2016.07.14

【スタッフコラム】ドラマばかり見ている byかわうそ

こんにちは、かわうそです。7月も中盤ということで毎日暑いですね。わたしは映画でもドラマでもなぜか「夏の物語」に惹かれることが多く、先日からスタートしたドラマ『時をかける少女』なんて、もう大好きです。皆さまにもそれぞれ、お気に入りの夏の映画やドラマがあるのではないでしょうか。ということで今回は、かわうそ的オススメ夏ドラマ3作品をご紹介します! 

【第3位】ビーチボーイズ(1997)

反町隆史、竹野内豊という当時人気絶頂だった二人の主演でおくる、男の友情ドラマ。ヒロイン役にこちらも大人気だった広末涼子。彼女にドハマリしていたわたしは毎週欠かさず観ていました(歳がバレます…)。人生に悩む、いわゆるモラトリアム状態の男二人が、海沿いの町で過ごすひと夏。正直、カッコイイ男子とカワイイ女子が「好きなの…」とか「オレはこれからどう生きて行けば…」とか言ってるだけ、といえばそれまでなのですが、作品全体に流れる“もう二度と戻って来ない夏の日”という雰囲気がたまらなくイイのです。

【第2位】ランチの女王(2002)

老舗洋食店を舞台に、ヒロインと、店を営む四兄弟との恋模様を描いたラブコメディ。とにかく出演陣が豪華で、主人公に竹内結子、四兄弟に江口洋介、妻夫木聡、山下智久、堤真一。他にも山田孝之、瑛太など今では考えられないほどのメンバーが一同に会しています。放送当時は観ていなかったのですが、後にDVDで観た際にハマってしまい、深夜までぶっ続けで鑑賞。恋して、兄弟ゲンカして、店の危機があって…と、まあベタなお話なのですが、一人一人のキャラクターが面白くてついつい止まらなくなってしまうんです。カラッとした気持ちの良いドラマなので、暑い夏の日にもぴったり。

【第1位】それでも、生きてゆく (2011)

幼女誘拐殺人事件の被害者家族と加害者家族の対立と葛藤を描いたヒューマンドラマ。同時に一組の男女のラブストーリーでもあります。「何度も取り上げてすみません」という感じではありますが、坂元裕二脚本作品。「被害者家族」と「加害者家族」という究極の対立関係を深く掘り下げ、視聴者に「自分ならどうするか? どう考えるか?」と常に突き付けてきます。夏の静岡が舞台。重いテーマとは裏腹に太陽の光や、湖の水面、山の緑が美しく、夏のドラマだと感じさせられます。う~ん、この作品の魅力については数百字では書き尽くせない。ぜひ観てほしいドラマです。

(かわうそ)