2016.04.07
【スタッフコラム】鉱石と切手 byちゅんこ
初めまして、こんにちは。ちゅんこです。
鉱石というものに興味を持ったのがいつからかは覚えていませんが、気がつけば子どもの頃から石というものに惹かれていたような気がします。きらきらと光る透き通った石のカケラだったり結晶が、長い年月をかけて自然界に存在することが不思議でたまらなく、また、まるでお菓子のように愛らしい石たちがコロンと手のひらに乗っているようすは、うれしくてついつい何度もじっと見入ってしまいました。そして、当時読んでいた物語の中にそんな石たちがよく出てきたことも、おそらく影響していたのだと思います。
ホタル石やシトリン、柘榴石、砂漠の薔薇…。石が持つ名前の響きだったりイメージにうっとりと想像をふくらませつつも、物語の少年たち(なぜだか石を好むのは、少女たちよりも少年たちのほうが多かった気がします…)がドロップのように石を食べたり、サイダーに入れたりする描写に、ドキドキと胸をときめかせました。
そんな中、最も憧れたのが、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てきた、カムパネルラが銀河ステーションでもらったという、黒曜石でできた正座盤です。艶やかな、黒曜石でできた正座早見。まるで濡れた夜のような石の表面に、夜空の星を散りばめた盤はどんなものだろうと、想像するだけでうっとりしてしまいます。いつか手に入れたいと願いつつも、いまだに叶ってはいません。
★ちゅんこオススメ今月の切手★
石好きの私がもうひとつ好きで集めているのが、記念切手です。その季節に合わせた切手で手紙を送るのが好きなのですが、最近一番ヒットだったのが、2月発売された「ミッフィー」のグリーティング切手です。ミッフィーの切手はこれまで何度も発売されているのですが、今回はなにが違うって、なんと、ウサギの耳のカタチにシールが切り抜かれているのです! もうすでに完売している郵便局もあるのですが、まだちらほらと残っているところもあるようです。(ちなみに私はたっぷり使うつもりで、3シートも購入してしまいました!)この機会に愛らしい切手で
懐かしいあの人に、春のお便りなんていかがでしょうか?
(ちゅんこ)