2018.08.09

【スタッフコラム】二十四節気・七十二候とボク by上田

二十四節気:立秋(りっしゅう)、初候:涼風至(すずかぜいたる)

8月7日の立秋が過ぎ、台風がやってきましたね。このくらいの時期から日暮れ時には虫が鳴きはじめ、暑い風が秋の涼しい風に替わる頃だと言われています。ヒグラシなどが鳴き始めるとこの暑かった夏もいよいよ終わりですね。そういえば今年の夏は「平成最後の夏」という言葉をよく目にしました。

そう言ってみれば、来年の5月まではすべて平成最後の秋、平成最後の冬、平成最後のおおみそかなど、すべて平成最後の~になってしまうわけですが、「平成最後の夏」は「夏=遊ぶ」という解釈から、「最後の夏」は「もう二度と来ない夏を遊びつくせ!」という若者たちへの号令となったようです。

猛暑日が続いたことも手伝って、海水浴に出かける人が例年に比べ多かった今年の夏。私も上京してからめったに行く機会がなかった海水浴へ熱海に行って参りました。台風の直後だったので、崖がくずれているところや、倒壊した海の家の残骸などがあり、砂浜にもその漂着物が残っていましたが、少し沖の方まで泳いでみるとキレイな水で泳ぐことができました。波打ち際を離れて足がまったく届かないところで潜ると、ひんやりと冷たい水に驚いてしまって少し怖いと感じました。この感覚も久しぶり。海って少し怖いですよね。

さらに、ほとんど初めて泳いだ関東の海で驚いたことは、私の故郷の福岡の海とは味が違うということでした。沖縄の海の味がしょっぱくないという話は聞いたことがありましたが、まさか熱海でも違うとは思いませんでした。よくよく考えてみれば色んな地方で塩を売っているのですから、味が違うのも当然ですが、なぜこんなに味が違うのかについては、ちょっと調べただけではわからず。興味がわいてきたので、調べてみようと思います。これが私の平成最後の夏休みの自由研究の課題かな。

(上田)