毎年ニュースで猛暑猛暑と言っているような気がしますが、今年は本気（マジ）ですね。外に出ると熱気が体に纏わりついてくるし、寝てもイマイチ疲れがとれません。そんな夏のせいにして、いつもビールに手を伸ばしていたのですが、夏の新しい相棒を見つけました。それは、氷菓アイスボックス〈グレープフルーツ〉です！

30年近く愛され続けているアイスなので、今さら感ハンパないですよね（笑）。でも恥ずかしげもなく、改めて推したいのです！　まずなんといっても、あの氷のザクザク感とスッキリ感。シャリシャリ系のアイスは他にもありますが、食べた後の爽快感はぶっちぎりです。また、食べている間に溶けだす氷のシミシミ感もたまりません。そしてあのパッケージデザイン。アイスボックスは89年に発売開始してから、今もほとんど変わらないデザインです。カップ型という斬新さとシンプルなロゴデザインは、今見てもめちゃめちゃスタイリッシュです。子供の頃みんなでアイスを食べるときもアイスボックスを選んで、ひとりで悦に入っておりました。

そして地味にすごいのが、あの容器の素材。アイスボックスといえば、食べながら中の氷を揉みほぐすのが重要ですよね。普通のプラスチックだと容器が割れてしまうし、紙パックだとつぶれてしまう。それを可能にしたのが「オパレイ」という新しいプラスチック素材です。あの絶妙に手にフィットとする柔らかさがあるから、おいしくアイスボックスが食べられるんですね～。しかも、あのおいしさで13キロカロリーだなんて…愛すっきゃない！　アイスボックスの誕生秘話はこちら(https://www.morinaga.co.jp/ice/icebox/story/)で紹介されているので、チェックしてみてください。

ちなみに、期間限定ユニット「ICE BOX」があったことを覚えているでしょうか？　94年の話なので、僕もCMで聞いたことがある程度の記憶だったのですが、今見たらこれがすごいんです。吉岡忍、池田聡、中西圭三、伊秩弘将という、90年代ならではの謎の豪華メンバー。しかも1stシングル「冷たいキス」の作詞をしているのは秋元康です。これぞ90年代パワー！吉岡忍さんのまっすぐで涼やかな歌声はなんとなくドリカム感があり、実に懐かしくエモいので、ぜひアイスボックスを食べる際は、BGMに「冷たいキス」を♪

（うどん粉くん）