2023.02.02

【スタッフコラム】うどん粉デザインばなし byうどん粉くん

気づけばもう2月。年始のタイミングで新しいことをはじめた方も、ちょっとひと休みしたくなる頃ではないでしょうか。そういう自分もコツコツとなにかを継続するのが苦手なのですが、子供の頃からの習慣で唯一続いているのがヨーグルト生活です。フルーツが入っていたり、生クリームやバニラを使っていたり、最近だとプロテインが豊富なヨーグルトなんかも出てきていますが、僕はずーっと変わらずシンプルなプレーンヨーグルトにお世話になっています。今回はそんなヨーグルトへの愛をお伝えしたいと思います。

朝起きたらまずヨーグルト。仕事から帰ってきてご飯を食べる前にヨーグルト。ヨーグルトを食べていたら元気な気がする、そんなアバウトな健康法に近い感覚で一日二食のヨーグルト生活がルーティンになっています。でも子供の頃は、プレーンヨーグルトに付いてくる袋入りの顆粒砂糖が好きでヨーグルトを食べていました。フツーの砂糖じゃダメなんです。冷たいヨーグルトにかけてもサッと儚く溶けていき、口当たりの邪魔をしない顆粒砂糖の活躍があってこそのヨーグルトでした。ときどき親の目を盗んで、追い顆粒砂糖を投入してさらに甘くなったヨーグルトは、背徳感がありながらも至福の味わいでありました。

しかし、ある日事件は起きたのです。いつものように買ってきたヨーグルトのフタを開けると、そこにあるはずの顆粒砂糖がない! 自分が普段買っているメーカーだけなのかもしれないと、別のも買ってみましたがどれも同じでした。あまりにも突然のお別れ。ただこの顆粒砂糖を失ったことで、ある意味はじめてヨーグルトと向き合えたのかもしれません。そうして僕は、プレーンヨーグルトをそのまま食べるというネクストステージに足を踏み入れたのでした。最初は酸味の強さばかり気になっていたのが、食べていくうちにだんだん酸味の先にあるプレーンヨーグルトならではの甘味とコクに出会ったのです。「今まで顆粒砂糖のやさしさに甘えて、気づかずごめんよ。はじめまして、ヨーグルト本来の甘みとコクよ!」ヨーグルトの深淵へ近づけた歓び、そして自分が大人の階段をのぼっているような興奮を覚えました。

ちなみに僕のお気に入りヨーグルトは、雪印メグミルクのナチュレ恵megumi。どちらかというと酸味が強めだけれど、やさしい口当たりで後味があっさりなので毎日食べていても飽きません。ヨーグルトのパッケージというと、青や緑といった清潔感をイメージしたカラーのデザインが多いですが、ナチュレ恵megumiは赤を使ったやさしくあったかいデザイン。ネーミングの「恵」という漢字を潔くセンターに配したデザインも他とは一味違って大好きです。さ、今日も忘れずに買って帰らないと♪

(うどん粉くん)