聴者が料金を支払って観るシステム。CMがないため規制も少なく、表現の自由度が高いのが特徴です。ご紹介する3本はいずれも良作ぞろい。それではどうぞ!

■徒歩7分(2015)
NHK BSプレミアムで放送された、前田司郎脚本によるオリジナルドラマ。田中麗奈演じる無職で恋人もいない32歳の女性・依子が、初めての一人暮らしを始めることで起こる、小さな出来事の数々。第1話は、ほとんどのシーンが、主人公が自室でぼんやりしているだけだったり、第5話は最初から最後までトイレの中で物語が展開されたり(あることがきっかけで依子がトイレに閉じ込められてしまうのですが、その理由が面白すぎる!)と、普通のドラマではありえないような攻めの姿勢を感じます。初回は驚くほど何も起こらないので、ぜひ第2話まではご視聴を。

■煙霞 -Gold Rush-(2015)
WOWOWの連続ドラマWで放送。小説家・黒川博行の『煙霞』をドラマ化。登場人物たちが巨額の金塊をめぐって大阪中をかけめぐるサスペンス。主演の森山未來をはじめ、オール関西人キャスト、セリフもオール関西弁と、これでもかというほど関西色の強いドラマです。ヒロイン役の高畑充希が、劇中でスパスパ煙草を吸っている姿が見られるのもレア。今やテレビドラマで煙草はほとんど出てきません(時代モノは除く)。でも彼女自身は、煙草は吸わないそうですよ。

■アンダーウェア(2015)
動画配信サイト、Netflixオリジナル制作の連続ドラマ。桐谷美玲主演でランジェリー業界を舞台としたお仕事モノです。女性下着メーカーが舞台のドラマというのは、今までなかったのはないでしょうか。やはり視聴者の間口が広い地上波放送では、描きづらそうです。日本のドラマを世界に売り込むぞ! という意気込みでつくられたそうで、シンプルでわかりやすく、ツボをしっかり抑えたストーリーに引き込まれます。あと、桐谷美玲がカワイイ(補足情報)。

(かわうそ)