逆転のトライアングル
Triangle of Sadness
■監督・脚本 リューベン・オストルンド
■撮影 フレドリック・ウェンツェル
■美術 ジョセフィン・アスベルク
■編集 リューベン・オストルンド/マイケル・シー・カールソン
■音響監督 アンドレアス・フランク/ベン・ホルム
■出演 ハリス・ディキンソン/チャールビ・ディーン/ウディ・ハレルソン/ドリー・デ・レオン/ヴィッキ・ベルリン/ヘンリク・ドルシン/ズラッコ・ブリッチ/ジャン=クリストフ・フォリー/イリス・ベルベン/ズニー・メレス/アマンダ・ウォーカー/オリヴァー・フォード・デイヴィス/キャロライナ・ギリング/アルヴィン・カナニアン/ラルフ・シーチア
■第75回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞/第95回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞ノミネート/第80回ゴールデングローブ賞作品賞・助演女優賞(ドリー・デ・レオン)ノミネート ほか多数受賞・ノミネート
©Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
【2023/7/1(土)~7/7(金)上映】
現代の超絶セレブを乗せた豪華客船が無人島に漂着。そこで頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――
モデルで人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデル・カールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態に追い込まれる中、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった…。
この転覆劇、あなたは笑えるか?! カンヌ映画祭パルムドール受賞の大逆転エンタメ!
驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度観客を絶妙に気まずい気分にさせてくれるリューベン・オストルンド監督。スウェーデンの鬼才が選んだ次なる標的は、<ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会>。
主演は『キングスマン:ファースト・エージェント』のハリス・ディキンソンと、残念ながら本作が遺作となってしまったモデル出身のチャールビ・ディーン。フィリピンのベテラン女優ドリー・デ・レオンや名優ウディ・ハレルソンらも参加し、弱肉強食のサバイバルが繰り広げられる。
『フレンチアルプスで起きたこと』(14)で第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)で第70回カンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドールを受賞し、本作でカンヌ史上3人目の2作品連続パルムドール受賞という圧倒的快挙を果たしたオストルンド監督の手腕は今回も絶好調! 私たちの価値観を見事にひっくり返す、世紀の大逆転エンタメがここに誕生した。
ノック 終末の訪問者
Knock at the Cabin
■監督 M.ナイト・シャマラン
■原案 ポール・トレンブレイ「終末の訪問者」(竹書房刊)
■脚本 M.ナイト・シャマラン/スティーヴ・デスモンド/マイケル・シャーマン
■製作 M.ナイト・シャマラン/マーク・ビエンストック/アシュウィン・ラジャン
■撮影 ローウェル・A・マイヤー/ジェアリン・ブラシュケ
■音楽 ヘルディス・ステファンスドッティル
■出演 デイヴ・バウティスタ/ジョナサン・グロフ/ベン・オルドリッジ/ニキ・アムカ=バード/ルパート・グリント/クリステン・ツイ/アビー・クイン
© Universal Studios. All Rights Reserved.
【2023/7/1(土)~7/7(金)上映】
その選択の結末は、家族の犠牲か、世界の終焉か。
人里離れた山小屋で休暇を過ごしている3人の家族の前に突如現れた、謎の4人組。彼らは家族を拘束し、こう告げた。「家族の3人のうち、犠牲になる1人を選べ」「しくじれば…世界は滅びる」
果たして、4人の訪問者は何者なのか? なぜ、世界は滅びるのか? その究極の”選択”の結末とは――
家族の命は世界よりも重いのか。M.ナイト・シャマラン監督最新作は衝撃のシチュエーションスリラー!
大ヒット作『シックス・センス』や近作『オールド』など、世界中のスリラーファンを魅了してきたM.ナイト・シャマラン監督待望の最新作。本作のテーマは、「究極の選択」。”家族の命”か”世界の滅亡”かの選択を迫られる家族の話を、予測不可能なストーリー展開で描く。
出演は、訪問者役を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタ、『ハリー・ポッター』シリーズのロン役でおなじみのルパート・グリント。悲劇に襲われる同性カップルの家族をドラマ「Fleabag フリーバッグ」の ベン・オルドリッジ、『マトリックス レザレクションズ』のジョナサン・グロフが演じる。
【レイトショー】search/#サーチ2
【Late Show】Missing
■監督・脚本 ウィル・メリック/ニック・ジョンソン
■原案 セヴ・オハニアン/アニーシュ・チャガンティ
■製作 ナタリー・カサビアン/セヴ・オハニアン/アニーシュ・チャガンティ
■撮影 スティーヴン・ホールラン
■編集 オースティン・キーリング/アリエル・ザコウスキー
■音楽 ジュリアン・シャーラー
■出演 ストーム・リード/ニア・ロング/ヨアキム・デ・アルメイダ/ケン・レオン/ダニエル・ヘニー
【2023/7/1(土)~7/7(金)上映】
母が行方不明。全世界80億人の行動がデジタル上に記録される今。すぐに見つかるはずだった――。
自宅から遠く離れた場所で突然、行方不明になった母を探す高校生の娘ジューン。デジタルネイティブ世代の彼女は、使い慣れたサイトやアプリを駆使し、母の捜索を試みる。スマホの位置情報、監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々のあらゆる行動・生活がデジタル上で記録される時代に、母は簡単に見つかるはずだった――。
事故なのか事件なのか? 何かがおかしい。不可解な出来事はSNSで瞬く間に拡散されて憶測を呼び、国境を越えて大きなトレンドになっていく。BUZZに翻弄される中、真相に迫ろうともがくジューン。そこは“秘密”と“嘘”にまみれた深い深い闇への入り口だった…。
全画面伏線アリ。全編デジタルプラットフォーム上で展開する、第一級のサスペンス・スリラー!
100%PC画面上の映像で展開する革新的なアイデアと巧みなストーリーテリングで、世界中で大ヒットを記録した『search/サーチ』シリーズの第2弾。前作よりさらに進化したデジタル社会となっている“今”という時代に合わせて“アップデート”され、世界中のデジタルリソースと繋がって物語がスピーディーに進み、そのスリルはますますスケールアップしている。
1作目で編集を務め、巧みな映像手法を知り尽くしたクリエイター、ウィル・メリック&ニック・ジョンソンが監督・脚本を担当。全画面に張り巡らされた伏線は、一瞬たりとも見逃せない。