【2022/4/16(土)~4/22(金)】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

おまる

スパイダーマンとゴーストバスターズ。とんでもないビッグタイトル二本立てが早稲田松竹にやってきた!!文字面から溢れるこの圧倒的パワーワード感…つ、つよすぎる。

両作品とも、もはや説明不要でしょう。作品を観たことがなかったとしても、カルチャーとして世界中の誰もが知っている。コミックやアニメーション、ゲーム、音楽など様々なシーンを巻き込んだ、これぞポップカルチャーど真ん中なエンタメムービー。でも今回上映する両シリーズ最新作は、それだけじゃない。そこには愛とリスペクトが詰まっている。

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、「ゴーストバスターズ1・2」を監督したアイヴァン・ライトマンの息子である、ジェイソン・ライトマンが監督。またストーリー上では、オリジナルメンバーの一人イゴン・スペングラー博士の孫フィービーを主人公に描いています。まさに、映画の内側も外側も「家族の物語」となっているのです。イゴン・スペングラーを演じたハロルド・ライミスは2014年に、アイヴァン・ライトマン監督は今年2月に残念ながら亡くなっています。彼らへのリスペクトをびしびし感じるユーモアたっぷりのストーリー展開と、うれし懐かし胸アツなキャラたちの登場、それでもフィービーたち次の世代にきちんとスポットを当てた素晴らしい世代交代に感無量です!

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、トム・ホランド君が演じてきた“ホーム”シリーズ三部作の最終章と言われていますが、もうそれどころではない!全スパイダーマンシリーズを包み込んでくれる大きな愛で溢れています。トビー・マグワイア演じたサム・ライミ版、アンドリュー・ガーフィールド演じたマーク・ウェブ版、そして現在のジョン・ワッツ版、みなさんはどれがお好みですか?僕が馴染み深いのはサム・ライミ版です。どうしても『スパイダーマン2』を観たい気持ちが抑えられず、予備校をサボってTOHOシネマズ南大沢のレイトショーで観たのは良い思い出です。ドクター・オクトパスのタコみたいなアームでの戦闘シーンが大迫力で、興奮して帰ったのを覚えています。そんなドクター・オクトパスをはじめ過去作のヴィランたちも登場しちゃう今作、自分の大切なひとだけではなく、そんなヴィランたちもある意味救おうとするスパイダーマンの姿に、心を鷲掴みされること間違いなしです。

シリーズをこよなく愛してきた人には最大級の愛を、全く観たことがない人には主人公たちと一緒に映画の中をドライヴする最高の興奮を与えてくれる。誰も置いていかない。愛とリスペクトでいっぱいの二本立てを見逃すな!!

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2D/字幕)
Ghostbusters: Afterlife(2D)

ジェイソン・ライトマン監督作品/2021年/アメリカ/124分/DCP/PG12/シネスコ

■監督 ジェイソン・ライトマン
■製作 アイヴァン・ライトマン
■脚本 ギル・キーナン/ジェイソン・ライトマン
■撮影 エリック・スティールバーグ
■音楽 ロブ・シモンセン

■出演  マッケナ・グレイス/ポール・ラッド/フィン・ウォルフハード/カリー・クーン/ローガン・キム/セレステ・オコナー

【2022年4月16日から4月22日まで上映】

ゴーストたちの復讐劇が始まる――

30年間にわたり原因不明の地震が頻発する田舎町。そこで暮らし始めたフィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で見たこともないハイテク装備の数々と〈ECTO-1〉と書かれた改造車を発見する。科学者だった祖父イゴン・スペングラーは〈ゴーストバスターズ〉の一員で、30年前にニューヨークを襲ったゴースト達をこの町に封印していた。地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。「なぜこんな場所に封印を? おじいちゃんが死んだとき一体なにが?」…祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴースト達の封印が解かれ、町中にあふれかえる――

新たな世代に受け継がれた『ゴーストバスターズ』正統派続編!

