【2024/3/22(金)~3/25(月)】W-CINEMA はじまりの映画たち/早稲田大学映像制作実習コラボレーション上映2024

<学生作品>藍の底
【Student film】Ai no soko

新井彩香監督作品/2024年/日本/23分/Blu-ray/ビスタ

■監督・脚本・編集 新井彩香
■助監督・広報・協賛 伴野友紀乃
■助監督 Kwon Jaehyun
■撮影監督・照明監督 Jeffrey Lo
■撮影助手 小川剛志
■照明・音楽 齋藤結月
■照明 菅原瑞
■録音・整音 宮本光太郎
■録音助手 田邊紗彩
■録音助手 中垣有策
■制作担当 天野眞之
■広報・協賛 高橋真子
■美術 黒田真衣
■ヘアメイク 千葉咲奈
■スチール 森島あゆ美

 
■出演 下遠航/熊田たまき/庄司浩之/鈴木はるか/千葉咲奈

★『ボケてくれてありがとう』『アカシアの道』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

家族の愛を海になぞらえて描く物語。再婚して新しい家庭を築く父のもとに、 結婚の挨拶をするために十年ぶりに帰ってきたソウタ。そこには親らしくなった 父と、まっすぐに育った腹違いの弟の姿があった。複雑な心境の中、弟のミコトが ソウタを夜の海に誘い出す。家族とすれ違いながらも、再び向き合いなおしていく。

<学生作品>ボケてくれてありがとう
【Student film】Boketekurete arigato

鈴木隆恵監督作品/2024年/日本/20分/Blu-ray/ビスタ

■監督・脚本・編集 鈴木隆恵
■撮影・編集・スチール 王点
■脚本・助監督 家根新
■助監督・渉外・録音 杉山拓
■助監督・渉外 侘美凜一
■撮影・照明 玉昇沅
■渉外・照明・広報 平尾憲治
■劇伴・整音 櫻井佳音
■会計・録音 谷菜摘
■キャスティング・衣装 中山穂乃香
■広報 喜多諒太朗
■美術・衣装 清水愛菜
■スチール 水谷太紀
■制作 野呂田寧々
■録音 小川達也
■制作 中井献人
■広報 板垣凛
■整音 青田真
■車両 山本耕平

■出演 兼高哲/木許昌子/鷺谷政明/細井ゆうた/三原哲郎

★『藍の底』『アカシアの道』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

空腹から万引きに走る佐藤朗(25)。店員に追いかけられ、逃げ込んだのは、ひとけのない一軒家。金品を漁る中、予期せぬ家主:持田和子(79)の帰宅から、押し入れに隠れることに。押し入れから、こっそりと覗く中で、和子の認知症に翻弄されてゆく朗。普通とは少し違う、変わった二人の物語。

<参考上映作品>アカシアの道
Acacia Walk

松岡錠司監督作品/2001年/日本/90分/35mm/ビスタ/MONO

■監督・脚色 松岡錠司
■原作 近藤ようこ
■プロデューサー 堀越謙三/松田広子
■撮影・照明 笠松則通
■編集 普嶋信一
■音楽 茂野雅道

■出演 夏川結衣/渡辺美佐子/杉本哲太

★『藍の底』『ボケてくれてありがとう』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

おかあさん、私、ずっと手をつないでほしかった。

編集者として働く美和子は30歳。幼い頃、美和子にはつらく当たり続けた母・かな子がアルツハイマーを患わっていると知り、しかたなく再び実家に戻ることになる。「介護」の負担は増していき、仕事もままならなくなり、美和子のいらだちはつのる。つい母を怒鳴りつける自分に、かつて自分を罵倒した母の姿が重なり心は痛む。そのストレスから逃れるように、かつての恋人・沢木に心の安らぎを求めるが、彼女の孤独感は増すばかりで…。

母からの大きな心の傷を受けた女性が、「介護」を迫られ再び母親に向かい合うことで、その関係について新しい視点を獲得しようとする物語。近藤ようこの原作コミックを映画化した『バタアシ金魚』『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司作品。

