2022.05.19
【スタッフコラム】この推しスター! byパズー
今月の推し「ジェニファー・ロペス」
前回のベニチオ・デル・トロに続き、偶然にもまたプエルトリコにルーツをもつスターを取り上げたいと思います。芸歴35年の大ベテランにして、ハリウッドでもっとも成功したラテン系女性といわれるジェニファー・ロペスさまをご紹介します。今日は彼女の昔からの愛称「J.Lo(ジェイロー)」という名で呼ばせてください。
私にとってJ.Loは、どちらかというと役者というより歌手やダンサーとしての印象。でも実は俳優活動の方が長く、97年の『セレナ』に主演し名声を得た2年後にやっと歌手デビューしています。このデビューアルバムが予想外の大ヒットを記録し、その後も続々とアルバムを発表。これまでに売れたレコードはなんと8000万枚にも上るとか。高校の頃ダンス部だった私、3rdアルバム「This Is Me… Then」は擦り切れるほど聴いたし、J.Loがプロデュースした香水のテスターの細長い紙(実物を買うお金は無く…)を、プリクラ帳に挟んでJ.Lo気分に浸ったものです。
さて、青春時代のスターである彼女になぜ今注目しているのか。それは近年の活躍ぶりが凄まじいからなのです。象徴的なのは2020年のスーパーボウルのハーフタイムショー。J.Loはシャキーラとともに、ラテン系女性アーティストとしては初のメインアクトを務め圧巻のパフォーマンスを披露しました。布面積の少ないセクシーダイナマイトキラキラ衣装を身にまとい髪を振り乱し全力で歌い踊る彼女たちは本当に最&高でした。この時の動画をたびたび見ては元気をもらっています。
映画出演は最近少ないものの、2019年『ハスラーズ』と現在日本で公開中の『マリー・ミー』の2本はJ.Lo自身のキャラクターが存分に活かされたダンスあり歌ありのテンションアガりまくりの作品です。男性に選ばれるのではなく選ぶのは女性という「The強い女」感満載の両作品。J.Loは製作にも関わっていて、常に女性をエンパワーメントしてきた彼女のブレないポリシーを感じます。
現在52歳ながら、驚異の美しさと輝きをキープ(どころか年々パワーアップ)しているJ.Loですから、当然これまで数々のロマンスで世間を騒がせてきました。3度の結婚と数回の婚約のなかで、何より有名なのはベン・アフレックとの大恋愛。『ジーリ』という作品で共演したふたりは熱烈な恋に落ち、「ベニファー」と呼ばれ2002年に婚約までしたのですが、結局破局してしまいました。しかし、「ベニファー・ヒストリー」はここで終わらなかった! なんと昨年、17年の時を経て電撃復縁! さらに先月2度目の婚約を発表! もうファンは感涙です。J.Loさま、いつまでもゴージャスなスーパースターであり続けてくださいね。
(パズー)