2022.04.14

【スタッフコラム】うどん粉デザインばなし byうどん粉くん

ビールのお供ナンバー1と言っても過言ではない柿ピー。では柿ピーといえば、どこの柿ピーを思い浮かべますか? 僕はなんといっても亀田製菓「亀田の柿の種」です。わさび、超わさび、梅ざらめ、カレー味、チーズ味と、期間限定も含めるととんでもなく豊富な味展開。柿の種とピーナッツの黄金比を追い求めるべく国民投票で決めちゃう大胆さ。決して立ち止まらないその飽くなき探究心には感服してしまいます。そんな「亀田の柿の種」の味はもちろんですが、パッケージデザインもまた素晴らしいのです。

誰もが一度は食べたことがあるであろう「亀田の柿の種6袋詰」。その個袋の裏に書かれていた「けなげ組」をご存じでしょうか。一生懸命頑張っているけれど目立たなくて、人間にはなんとな~く軽く扱われている。それでも自分の役目はマジメに責任をもって果たしている。そんな心やさしい「けなげ」なモノたちのお話が紹介されていました。どこか情けない表情と手足が生えた可愛いイラストとともに、彼ら目線でわたしたち人間へ放たれるボヤキが、妙に心に響くのです。そういえば最近見かけないなと調べてみると、2015年いっぱいで終了していることが判明。けれど「亀田の柿の種」公式サイトには、終了から7年経った今でも「けなげ組」の特設ページがあるんです! そこで初めて、けなげ組のメンバーは会員番号001~100まで存在していることを知りました。しかも商品のときはそこまで色付けされていなかったイラストが、フルカラーで見ることができるのです。陰でひたむきに生きてきたけなげ組が色鮮やかに並んでいると、ちょっとグッときちゃいます。

僕のお気に入りは会員番号018「田舎の信号」。雨の日もカンカン照りの日も雪の日も、一日中頑張っているのに都会の道路と違って車はめったに通らない。どこか知らない山奥だったり、だだっ広い田んぼの中でポツンと立っている信号機を勝手に想像すると、切ないけれどその頼もしさが愛おしく思えてきます。そしてけなげ組最後の会員番号100には、またウルッときてしまうモノが待っているので、ぜひ特設ページでチェックしてみてください。

ちなみに「けなげ組」終了後は、「こばなしのたね」シリーズがスタートしています。柿ピーを食べながら、へぇ~と言っちゃう雑学・豆知識をはじめ、製造秘話にも触れたネタがあったりもして、亀田さんの柿ピーへの溢れんばかりの愛を感じちゃいます。今日の晩酌のお供に買って帰っちゃおうかな♪

▼「けなげ組」の特設ページはこちら
https://www.e-kakinotane.com/kenage/

(うどん粉くん)