2018.02.08
【スタッフコラム】日々是好日(ときどき鉱石) byちゅんこ
この時期、受付に入っていると、可愛らしいお客さまが訪れます。それは、メジロ。チーチーという声が聞こえて外に出てみると、明るい緑色をした鳥が木にとまっています。支配人から聞いた話では、この小さなお客さまは毎年訪れているそうです。
巣でもあるのかしらとあたりを見回しても、それらしいものは見当たりません。別のスタッフに話を聞いてみたら、どうやら植木になっている実を食べにきているようです。どれどれと見たら、ありました。まるでブルーベリーみたいな黒い実がなっています。
実はこの木、ハマヒサカキといいまして、別名「ガス会社泣かせの木」とも言われているそうです。秋頃に白い小さな花を咲かせるのですが、この花の臭いが人によってはガスの臭いに感じるらしいのですね。
かくいう早稲田松竹の近所でも、去年の秋頃、ひょっとしたらどこかでガスが漏れているんじゃないかという話になったのですが、原因はこのハマヒサカキだったようです。ちなみにこのハマヒサカキ、潮風や乾燥にも強いことから海岸などに多く生育するらしいです。
追記。
さて、このメジロ、小さな体なのに食欲旺盛です。ここ数日ぱったりとその姿を見なくなったと思ったら、その実はすべて食べつくされていました。
(ちゅんこ)