2026.01.22
スタッフコラム「この推しスター!」byパズー

今月の推し「バリー・コーガン」
今月の推しスターは、いまクセのある役をやらせたら右に出る者はいないだろう個性派俳優、バリー・コーガンをご紹介! 今日は日本のファンからの愛称である「バリコ」と呼ばせていただきます。
アイルランド・ダブリン出身のバリコは現在33歳。ブレイクしたのは2017~2018年頃で、クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』とヨルゴス・ランティモス監督『聖なる鹿殺し』に続けて出演しました。名実ともに人気監督の作品で、それまで無名同然だったなんて信じられないほど堂々たる演技を披露し、誰もが覚えたのではないでしょうか? 2022年の『イニシェリン島の精霊』では、狭いコミュニティで厄介者扱いされる若者を演じゴールデングローブ賞に初ノミネート。この映画の影の主役はバリコだったのでは思うほど印象的な役でした。また同じ年にスタートした『バットマン』の新シリーズではジョーカーを演じることが発表され、1作目ではほぼ姿を現していないながら大きな話題を集めています。
個人的に一番良い役で出ていると思う作品は、『バード ここから羽ばたく』です。イギリスの女性監督アンドレア・アーノルドの新作で、バリコは30歳そこそこでティーンの年頃の子供を持つ、若すぎる父親を演じています。郊外の貧困地域の閉塞感が強烈かつ生々しい作品で、バリコを初めてスクリーンで観た時に感じた「ケン・ローチの『SWEET SIXTEEN』に出てきそうなワーキングクラスの若者」という第一印象を思い出しました。今回調べて知ったのですが、バリコ自身ダブリンの貧困地域で生まれ、母親を薬物中毒で12歳の時に亡くし、祖母や叔母に育てられた厳しい子供時代を送ったのだそう。映画に出てくる家族の状況はお世辞にも幸福とは言えませんが、不思議とカラッとして悲壮感がない雰囲気のリアルさは、彼が演じているからこそなのかもしれません。当館でも2月末に上映予定なので、ぜひご覧ください!
ここまで書いていると役者道まっしぐら! な感じのバリコさんですが、実は2年ほど前パパラッチを騒がせました。アメリカのポップスター、サブリナ・カーペンターとロマンスに発展、当時長く付き合っていたパートナーとの間に子供が生まれたばかりだったのに、バリコはサブリナのもとへ…。それでも交際を隠すことなくラブラブぶりを発揮していたのでトゥルーラブなのかなと思っていたら1年弱で破局。サブリナの新曲でディスられるというトホホな感じになりました。この件で世間の注目を浴びすぎるのに懲りたのか、最近は地元ダブリンに頻繁に戻っており、俳優業にまい進しているようです。
イギリスの名匠サム・メンデスが手掛けるビートルズ映画(なんと4部作!)にリンゴ・スター役で出演することも決まっているバリコさん。これから演じていく役も楽しみなものばかりですね♪
(パズー)