『ゴーストバスターズ』、『ゴーストバスターズ2』を監督したアイヴァン・ライトマンからメガホンを託されたのは、アカデミー賞監督賞にノミネートされた経歴を持ち、彼の息子でもあるジェイソン・ライトマン。『マイレージ、マイライフ』や『JUNO/ジュノ』などの作品で知られ、ハリウッドで確固たる地位を築く彼が、1984年『ゴーストバスターズ』、1989年『ゴーストバスターズ2』につづく正統派続編にして、新たな世代に受け継がれた『ゴーストバスターズ』を、満を持して送り出す!

今作の主人公で、頭脳明晰な少女フィービーを演じるのは、『gifted/ギフテッド』で天才児を熱演し、『キャプテン・マーベル』では主人公の幼少期で大人顔負けの存在感を見せたマッケナ・グレイス。兄役には、ハロウィンエピソードで『ゴーストバスターズ』の仮装を披露したことでも話題になった「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズ、そして『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で大ブレイクしたフィン・ウルフハード。さらに兄妹を手助けすることになる学校の教師役を、マーベル作品『アントマン』シリーズで知られる、ポール・ラッドが務める。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2D/字幕)
Spider-Man: No Way Home(2D)

ジョン・ワッツ監督作品/2021年/アメリカ/149分/DCP/シネスコ

■監督 ジョン・ワッツ
■原作 スタン・リー and スティーヴ・ディッコ
■脚本 クリス・マッケナ/エリック・ソマーズ
■撮影 マウロ・フィオーレ
■編集 ジェフ・フォード/リー・フォルソム=ボイド
■音楽 マイケル・ジアッキーノ

■出演 トム・ホランド/ゼンデイヤ/ベネディクト・カンバーバッチ/ジェイコブ・バタロン/ジョン・ファヴロー/アルフレッド・モリーナ/ベネディクト・ウォン/トニー・レヴォロリ/マリサ・トメイ

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【2022年4月16日から4月22日まで上映】

全ての運命が集結する

ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。その結果、このユニバースに、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せてしまう。マルチバースが現実のものとなり、次々とスパイダーマンに襲い掛かるヴィランたち。その脅威は、恋人のMJ、親友のネッド、さらにはメイおばさんにまで。この世界を守り、愛する人達を守るために、最大の危機に晒されたピーターに突き付けられる<選択>とは――。

20年続くスパイダーマン映画シリーズをリスペクトする最高のトリビュートであり、『ホーム』三部作の最終章

『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続く、“ホーム”シリーズ三部作がついに完結する。『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』からマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場したスパイダーマン。本作ではMCU作品の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ エンドゲーム』で共に戦った“至高の魔術師”ドクター・ストレンジが登場。

また、サム・ライミ監督版 『スパイダーマン』、マーク・ウェブ監督版『アメイジング・スパイダーマン』の過去シリーズ作品から悪役たちが勢ぞろい。過去シリーズを含めたキャストが集結し、物語を盛り上げる。ドラマチックな展開に名演技が光る長く愛されているスパイダーマン映画シリーズだからこそ実現できる、スリリングでエモーショナルなストーリー展開に注目!

主人公のピーター・パーカー役には、今やすっかり人気俳優になったトム・ホランド。恋人のMJ役には『DUNE/デューン 砂の惑星』のゼンデイヤ、親友ネッド役にジェイコブ・バタロン、メイ・パーカー役に『ポルトガル、夏の終わり』のマリサ・トメイ、ハッピー・ホーガン役に『アイアンマン』シリーズ、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のジョン・ファヴローと、お馴染みのレギュラー陣が顔を揃える。そして新たにスパイダーマンのメンター(指導者)となるドクター・ストレンジ役として『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のベネディクト・カンバーバッチが参戦。監督はシリーズ3部作全てを手掛けるジョン・ワッツが務める。