早稲田松竹の日常も、もうすぐ春です。春と言えば桜ですね。東京でお花見というと、場所取りが大変と聞きますので、私はお花見散歩が好きなのです。早稲田松竹の近所にも、お花見散歩スポットがあります。

まずは、早稲田の学生や近所の子供たちで賑わっている戸山公園です。賑やかで活気のあるお花見散歩におすすめ。お次は、神田川沿い。川面に流れる花びらを眺めながらゆったりと風情のあるお花見散歩に最適です。春の陽気に包まれながら早稲田松竹に来る前や、映画を観た後、少し歩きたいなと言う時に足をのばせば、いつもとは違う日常を感じられると思います。

また、春は新たなスタートを迎える時期です。スタッフの休日希望を記入するシフトカレンダーにも、男女の新たな門出である「結婚式」の文字がちらほらと書かれています。先日、私の元にも学生時代の友人からの招待状が届きました。そこには「ご祝辞と余興をお願い致します」のカードが入っていました。

大切な友人の為に一肌脱ごうと、この事をスタッフに相談することにしました。実は、早稲田松竹のスタッフの中には余興を数多くこなしたベテランが数名います。話を聞くと、今までに様々なアーティストのダンスを踊ってきたそうです。人前に強く、踊れるスタッフが早稲田松竹にはいるのです。

しかし、私は人前に立つと足は震えるし、ダンスの才能はこれっぽっちもありません。余興は、これから学生時代の友人たちと久しぶりに集まって、何をするか決めていけば良いとして、人生初の祝辞の役目に震えております。震える私に、支配人は「スピーチ辞典」の本を貸してくれました。また、ナレーションの仕事をしているスタッフは読む練習に付き合ってくれます。

いつもこんな感じでサポートしてくれる早稲田松竹の日常の中で、私も新たな一歩を踏み出せる予感がする今日この頃です。

（KANI-ZO）