2016.12.02

【スタッフコラム】日々是好日(ときどき鉱石) byちゅんこ

寒気の影響で、東京でも初雪を観測しましたね。11月での初雪は1962年以来、54年ぶりだとか。前日から天気予報で雪が降るかもとは言われていましたが、それでも「いやいやまさか降らないだろう、降っても山のほうなんじゃないの?」なんて思っていたら、本当に降りました、まさかの初雪です。朝、出勤するときに家を出て、びっくりしました。

近年の大雪や、その影響で交通機関が大幅に乱れたり、農作物に被害を与えてしまうのは困るけれど、重く垂れさがった鈍色の空から、ひとひらの雪が浮かび上がるように舞い落ちるとき、いつも決まって「あ、雪だ」と思ってしまいます。寒さもいっとき忘れて、胸の中に弾むような喜びを感じてしまうのです。

昔から、なぜか空から舞い落ちるものが好きでした。例えばそれは桜の花びらだったり、落葉だったり、はたまた雪だったりするのですが、それらが舞い落ちるときに描くラインには、何か人の目を惹きつける秘密の法則があるんじゃないかと思うほど、思わず目を奪われてしまいます。

今回ご紹介します石は、空からの贈り物(?)、隕石です。隕石、という言葉で検索してみますと、惑星間空間に存在する固体物質が地球などの惑星の表面に落下してきたもののこと、を言うのだそうです。昔は「天隕石」「天降石」あるいは「星石」などと書かれたこともあるそうで(ウィキペディアより)、星石なんて響きはきれいだけれど、ある日空から突然隕石が降ってきたら、昔の人はさぞや怖かったんじゃないだろうか、と思わず想像してしまいます。

「カンポ・デル・シエロ隕石」は、アルゼンチンのチャコ州で発見されたもので、何と地球に落下したのは4000~5000年前と言われています。ちなみにカンポ・デル・シエロとは、「空の草原」を意味するスペイン語だそう。小さな破片は標本やアクセサリーとしても販売されていますが、この隕石は地上で発見されたものとしてはホバ隕石(2.7m×2.7mの長方形で0.9mの厚さ)に次いで大きく、1969年に総重量37000kgのものが地中から発見されたそうです。

(ちゅんこ)