彼女を信じないでください
TOO BEAUTIFUL TO LIE
(2004年 韓国 115分)
2005年10月8日から10月14日まで上映
■監督 ペ・ヒョンジュン
■脚本 チェ・ヒデ/パク・ヨンソン
■出演 カン・ドンウォン/キム・ハヌル(『霊 リョン』)/ソン・ジェホ(『殺人の追憶』)/キム・ジヨン
詐欺罪で服役中のヨンジュは、ウソつきの才能をフルに発揮して仮釈放に成功。たったひとりの家族である姉の結婚式に向かうために、列車に乗り込んだ。ところが、うとうとしていた彼女がふと目を開けると、見ず知らずの男が彼女の足の間を覗いていたのだ!間髪を入れずに殴り蹴飛ばすヨンジュ。そんな彼女の剣幕に、他の乗客たちも大騒ぎ。
…これが、彼と彼女の出会いです。え?彼はどこ?そう、彼女の足の間を覗いた変態男です…というのは誤解で、彼=ヒチョルの話を聞くと、恋人へのプロポーズに向かう途中で婚約指輪を眺めていたとき、列車が動きだして手からぽろりと落ち、ヨンジュの足元に転がってしまったのだという。
誤解が解けて一件落着…のはずが、ヒチョルの婚約指輪がスリに擦られるのを目撃してしまうヨンジュ。列車を降りたスリの後を追い、指輪を取り戻したものの、列車はヨンジュをおいて動きだしてしまった!
一方ヒチョルは、恋人に結婚を申し込みに行くが指輪を無くしたことに気づき、恋人を怒らせてしまう。意気消沈の彼の元に父親からの電話。家に戻ってみると、さっき列車で自分を死ぬほど殴った女が、家族といるのにびっくり仰天!しかも彼女はヒチョルの婚約者になりすましていた…。その上、ヒチョルは、血も涙もないサイテー男ってことになってるし、家族はみんなして彼女の味方。彼女のせいでヒチョルの人生は大混乱!しかし、そんなふたりの間にも恋が芽生えて…、でも、彼女には、絶対に知られては困る秘密があった!!
ヒチョルを演じるのは、カン・ドンウォン。この作品につづき2回目の映画出演作『オオカミの誘惑』では、ナイーブな役柄を演じているが、本作では、とてもコミカルな演技で楽しませてくれている。一方、ヨンジュを演じるのは、キム・ハヌル。とびきりの美人ではないけれど、彼女のコロコロ変わる表情はとてもキュートで魅力的だ。テンポ良く進んでいくストーリーと、彼女の表情の可愛らしさに、男女を問わず引き込まれてしまうはずです。
(ロバ)
オオカミの誘惑
ROMANCE OF THEIR OWN
(2004年 韓国 115分)
2005年10月8日から10月14日まで上映
■監督・脚本 キム・テギュン(『火山高』)
■出演 チョ・ハンソン /カン・ドンウォン/イ・チョンア /チョン・タヘ
女の子の憧れが映画になった。大ヒット号泣ラブ・ストーリーついに上陸!
あのヨン様やイ・ビョンホンを抜いて、いまや韓流スターNo.1との呼び声の高いカン・ドンウォン。そのカン・ドンウォンの魅力を充分に堪能できる二本立てをお届けします。
両親の離婚後、父親と暮らしていたハンギョン。父が亡くなり、再婚した母親と暮らすためにソウルに上京したところから物語は始まります。そこで出会った、カンソン高校のリーダー、ヘウォン。隣の高校のライバルテソン。犬猿の仲のこの2人から求愛されたハンギョン。高校生の切ない三角関係を疾走感溢れる映像で描いています。
監督は、タランティーノから絶賛された、学園武峡アクション・ファンタジー大作「火山高」のキム・テギュン。今回も迫力のアクションシーン満載です。(主演の2人はなんとノー・ワイヤー、ノー・スタント!)
“隠された秘密”“悲しい運命”“号泣のラスト”。単なる<少女漫画>で終わらない珠玉のエンターテインメント、『オオカミの誘惑』。必見です。
(nico)