12/7(土)~12/9(月)
エフィ・ブリースト10:0015:00
自由の暴力12:4017:40
~19:45
【レイトショー】リリー・マルレーン20:00
~22:00
12/10(火)~12/13(金)
【モーニングショー】リリー・マルレーン10:00
~12:00
エフィ・ブリースト12:1517:15
自由の暴力14:5519:55
~22:00

▼チケット販売時刻▼

【12/7(土)~12/9(月)】
・10:00『エフィ・ブリースト』からの二本立て >>> 9:20
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー >>>9:20

【12/10(火)~12/13(金)】
・モーニングショー>>>9:20
・12:15『エフィ・ブリースト』からの二本立て >>>9:20
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後

☆レイト&モーニングショーは二本立てとは別料金(一律1200円)になります。

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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。

エフィ・ブリースト
Effi Briest

開映時間 【12/7(土)~9(月)】10:00 / 15:00 【12/10(火)~13(金)】12:15 / 17:15
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品/1974年/西ドイツ/140分/DCP

■監督・脚本 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
■原作 テオドール・フォンターネ
■撮影 ユルゲン・ユルゲス/ディートリッヒ・ローマン

■出演 ハンナ・シグラ/ウォルフガング・シェンク/ウリ・ロンメル/カールハインツ・ベーム

■オフィシャルサイト(『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024』)
https://fassbinder-ff.jp/

■物販情報
・ファスビンダー傑作選2024公式ZINE(1000円)

©︎Rainer Werner Fassbinder Foundation

籠の鳥は

20歳も年上のインシュテッテン男爵に見初められて結婚した、自由奔放な貴族の娘エフィ。堅物で出世欲の強いインシュテッテンはエフィを躾けようとする上、彼女を残し留守にしてばかり。田舎町の生活に馴染むことができないエフィは、常識にとらわれない夫の友人クランパス少佐と浮気をしてしまう。数年後、妻と友人の裏切りを知ったインシュテッテンは、クランパスに決闘を申し込むのだが……。

19世紀ドイツを代表するリアリズム小説の映画化。抑圧の中でいきる女性を描いた文芸作。

19世紀後半の家父長制度のなかで、社会や美徳について問い、悩み、そして自らの道にも違和感を抱き続けながら生きたひとりの女性の姿を、デジタルリマスターされた繊細で美しいモノクロ映像で描く。ファスビンダーにとっては後年の『ベルリン・アレクサンダー広場』にならぶ重要な文学映画。ヒロインを演じるのは長年にわたるファスビンダーのミューズ、ハンナ・シグラ。

自由の暴力
Fox and His Friends

開映時間 【12/7(土)~9(月)】12:40 / 17:40(~終映19:45) 【12/10(火)~13(金)】14:55 / 19:55(~終映22:00) 
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品/1974年/西ドイツ/123分/DCP/PG12

■監督 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
■脚本 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー/クリスチャン・ホホフ
■撮影 ミヒャエル・バルハウス
■音楽 ペール・ラーベン

■出演 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー/ペーター・カテル/カールハインツ・ベーム

■オフィシャルサイト(『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024』)
https://fassbinder-ff.jp/

■物販情報
・ファスビンダー傑作選2024公式ZINE(1000円)

©︎Rainer Werner Fassbinder Foundation

奪われて、奪われる。

身寄りはアル中の姉しかいない大道芸人フランツは、宝くじに当たったことをきっかけに、ブルジョワのゲイのサークルに入り込み、ハンサムなオイゲンに恋をする。一夜で富と愛を手に入れたフランツは有頂天になってオイゲンに貢ぐが、工場経営者の御曹司オイゲンと粗野なフランツとでは趣味も会話も何もかも相容れない。それでもひたすら愛を信じるフランツだったが、やがてふたりの齟齬は決定的となり・・・・・・。

大金を手にした男がたどる、愛ゆえの破壊。ファスビンダー自らが主人公を演じた、あまりにも痛ましい衝撃作。

ファスビンダーが初めて男性同性愛を正面から取り上げた作品。ひとりの資本家の男に夢中になったばかりに、利用されるだけし尽くされる主人公をファスビンダー自身が熱演。資本主義社会の冷酷さを暴きだすと同時に、愛の名のもとに展開される哀しく痛ましい暴力的な関係が、デジタルリマスターされた美しい映像で鮮烈に描かれる。

【レイト&モーニングショー】リリー・マルレーン 4Kデジタルリマスター版
【Late & Morning Show】Lili Marleen

開映時間 【12/7(土)~9(月)】20:00(~終映22:00) 【12/10(火)~13(金)】10:00(~終映12:00) 
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品/1980年 /西ドイツ/120分/DCP

■監督 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
■脚本 マンフレート・プルツァー/ジョシュア・シンクレア/ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
■撮影 ザヴィエ・ショワルツェンベルガー
■音楽 ペール・ラーベン

■出演 ハンナ・シグラ/ジャンカルロ・ジャンニーニ/メル・ファーラー/カール・ハインツ・フォン・ハッセル/クリスティーネ・カウフマン/ウド・キアー

■オフィシャルサイト(『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024』)
https://fassbinder-ff.jp/

■物販情報
・ファスビンダー傑作選2024公式ZINE(1000円)


★本作品は特別レイト&モーニングショー上映です。
☟入場料金
一律1200円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします。

©︎ 1980 by ROXY / CIP

愛に焦がれ 愛を歌った

ナチス政権下のドイツで、国民に愛された歌手ビリー。しかし、彼女自身が愛したのは、たったひとりの男だった。

時代に翻弄された歌姫の半生。ファスビンダー屈指の絢爛たる大作。

第二次大戦中、敵味方を超えて兵士の心をとらえた名曲“リリー・マルレーン”。その一曲によってスターとなった実在の女性歌手の半生を、絢爛の映像美で描いたメロドラマの傑作。ユダヤ人の恋人との仲を引き裂かれ、ナチスのマスコットと蔑まされながらも、ひたすら愛を貫いてステージに立ち続けるビリーを艶やかに演じるのは『マリア・ブラウンの結婚』のハンナ・シグラ。ビリーと激しい恋に落ちる音楽家ロバートを演じるのはルキノ・ヴィスコンティ監督作『イノセント』のイタリアの美男俳優、ジャンカルロ・ジャンニーニ。他にもオードリー・ヘップバーンの夫だったメル・ファーラー、ラース・フォン・トリアー作品の常連ウド・キアーなど豪華なキャストが、時代に翻弄されながらも決して信念を曲げない女の物語を彩る。