この度は『ノン子36歳(家事手伝い)』を上映していただきありがとうございます。
僕は長いこと東中野に住んでいたこともあって、早稲田松竹さんにはかなり頻繁に通わせてもらってます (何年か前の正月には、ゴッドファーザー三部作の「イッキ観」にも参加し、マイケルの人生に改めて涙したのを覚えています)。
思い起こせば「ノン子」がいよいよ動き出すことになった2008年の春、チーフ助監督との再会の場所として選んだのも、ここ早稲田松竹だったのです。その時、たまたまこちらで上映されていた『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』という作品が、「売れない女優」という設定でネタ的に「ノン子」と被ってるかもと思い、一緒に観ておこうとなったのです。結果、映画的なトーンは全く違い、ネタが被っているという懸念は解消されたのですが、映画自体はとっても面白く、その後の居酒屋での打ち合わせ(?)に二人して熱が入ったのを覚えています。
そうです、言ってみればノン子はこの場所から始まったのです。個人的には凱旋上映の思いです。
先日も見逃していた「シャイン・ア・ライト」を観に行った時、劇場スタッフの方に「今度ウチでノン子を上映するので舞台挨拶をしてもらえないか?」とお誘いを受けたのですが、残念ながら明日から海外の映画祭に行くことになっている為それが出来ません。