<学生作品>未明、落ちる星
【Student film】Mimei, ochiru hoshi

三宅香帆作品/2024年/日本/22分/Blu-ray/シネスコ

■監督・脚本 三宅香帆
■助監督 金谷地洋/上條輝
■撮影・照明 小林示謡/三宅智之
■録音・協賛 齋藤志織
■録音 松岡直生
■美術・スチル 加川浩朗
■美術 高橋りり
■協賛 白井瞳/横峯ちひろ
■劇伴 小林克己
■撮影応援 榑林優成/中野英生/平尾憲治/廣田伊功麿

■出演 今村環/橘風奈乃/山田真愛/大友久志/杉山紗瑛/中沢雪乃

★『王様にズボンを』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

「星が降る」と言われる島で繰り広げられる2人の少女の物語。高校二年生の仲村ほたるは、絵の才能を期待されながらも将来に不安を抱えていた。そんな中、星を愛する少女山崎七奈子と出会い、独特な雰囲気に魅了されていく。子供騙しの約束に翻弄されたほたるは流れ星の夜に何を願うのか。

<学生作品>王様にズボンを
【Student film】Osama ni zubon wo

田中楽監督作品/2024年/日本/22分/Blu-ray/ビスタ

■監督・脚本 田中楽
■プロデューサー 渡邉花奈/竹内堅太郎
■撮影 上野新太/國吉紘太朗
■照明 北野陽太/三角寛/山本佳子
■録音 末竹陽拓/関根明澄
■美術・ヘアメイク 熊澤遼大/岡田響輝
■衣装 田中楽/岡田響輝/山西穂波
■編集・整音 渡邉花奈
■カラーグレーディング 北野陽太
■音楽 末竹陽拓
■助監督 大江未桜/岡田響輝
■制作 山本佳子/山西穂波/関根明澄/三角寛
■渉外・広報 末竹陽拓/三角寛
■宣伝美術 岡田響輝
■スチール 浦島将太
■ED曲 江藤駿佑
■撮影応援 青田真/板垣凛/浦島将太/菱川りこ/松月倫太郎/松村朋哉

■出演 酒井禅功/桃山華瑛/小野駿斗/三村健人/田中伊吹

★『未明、落ちる星』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

12歳、小学6年生の伊月は、転校先の学校で友達を作るために「面白い人」になりたいと思っていた。ある時、クラスメイト達がYouTuberの企画を面白がっているのをみた伊月は、自らも動画を撮ってみようと思い立つ。翌朝、クラスでは盗撮犯の噂が立っていて...。面白いって何? その疑問が、少しずつ伊月の世界を広げていく。

<参考上映作品>打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
Fireworks, Should We See It from the Side or the Bottom?

岩井俊二監督作品/1993年/日本/50分/DCP/スタンダード

■監督・原作・脚本 岩井俊二
■プロデューサー 原田泉
■助監督 桧垣雄二/行定勲
■撮影 金谷宏二
■照明 隅田浩行
■美術 柘植万知
■音楽 REMEDIOS

■出演 山崎裕太/奥菜恵/反田孝幸/小橋賢児/ランディ・ヘブンス/桜木研仁/麻木久仁子

■第34回日本映画監督協会新人賞受賞

©Rockwell Eyes Inc.

★『未明、落ちる星』『王様にズボンを』と同時上映

【2024/3/22(金)~3/25(月)上映】

一瞬の出来事がすべての運命を変える2 WAY MOVIE

小学生の典道と祐介たち男子5人は、花火を横から見ると丸いのか、平べったいのかという素朴な疑問を抱き、花火大会の夜、その答えを確かめるべく町のはずれにある灯台に行くことを計画する。同じ日、両親の離婚で転校することが決まっていたなずなは、プールで競う典道と祐介、どちらかの勝者と駆け落ちすることを企てる。

少年と少女の、淡くも瑞々しい恋を懸けた勝負の行方が、ふたつの異なる結末へと昇華する。テレビドラマの企画から生まれた作品ながら高く評価され、2017年にはアニメ映画化もされた岩井俊二の初期作。