2024.02.08
【スタッフコラム】日々是好日(ときどき鉱石) byちゅんこ
毎年この時期になると、デパートなどで開催されるチョコレートの催事。さまざまなお店が一堂に会し、ショーケースに並ぶ宝石のようなチョコレートを眺めているだけで、わくわくするような気持ちになってきます。誰かに贈るのもいいけれど、自分のためのチョコレートを選ぶのも楽しい。日本には店舗がない外国のチョコレートや限定商品が買えたりするので、普段あまり食べることのできない珍しいチョコレートを見つけるビッグチャンスでもあります。
ここ数年、私が毎年忘れずに買い続けているチョコレートがあります。「Centho Chocolates(セントー)」は2002年に誕生したベルギーのチョコレート屋さん。日本には実店舗がなく、バレンタインのこの時期のみ催事やオンラインショップで買うことができます。一番人気は「塩キャラメル」です。国際的なチョコレート・コンクール「インターナショナルチョコレートアワード」では、ベルギー初の金賞を受賞しました。コスタリカ産カカオを使用した塩キャラメルのチョコレートは潔いほどにシンプルで、上に乗ったやや大粒の岩塩がアクセントのようにきらりと光ります。食べる前は「あれ、しょっぱいのかな?」と不安になるけれど、案ずることなかれ。口の中でとろけるチョコレートの甘みと塩のしょっぱさが絶妙なハーモニーを奏で、気がつけば他にはないセントーの塩キャラメルの虜になっているはずです。
コロナが流行る前は催事で試食ができるお店が多く、いろいろ試せたのですが、いつも印象に残るのはセントーのチョコレートでした。看板商品でもある塩キャラメルは、購入者の99%がリピート買いするというから驚きです。セントーは塩キャラメルの他にもフルーツジャムを使ったチョコレートが入ったセットも扱っていますが、塩キャラメルだけのセットは催事終了前に完売してしまうことがあるので、たくさん食べたいというひとは早めの購入がおすすめです。
(ちゅんこ)