2016.10.27
【スタッフコラム】うどん粉色彩検定 byうどん粉くん
何を着たらいいか悩んでしまう季節の変わり目も過ぎて、もうすっかり秋ですねぇ。北国出身で、近年ビール太りが著しい自分にとっては、快適な季節がやってきました。夏の間は、いかに汗をかかずに過ごすかという一点集中で服装を選んでいたので(というか選択の余地もなかったのですが…)、着る服はもう金太郎飴レベルで一辺倒でした。なので、自然と上着を羽織ろうと思えるだけで、最近は気分上々です。
そうした服装が変わる季節に、ファッションの話でよく出てくるのが流行色です。情報番組や雑誌で当然のように「今季のトレンドカラーは~…」とか言われますが、そもそも「それって誰が決めているの?」と疑問に思ったことはありませんか? 実は、インターカラーという国際的機関が決めているのです。この機関は日本をはじめとした15カ国加盟しており、それぞれの国が提案色を持ち寄って春夏カラーと秋冬カラーを年2回発表します。しかもこの流行色は、実シーズンの2年前に決まります。何だか不思議な感じがしますよね。その情報を取り入れた素材展がヨーロッパで開かれ、実シーズンの約半年前に開催されるのが有名なあのパリコレを含む4大コレクションなのです。このコレクションで発信されたトレンドが、私たちの手に届く商品に反映されます。
たとえ流行色を気にしていなくても、街ゆく人の服装を見ていると最近この色を着ている人をよく見るな?、と思えばパッタリ見なくなったりと、色の流れを感じ取れますよね。その流れは実に目まぐるしくて、面白い。当館の受付から外の景色を見ながら、街の変化だけではなく行き交う人のそんな色の変化に季節を感じつつ、あ~服が欲しい…と物欲の秋に浸ってしまううどん粉なのでした。
あ! ちなみに4月から色彩検定3級に向けて勉強してきましたが、とうとう試験日まで残り1ヶ月を切りました! 先日申し込みも済ませたので、物欲の秋から勉学の秋にどうにかシフトチェンジしたいものです。
(うどん粉くん)