2018.09.13

【スタッフコラム】 日々是好日(ときどき鉱石) byちゅんこ

自称“かわいい記念切手ハンター”である私が、いまから発売を心待ちにしている切手があります。それは10月24日に発売される「和の食文化シリーズ 第4集」です。和の食文化シリーズといえば、これまでも切手好きの人々の心をときめかせるすてきなデザインを発表してきました。例えば2015年に発売された第1集では家庭料理の基本である「一汁三菜」をテーマとしたもので、おいしそうな料理がミニチュアで再現されています。

さて、この切手ですが、実は極少人数でデザインされていることをご存じでしょうか? 彼らは切手デザイナーと呼ばれ、日本で発行される切手の企画からデザインまでを行っています。日本郵便の社員で、日本には数名しか存在しません。例えば先述の第1集のミニチュアに関しましても、ひとりのデザイナーさんが切手のデザインをするだけではなくて、実際に紙粘土で形成したものを着色して作っているそうです。このミニチュア、一見とてもおいしそうな本物の料理にしか見えません。目を凝らしてよ~く見て初めて、その精巧に作られた料理の再現性に気がつき、驚いてしまいます。
「和の食文化シリーズ 第1集」https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2015/h271124_t.html

最終回である第4集のテーマは「和菓子」。秋から春にかけての愛らしい和菓子がデザインされているのですが、今回は通常のものに加えて、特別編シート販売があります。これがすごいのです! 四季の和菓子がデザインされた切手シートと和菓子の解説書は工夫をすると豆本にもなり、セットの用紙で成形した収納箱に入れることができます。この愛らしさはまさに衝撃的なので、よかったらぜひ郵便局のサイトでチェックしてみてくださいね。
「和の食文化シリーズ 第4集」https://yu-bin.jp/kitte/0109/

(ちゅんこ)