カレーライス専門店「ブラザー」の絶品「鯖キーマ」

この夏、私はとっておきのカレーに出会いました。その名は、「鯖キーマ」。「鯖って、あのサバ？」…そうです、サバの味噌煮やサバの缶詰でお馴染みの、あの青魚・鯖です。カレーと鯖って、意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、一度食べたら病みつき！　私もっさのカレーの新定番が誕生しました！　ということで、今回は「鯖キーマ」が絶品のカレーライス専門「ブラザー」をご紹介いたします。

お店はJR高田馬場駅すぐの、大黒屋の裏に位置します。店内は狭く、6席しかないので、お昼時に行くと並んでいる人がちらほら。この暑さの中、よく並ぶな～と思いながら、自分もその一人になります。入口は常に開いているので、お店の中も、暑い、暑い。でも、汗だくになって、辛さにヒーヒー言いながら食べるカレーは格別です！

カレーは大きく分けると6種類。チーズや納豆などのトッピングや、具の追加なども選べます。辛さは中辛・大辛・激辛・辛辛（つらから）・ハバ辛・ジョロ辛の6段階。種類によって元の辛さが違うようですが、辛い物好きのもっさ基準で言いますと、大辛までは汗をかかずとも食べられるほどの優しい辛さで、激辛ですとタオル必須の辛さです（もちろん個人差があります）。

どれもこれも美味しいに違いないのですが、皆様にぜひ一度、お召し上がりいただきたいのは、タイトルにもある「鯖キーマ」です！　鯖のほぐし身で作られたカレールウは、驚くほどに生臭さがありません。特筆すべきは鯖キーマだけにある薬味！　みょうがと三つ葉が沢山乗っていて、スパイスの効いたカレーに程良く合う和のテイスト。これが臭みを解消している秘訣でしょうか。カレーと鯖のコラボレーション～with薬味～が、一口食べるごとに美味しいハーモニーを奏でます。こちらは元々辛さ控えめなので、辛い物好きさんは激辛以上をオススメいたします。今では定番メニュー入りしておりますが、元々は期間限定メニューだったというのだから、よほどの人気なのですね。

そして、どのカレーにもポテサラとキャベツ炒めが添えてあるのがブラザーの特徴です。口の中が辛くなってきたら、甘めのポテサラを一口食べると一気に優しさが広がり、箸休めにキャベツをパクリ。さらに、カウンターには福神漬けとらっきょ…の代わりにしば漬けと玉ねぎのアチャール(ネパールの漬物)が置いてあるので、一緒に食べるとしゃきしゃき食感が楽しめます。添え物もカレーも、他にはなかなかない味。ぜひあなたも新定番に！

あぁ～、食べたくなってきました。今日のランチはここに決めた！

（もっさ）