6/7(土)~6/13(金) | |||
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本心 | 10:40 | 15:20 | |
敵 | 13:05 | 17:45 ~19:40 | |
【レイトショー】プレゼンス 存在 | 20:00 ~21:25 |
▼チケット販売時刻▼
・10:40からの二本立て >>>10:00
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー >>> 10:00
☆レイトショーは二本立てとは別料金(一律1200円)になります。
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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。
本心
The Real You
■監督・脚本 石井裕也
■原作 平野啓一郎「本心」(文春文庫/コルク)
■撮影監督 浜田毅
■撮影 江崎朋生
■編集 普嶋信一/Sylvie Lager
■音楽 Inyoung Park/河野丈洋
■出演 池松壮亮/三吉彩花/水上恒司/仲野太賀/田中泯/綾野剛/妻夫木聡/田中裕子
■第46回ヨコハマ映画祭助演女優賞・撮影賞受賞
■オフィシャルサイト
https://happinet-phantom.com/honshin/
■パンフレット販売予定
©2024映画『本心』製作委員会
★本作品は『UDCast』方式によるバリアフリー音声ガイド・バリアフリー日本語字幕対応作品となります。
「母を、作りたいんです。」“自由死”を選んだ母の“本当の心”を知るために、AIで彼女を蘇らせる――。
「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母・秋子が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母が、なぜ自ら死を望んでいたのか…。どうしても母の本心が知りたい朔也は、テクノロジーの未知の領域に足を踏み入れる。生前のパーソナルデータをAIに集約させ、仮想空間上に“人間”を作る技術VF(ヴァーチャル・フィギュア)。開発している野崎が告げた「本物以上のお母様を作れます」という言葉に一抹の不安を覚えつつ、VF制作に伴うデータ収集のため母の親友だったという女性・三好に接触。そうして“母”は完成、朔也はVFゴーグルを装着すればいつでも会える母親、そしてひょんなことから同居することになった三好と、他愛もない日常を取り戻していくが、VFは徐々に“知らない母の一面”をさらけ出していく…。
監督・脚本 石井裕也×主演 池松壮亮×原作 平野啓一郎 《人間の存在》 を揺るがす、傑作小説の映画化!
世界に誇る日本映画界屈指の鬼才・石井裕也監督が、技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写。今と地続きにある少し先の将来、“自由死”を望んだ母の“本心”を知ろうとすることをきっかけに、進化する時代に迷う青年を映し出す。
今回、主演を務めるのは、近年ますます活動領域を拡張している俳優・池松壮亮。時代に置いてけぼりにされた青年・石川朔也を、あえて地に足の着かない不安定な演技で見事に体現。池松演じる朔也の母・秋子役には数多くの名作映画に出演してきた俳優・田中裕子が扮し、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という未知の“2役”に挑み、圧倒的な存在感を見せつける。そして、俳優として成長著しい三吉彩花が、秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好を好演。彼女が朔也の人生に与える影響とは…。さらに、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡といった名実ともに日本映画界を牽引するオールスターキャストが集結。
リアルとヴァーチャルの境界が崩れ、利便性が異常進化し続ける今、時代の変化に彷徨う人間の《心》と《本質》を描く、革新的なヒューマンミステリーが誕生した。
敵
Teki Cometh
■監督・脚本 吉田大八
■原作 筒井康隆「敵」(新潮文庫刊)
■撮影 四宮秀俊
■編集 曽根俊一
■音楽 千葉広樹
■出演 長塚京三/瀧内公美/河合優実/黒沢あすか/中島歩/カトウシンスケ/髙畑遊/二瓶鮫一/髙橋洋/唯野未歩子/戸田昌宏/松永大輔/松尾諭/松尾貴史
■第37回東京国際映画祭東京グランプリ賞・最優秀男優賞・最優秀監督賞受賞/第18回アジア・フィルム・アワード作品賞ほか5部門ノミネート
