vol.29 今月のイケメン「ジェレミー・レナー」

あっという間に年の瀬ですね。2018年もたくさんのイケメンをご紹介してきましたが、栄えあるトリを飾るのは、『アベンジャーズ』シリーズの弓矢の名手“ホークアイ”役でお馴染み、ジェレミー・レナーさんです。といってもすみません、実はわたくし『アベンジャーズ』シリーズにはそこまで詳しくなくて…。つい先日も東京コミコンのゲストで来日していたのですが、ファンの方々のSNSへの熱い投稿を高田馬場から見守っていました。

そんな、ミーハーなのにアマノジャクな私パズーが、今やハリウッドスターであるジェレミーを好きになったきっかけの作品は『ザ・タウン』(10)。ベン・アフレック演じる犯罪を稼業にする主人公の幼馴染・ジェムを演じました。坊主頭にいかつい金アクセサリー＆全身タトゥーで、キレたら手を付けられないヤバい役でしたが、全然違和感なくリアルな街のごろつきにしか見えませんでした(笑)。

近年はアクション映画への出演も増え、武器を構えた時の筋張った腕がセクシーな肉体派ジェレミーですが、実はめちゃくちゃ演技派でもあります！！　前述の『ザ・タウン』や、アカデミー賞6部門に輝いた代表作『ハート・ロッカー』(08)で見せた狂気的な演技はもちろん、普通の人の役もまた素晴らしい。『アメリカン・ハッスル』(13)や『エヴァの告白』(13)では、弱さと優しさとコミカルさを併せ持つ、実はとても難しい脇役を絶妙の按配で演じていました。主役も張れるしサブでも良い仕事する、安定信頼のジェレミーさんなのです。

現在47歳で、普段はソフトモヒカンでちょい悪オヤジ風。公式インスタグラムを覗くと、大抵は5歳になる愛娘アヴァちゃんとのひと時を映した写真が。実は彼、バツ１です。元奥様とはたった10ヶ月の結婚生活でしたが、ふたりの間に生まれたアヴァちゃんのことは溺愛しており、新たなロマンスには興味がなさそう。結婚前は数々の女優たちと浮名を流したモテ男だったんですけどね…。

今年は売れっ子イケイケDJとコラボして衝撃の歌手デビューを果たすなど、新たな活躍を見せているジェレミー。孤高のハンターを演じた社会派サスペンス『ウインド・リバー』は、2019年1月初週に早稲田松竹で上映予定！　また今までとは違う渋い魅力のジェレミーが観られますよ～。

来年も素敵なイケメンに出逢えますように。みなさま、良いお年をお迎え下さい。

（パズー）