2019.04.25
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その34 ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドと『愛のメモリー』 ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドは、当時中学生だった私が「演技」や「俳優」とは何か? という問題をはっきりと意識するきっかけになった女優です。それほどブライアン・…
2019.03.28
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その33 ジョディ・フォスターと『白い家の少女』 子役時代のジョディ・フォスターと言えば、14歳にして娼婦を演じたセンセーショナルな『タクシードライバー』(76)が有名ですが、個人的には同年に公開された主演作『白い家の少…
2019.02.28
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その32 仲間由紀恵と『リング0 バースデイ』 中田秀夫監督によるJホラーの傑作『リング』(98)の黒髪を垂らした幽霊・山村貞子は、今や日本では最も認知されたホラーアイコンかもしれません。あまりにも有名になってしまった…
2019.01.24
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その31 ビュル・オジェと『アイドルたち』 ジャック・リヴェット、アラン・タネール、ブニュエル、シュミット、ファスビンダー、デュラス、ラウル・ルイス、オリヴェイラ、ヴェルナー・シュレーター、シャブロル、イオセリアーニ、ジ…
2018.12.20
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その30 アニセー・アルヴィナと『フレンズ/ポールとミシェル』『快楽の漸進的横滑り』 恋に落ちた14歳の少年少女が家出をし、田舎で懸命に生きる姿を描いたルイス・ギルバート『フレンズ/ポールとミシェル』(71)は、やさしい…
2018.11.22
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その29 ウィノナ・ライダーと『へザース ベロニカの熱い日』 10~20代にかけてウィノナ・ライダーが演じた役柄の多くは、周囲から浮いたところのある少し影のある女の子でした。めがねで昆虫オタクの主人公への片想いが最後まで…
2018.10.04
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その28 イザベル・アジャーニと『ポゼッション』(ズラウスキー映画の狂気の女たち①) ポーランド出身の映画作家アンジェイ・ズラウスキーは、ヒステリックに感情を爆発させる女と男の愛憎と闘争と、そこから導かれる世界の崩壊を描…
2018.09.06
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その27 バーバラ・ハーシーと『明日に処刑を…』 『明日に処刑を…』(72)は『ドアをノックするのは誰?』(67)で長編デビューするも、なかなか二作目を撮れなかったマーティン・スコセッシが、B級映画製作の帝王ロジャー・コ…
2018.08.02
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その26 エリザベス・ハートマンと『大人になれば…』 当館でも上映したソフィア・コッポラ監督『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のリメイク元である『白い肌の異常な夜』(71)で、イーストウッドと結婚して…
2018.06.28
【スタッフコラム】ごくごく私的偏愛女優たち by甘利類
その25 『恋人たちの曲/悲愴』とケン・ラッセル作品の恋する女たち 特異な映像センスで知られた鬼才ケン・ラッセル監督は、現在日本で不当に冷遇されています。超モテモテのアイドルピアニストのフランツ・リストが、世界を破滅させ…