S.W.A.T.
S.W.A.T.
(2002年 アメリカ 111分)
2004年1月31日から2月6日まで上映
■監督 クラーク・ジョンソン
■原案 ロン・ミタ/ジム・マクレイン
■脚本 ディビット・エアー/デビッド・マッケンナ
■出演 サミエル・L・ジャクソン/コリン・ファレル/ミシェル・ロドリゲス/LL・クール・J/ブライアン・ヴァン・ホルト
(C)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント麻薬王アレックス(オリヴエ・マルティネス)が逮捕され報道陣が詰め掛けた。彼は宣言した。「俺を逃がした奴に、1億ドルを払う」と…
380万人のロス市民が注目する、かつてない護送劇。この困難な任務を実行するのは、ホンド(サミエル・ジャクソン)率いる、6人のS.W.A.T.。ストリート(コリン・ファレル)も所属する、ロス市警の精鋭たちだ。
誰もが賞金を狙う可能性のある、緊迫した状況。守るべき市民は、敵か?味方か?そして、更なる敵がホンドたちを待ち受けていた…。
今から2年前のこと。S.W.A.T.隊員のストリートとポーカーは、ある事件で上司の命令にそむき、二人揃ってデスクワークに降格処分。辞めるというポーカーと、処分を受け入れるというストリート。軍隊と警察で長年共にし、心を許しあった二人の意見は対立。ポーカーだけが警察を去った。
そして今、ポーカーは麻薬王の宣言を聞いている。全てを失った彼は1億円を手にする決意を固めた。LA全体が敵かもしれない状況の中、最大の敵が6人に迫る。
S.W.A.T.の手の内を知り尽くすポーカーだ。渦巻く欲望と憎しみ、裏切り。予測不可能の展開が、今、ド迫力のスケールで繰り広げられる。
アメリカのテレビ史に燦然と輝くアクションドラマで今もカルト的ファンを持つ。1975年〜1976年に放映。日本でも『突撃狙撃隊S.W.A.T.』の名前で放映された。銃犯罪と暴動が頻発した時代背景の元番組が誕生。S.W.A.T.たちのクールで冷静なアクションに市民は熱狂したがバイオレンス色の強さの為、しばしば論争の的になった。
(WING)
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE
(2003年 アメリカ 106分)
2004年1月31日から2月6日まで上映
■監督 マックG
■製作・出演 ドリュー・バリモア
■脚本 ジョン・オーガスト/コーマック・ウィバーリー/マリアンヌ・ウィバーリー
■出演 キャメロン・ディアス/ルーシー・リュー/デミ・ムーア/バーニー・マック/クリスピン・グローヴァー/ジャスティン・セロー
■声の出演 ジョン・フォーサイス
昔むかし、3人のとても個性的な少女たちがいました。3人はそれぞれとても個性的な女性へと成長しましたが、たった3つだけ共通点があります。3人とも賢いこと。 3人とも美しいこと。そして3人とも、私のために働いていること。私の名は、チャーリー。
映画のオープニングにも登場するこの有名なモノローグは1976年から1981年にかけて米ABCでオンエアされたTV版『チャーリーズ・エンジェル』からのもの。
米TV界きっての敏腕プロデューサーであったアーロン・スペリングは女性探偵を主人公にしたアクション・ドラマを企画、品行方正でアクションもこなす美女たちが悪い男たちをやっつけるという、当時にしては画期的な設定で、全米視聴率25%の大ヒット作に導いた。
『エイリアン』のシガニー・ウィーバーから始まったと思われる「かわいい顔してとんでもないアクション」もの。『トゥームレイダー』や『バイオハザード』、つい最近の『ターミネーター3』など、見事なプロポーションの女性による‘戦士’ブームを、この映画も見せてくれる。
『チャーリーズ・エンジェル』はスタートこそTVであったがこのジャンルにおいての本家本元である。シリーズ2作目、全ての点でパワーアップされたこの作品、とにかく楽しんでいただきたい。
(WING)