2016.09.29

【スタッフコラム】ドラマばかり見ている。 byかわうそ

~前回のあらすじ~
数あるテレビドラマに対して「ドラマオーディション」をおこない、選抜番組を選んで視聴するという、かわうそ。予備選考にあたる「書類審査」では、脚本家、出演者、演出家、プロデューサーをチェックし、ざっとふるいにかけるという。続く、「1次審査」「最終審査」とは――?
(前回はコチラから→http://archives.mag2.com/0000263719/20160901100000000.html)

というわけで、前回のダイジェストを連ドラの「これまでのあらすじ」っぽく書いてみました、かわうそです。書類審査が終わり、1次審査に移っていくわけですが、ここが最も重要です。その内容はズバリ「第1話を観る」というもの。「何やそれ、当たり前やん」という声が聞こえてきそうですが、ドラマのつくり手は第1話に最も時間も労力もかけます。初回で視聴者が離れてしまうと、後で取り戻すのは難しいので、出し惜しみはしません。第1話にはその作品の面白さが最大限に詰め込まれています。

そんな気合いの入った第1話を観て、以下3つのカテゴリに分けます。
1.「めちゃくちゃ面白い」……最終審査を飛び越して「毎週観る」
2.「まあ悪くないかな」……第2話を観て判断する「様子見」
3.「これはちょっと」……以降の回はもう観ない「ごめんなさい」

ちなみに、一気に「毎週観る」に入るのは、1割あるかないかという感じで、狭き門。最近では、「ゆとりですがなにか」が飛び級で選抜入りしました。

で、「最終審査」です。見極めるのは「様子見」の番組。最終審査の審査方法はズバリ「第2話を観る」です。またもや「当たり前やん」なのですが、「2話までで面白くならなければ、以降面白くなることは、ほぼない」というのが、わたしのこれまでの経験から導き出した結論です。やはりスタートにその作品のすべてが出るのです。

こうして最終ジャッジを経て、ついに「選抜番組」が決まります。最終的に、3~4番組くらいを観ることが多いですね。ここまで全2回にわたり、ドラマの選別方法をご紹介してきました。まとめると「最長2話まで観て決める」というのが、わたしのドラマの選び方です。この方法だと、なんとなくテレビの画面をながめるのではなく、「自ら選び抜いた番組を観ている」という意識から、より集中してドラマ鑑賞を楽しむことができます。審査中は結構な数の番組を観ることになるので、なかなか大変ではありますが。よろしければお試しください。

(かわうそ)