ギフト
THE GIFT
(2000年 アメリカ 112分)
2003年8月30日から9月5日まで上映 ■監督 サム・ライミ
■脚本 ビリー・ボブ・ソーントン/トム・エッパーソン
■出演 ケイト・ブランシェット/ジョヴァンニ・リビシ/キアヌ・リーブス/ヒラリー・スワンク/ケイティ・ホームズ/グレッグ・キニア

★本編はカラーです。

(C)アミューズピクチャーズ

普段は町の占い師として生計をたてながら静かに暮らしているアニー。彼女は人の運命を見抜く特別な“能力”を持っていた。彼女がおそろしい夢を見ると、いつもショッキングな事件が起きる。

ある日、富豪の娘ジェシカの失踪事件が起こり、アニーはその行方を占うことになる。しかしアニーの脳裏に浮かんだのは血なまぐさい殺人現場の光景だった。

picやがてその悪夢のままにジェシカの変死体が発見される。凶暴なプレイボーイ、ドニーが容疑者として逮捕されるが、その事件の裏には想像を超えたショッキングな真実が隠されていた…。

『ダークマン』や『シンプル・プラン』で心理ホラーの鬼才となったサム・ライミ監督が、『スリング・ブレイド』でアカデミー脚本賞受賞のビリー・ボブ・ソーントンが無名時代に書いた“幻のシナリオ”を映画化。

神から与えられた霊感という超感覚(ギフト)のため、ショッキングな殺人事件に巻き込まれるヒロイン。超自然現象と戦慄の猟奇事件の謎を交錯させたライミ・ワールドを繰り広げている。

picロケーションは南部の町サバナ。のんびりした雰囲気で知られる場所だが、一方、ブードゥ魔術や幽霊の噂にも縁のある土地柄で、実際に撮影が行われた郊外のリゾート地も、犯罪がらみの殺人が多かった地域。この土地の妖しい雰囲気が見事に映画の緊張感と恐怖を高めている。

主人公アニーを演じるのは、その並外れた演技力を絶賛されたケイト・ブランシェット。また彼女の命をつけ狙うドニー役には、キアヌ・リーブスが演じ、これまでより100倍凶暴な汚れ役に挑戦、新境地を見せている。

出演者はそろってライミ監督のファンばかりで、中にはキアヌのように、ライミの映画に出演できるという理由で、ノーギャラで出演した俳優もいる。


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ヘヴン
HEAVEN
(2001年 アメリカ/ドイツ/イギリス/フランス 96分)
pic 2003年8月30日から9月5日まで上映 ■監督 トム・ティクヴァ
■製作総指揮 アンソニー・ミンゲラ/シドニー・ポラック
■脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピエシェヴィッチ
■出演 ケイト・ブランシェット/ジョヴァンニ・リビシ/レモ・ジローネ/ステファニア・ロッカ

(C)アスミックエース・エンターテインメント

イタリア、トリノ。29歳の美しい英語教師フィリッパは高層ビルの最上階を目指していた。夫を死へと誘い、生徒たちに麻薬を売り、無数の人々を不幸にした男を殺すために。

picそして自らに課した使命を終え、全てを覚悟したフィリッパは連行された。しかし、完璧だと思われた計画は意外な展開を見せ、フィリッパは衝撃の事実を知らされる。

フィリッパが尋問を受ける取調室には、刑務官フィリッポがいた。彼は傷ついた彼女に心動かされ、恋に落ちてしまう。やがてそれを受け入れるフィリッパ。決して愛してはいけない立場のふたりだったが、人生を犠牲に愛の世界へ踏み出すのだった…。

pic1998年、低予算で製作された『ラン・ローラ・ラン』で世界的脚光を浴びたトム・ティクヴァ監督。本作では静寂の中で強い運命の愛を表現する新境地を切り開いた。

脚本は1996年、惜しまれつつ他界した『トリコロール』三部作『ふたりのベロニカ』の巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ。彼が、クシシュトフ・ピエシェヴィッチと共同執筆した遺稿“HEAVEN,HELL,PURGATORY(天国、地獄、煉獄)”の三部作のうち、唯一書き上げた幻のシナリオである。

pic世界が期待する若手監督と、世界が崇拝した巨匠との時を越えた出会い。タイプの違う二人の監督の融合が優美なラヴ・ストーリーを創り上げた。

主人公フィリッパ役にはケイト・ブランシェットが、多くを語らないヒロインの心の葛藤をクールに熱演。感情の起伏を抑え、かつ大胆に演じた。また刑務官フィリッポ役にはジョヴァンニ・リビーシが、瞳でその愛の深さを語るという難役を見事に演じている。

世界各国から集まったスタッフの才能が美しい愛の物語を紡ぎ出す。



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