■オフィシャルサイト
https://happinet-phantom.com/teki/
■物販情報
・パンフレット販売予定
©1998 筒井康隆/新潮社
©2023 TEKINOMIKATA
★本作品は『UDCast』方式によるバリアフリー音声ガイド・バリアフリー日本語字幕対応作品となります。
私 そんな先生が みたかったんです
妻に先立たれ、20年間一人暮らしの元大学教授、渡辺儀助、77歳。捨てきれない煩悩と向き合いつつも、講演や執筆で僅かな収入を得ながら、人間関係も整理し、遺言書を書き終え、預貯金が後何年持つか、すなわち自身が後何年生きられるかを計算しながら、管理された日常を平穏に送っている。だがそんなある日、パソコンの画面に「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる。「敵」とは何なのか。逃げるべきなのか。逃げることはできるのか。自問しつつ、次第に儀助が誘われていく先にあったものは――。
熟練を極めたクリエイターと俳優が挑む、人生最期の「讃歌」。
原作は、「時をかける少女」「パプリカ」などの大人気SFから、メタフィクションまで数々の作品を生み出してきた筒井康隆。毀誉褒貶の数々を経て辿り着いた現代老人文学の最高峰ともいえる本作では、いつか来る終わりに向けて生きる元大学教授の慎ましやかな暮らしが描かれるが、その先には筒井流の一筋縄では行かない「仕掛け」が待っている――。
監督は、映画から舞台まで数々の作品を手がけている吉田大八。長年愛読していた原作をついに映画化した。主演は俳優歴50年を迎え、12年ぶりの映画主演を果たした名優・長塚京三。かつてパリ大学ソルボンヌ校にてフランス文学を修了し、フランスで映画デビューをした経験が、 フランス近代演劇史を専門とする元大学教授の渡辺儀助役に活かされてる。
極めて緻密でプライベートな描写によって、我々はいつの間にか儀助の暮らしに入り込み、亡き妻・信子(黒沢あすか)を懐かしく思い出し、教え子の鷹司靖子(瀧内公美)、バーで出会った菅井歩美(河合優実)に胸をときめかせてしまう。すべての人に等しく訪れるであろう「敵」を見事なまでに映し出した、人生最期をどう締めくくるかを問う、心揺さぶる人間ドラマが誕生した。
【レイトショー】プレゼンス 存在
【Late Show】Presence
■監督 スティーヴン・ソダーバーグ
■製作 ジュリー・M・アンダーソン/ケン・マイヤー
■脚本・製作総指揮 デヴィッド・コープ
■撮影 ピーター・アンドリュース
■編集 メアリー・アン・バーナード
■音楽 ザック・ライアン
■出演 ルーシー・リュー/クリス・サリヴァン/カリーナ・リャン/エディ・メデイ/ウェスト・マルホランド
■2024年サンダンス映画祭プレミア上映
■オフィシャルサイト
https://longride.jp/presence/
■物販情報
・パンフレット販売予定
★本作品は特別レイトショー上映です。
☟入場料金
一律1200円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします。
© 2024 The Spectral Spirit Company. All Rights Reserved.
本当に怖いのは人間か、幽霊か
[それ]は、一家が引っ越してくる前からそこにいる。[それ]は人に見られたくない家族の秘密を目撃する。母親にも兄にも好かれていない、10代の少女クロエに異常なまでに親近感を持つ。彼女に何かを求めているのか、いや、必要としているのか。家族と一緒に過ごしていくうちに、[その存在]は目的を果たすために行動に出る。
映画全編「幽霊」目線――圧倒的没入感!新感覚エモーショナルホラー
『トラフィック』にてアカデミー賞4部門を制覇し、第一線で活躍し続けるスティーヴン・ソダーバーグ監督。大人気シリーズ『オーシャンズ』3部作、新種ウイルスが感染拡大し人類を脅かす恐怖を描いた『コンテイジョン』など、幅広いジャンルの作品を手掛けてきたソダーバーグ監督が初めて挑戦したホラー作品が『プレゼンス 存在』だ。『ジュラシック・パーク』『ミッション:インポッシブル』ほか映画史に残る数多くの名作を手掛けた脚本家デヴィッド・コープとタッグを組み、今までに見たことのない新感覚ゴースト・ストーリーを創り上げた。
本作の全編【幽霊目線】という画期的なアイデアは「もし私がその“存在”なら何を見るだろう?」と考えた監督自身によるもの。撮影も監督本人が担当し、カメラは幽霊が自分の不安により震えながら歩き周り、家族の悲劇に驚き、苦悩する目線で動き回る。観客はいつしか「それ」に引き込まれ、幽霊と一体化してしまう!