3/2(土)~3/8(金)上映
戦争のはらわた12:0516:25
まぼろしの市街戦10:1014:3018:50 ~20:35
3/2(土)~3/8(金)上映★特別レイトショー
【特別レイトショー】追想21:00 ~22:45

戦争のはらわた デジタル・リマスター版
Cross of Iron

開映時間 12:05 / 16:25
サム・ペキンパー監督作品/1977年/イギリス・西ドイツ/133分/DCP

■監督 サム・ペキンパー
■原作 ウィリー・ハインリッヒ
■脚本 ジュリアス・J・エプスタイン/ハーバート・アスモディ
■撮影 ジョン・コキロン
■音楽 アーネスト・ゴールド

■出演 ジェームズ・コバーン/マクシミリアン・シェル/デヴィッド・ワーナー/センタ・バーガー/ジェームズ・メイソン

■オフィシャルサイト http://cross-of-iron.com/

■パンフレット販売未定

©2011 – LCJ Editions et Productions. ALL RIGHTS RESERVED.

帰る場所はどこにもない——。

1943年ロシア戦線。ソ連軍との戦闘が激化する中、ドイツ軍は撤退を余儀なくされていた。そのドイツ軍の小隊長、シュナイター伍長は肩書きだけの無能な将校をひどく嫌っていた。新指揮官のシュトランスキー大尉も例外ではなかった。彼の望みはドイツ軍最高の勲章<鉄十字章=Iron Cross>を手にいれることだった。私欲だけの無能なシュトランスキーを軽蔑するシュナイター、彼等の関係は険悪なものになっていった。そして部隊が総攻撃を仕掛ける中、シュトランスキーは勲章を手に入れるためにシュナイターの部隊を策略にかけるのだった——。

“血まみれサム“の異名を持つペキンパーの傑作にして、戦争映画の金字塔!

舞台は第二次世界大戦下の独ソ戦。1941年から44年にかけてドイツ軍とソ連軍が壮絶な死闘を繰り広げ、ドイツ軍200万以上、ソ連軍1200万以上の死者が出たといわれる狂気の戦場。敵の猛攻にあい絶望的な状況に追い込まれたドイツ小隊の運命が、監督の十八番であるスローモーションを多用し、血と汗と埃にまみれた徹底したリアリズムで描かれる。

野武士のようなギラついた殺気を発散するジェームズ・コバーン、中間管理職的な疲労が滲み出るジェームズ・メイソン、見栄っぱりで小心者の上官マクシミリアン・シェルら国際色豊かなキャスティング。軍装、戦車、銃器等マニアも驚く緻密な時代考証が実現したこの映画は、「戦争とは?」「本当の敵は誰か?」「正義とは?」といった問いを否応なく突きつける。

まぼろしの市街戦 4Kデジタル修復版
King of Hearts

開映時間 10:10 / 14:30 / 18:50(~終映20:35)
フィリップ・ド・ブロカ監督作品/1967年/フランス/102分/DCP

■監督・製作・脚本 フィリップ・ド・ブロカ
■製作 ミシェル・ド・ブロカ
■原案 モーリス・ベッシー
■脚本 ダニエル・ブーランジェ
■撮影 ピエール・ロム
■音楽 ジョルジュ・ドルリュー

■出演 アラン・ベイツ/ピエール・ブラッスール/フランソワーズ・クリストフ/ジャン=クロード・ブリアリ/ジュリアン・ギオマール/ジュヌヴィエーブ・ビジョルド/ミシュリーヌ・プレール/アドルフォ・チェリ

■オフィシャルサイト http://king-of-hearts-film.com/
■パンフレット販売未定

© 1966 – Indivision Philippe de Broca

フランス映画の秀麗なタッチが美しい感動に昇華する!

第一次大戦末期、敗走中のドイツ軍は占拠したフランスの小さな街に大型時限爆弾を仕掛けて撤退。イギリス軍の通信兵は爆弾解除を命じられ街に潜入するも、住民が逃げ去った跡には精神科病院から解放された患者とサーカスの動物たちが解放の喜びに浸り、ユートピアが繰り広げられていた。通信兵は爆弾発見を諦め、最後の数時間を彼らと共に過ごそうと死を決意するが…。

卓越したユーモアたっぷりに戦争の狂気を活写する、カルト映画の傑作!

『カトマンズの男』『リオの男』等で知られる名匠フィリップ・ド・ブロカの代表作で、映画ファンに愛され続ける真の傑作。『恋する女たち』のアラン・ベイツ、『1000日のアン』『愛のメモリー』のジュヌヴィエーヴ・ビジョルドが主役を務め、ジャン=クロード・ブリアリ、ピエール・ブラッスールらフランスの名優が脇を固める。

音楽は、トリュフォーとのコンビで知られるジョルジュ・ドルリュー。常識が常識でなくなる不安を抱える現代(いま)こそ必見の映画史上に残る奇跡の一篇。今回上映する本編は海外で一コマずつ4Kにてデジタル修復が施された最新のデジタルマスター。若干エンディングが異なった日本公開版ではなく、オリジナル版にて上映。

【特別レイトショー】追想 デジタル・リマスター版
【Late Show】The Old Gun

開映時間 開場20:50 / 開映21:00(~終映22:45)
ロベール・アンリコ監督作品/1975年/フランス/101分/DCP

■監督・原作・脚本 ロベール・アンリコ
■脚本 パスカル・ジャルダン/クロード・ベイヨ
■撮影 エティエンヌ・ベッケル
■編集 エバ・ゾラ
■音楽 フランソワ・ド・ルーベ

■出演 フィリップ・ノワレ/ロミー・シュナイダー/ジャン・ブイーズ/マドレーヌ・オーズレー/ヨアヒム・ハンセン/カトリーヌ・デラポルテ

©2011 – LCJ Editions et Productions. ALL RIGHTS RESERVED.

燃えつくされた記憶に、あなただけが見えた——。

1944年第二次世界大戦下、ドイツ占領下のフランスの小都市モントールで愛する妻と一人娘と共に幸せに暮らしていた外科医のジュリアンは、ドイツ兵の最後の足掻きが続く中、妻と娘を疎開させる。後日、疎開先を訪ねた彼はドイツ兵たちに無残に殺された妻子を発見。家族と過ごした幸せな日々を追想しながら、たった一人でナチスへの復讐を実行していく…。

凄まじい暴力描写とロマンチックな追想場面のなかで繰り広げられる、男の孤独な復讐劇。

主演は『ニュー・シネマ・パラダイス』のフィリップ・ノワレと『ルートヴィヒ』のロミー・シュナイダー。『冒険者たち』のロベール・アンリコ監督による本作はフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞にて最優秀男優賞と女優賞、そして作品賞を受賞。

美しい愛と幸福の記憶と陰惨で狂気にも近いヴァイオレンス描写が交錯し、タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』への濃密な影響を感じさせる強烈なクライマックスには息をのむ。70年代フランス映画を代表する傑作。