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フェイシズ
FACES
(1968年 アメリカ 130分 ブルーレイpic 2017年12月23日から12月29日まで上映
開映時間 11:55 / 16:15
■監督・脚本 ジョン・カサヴェテス
■製作・編集 モーリス・マッケンドリー
■撮影・編集 アル・ルーバン
■音楽 ジャック・アッカーマン

■出演 ジョン・マーレイ/ジーナ・ローランズ/シーモア・カッセル/リン・カーリン

■「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ」オフィシャルサイト
http://www.zaziefilms.com/cassavetes/

■パンフレット販売なし

©1968 JOHN CASSAVETES

関係の破綻した中流アメリカ人夫婦の36時間
男女の愛の葛藤を描いたカサヴェテス映画の原点

pic結婚後14年が過ぎ、夫婦関係が破綻しかけたリチャードとマリア。リチャードは、高級娼婦のジェニーの家で友人と共に大騒ぎをした翌朝、突然マリアに別れを告げる。その晩リチャードはジェニーの家に再び出かけてしまう。一方マリアは、友人たちと出かけたディスコで知り合った若者チェットを家に連れ帰り…。

pic『アメリカの影』で注目されたカサヴェテスは、ハリウッドで2本の映画を撮ったが諍いが絶えず、ハリウッドのブラック・リストに載せられてしまった。『フェイシズ』は休業状態に陥ったカサヴェテスが、彼自身の私財を投入し、独立資本で3年間の年月をかけて製作された作品である。スタッフは12人で殆ど素人、撮影場所はカサヴェテスの自宅だった。

このように完全にインディペンデントを貫き通して作られた作品ながら、ヴェネチア映画祭で3部門を受賞し、米アカデミー賞でも3部門ノミネートという成果をあげた。この作品以後、カサヴェテスは自ら手探りで始めた映画作りの方法に自信を深めていった。【「カサヴェテス・コレクション」(キネマ旬報社刊)より一部抜粋】

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軽蔑 デジタル・リマスター版
Le Mepris
(1963年 フランス/イタリア/アメリカ 102分 DCP
pic 2017年12月23日から12月29日まで上映
開映時間 10:00 / 14:20 / 18:40
■監督・脚本 ジャン=リュック・ゴダール
■原作 アルベルト・モラヴィア
■撮影 ラウル・クタール
■編集 アニエス・ギュモ
■音楽 ジョルジュ・ドルリュー

■出演 ブリジット・バルドー/ミシェル・ピコリ/ジャック・パランス/フリッツ・ラング

■オフィシャルサイト http://mermaidfilms.co.jp/keibetsu/

■パンフレット販売なし

©1963 STUDIOCANAL - Compagnia Cinematografica Champion S.P.A. All Rights Reserved.

★特別レイトショーの上映があるため、18:40『軽蔑』がラスト1本割引対象作品となります。

夫婦の愛憎と映画製作の裏側を交差させながら
愛の終焉を描き出す、
初期ゴダールの傑作メロドラマ

pic劇作家ポールは、映画プロデューサーのプロコシュに、大作映画『オデュッセイア』の脚本の手直しを命じられる。そんな夫を、女優である妻カミーユは軽蔑の眼差しで見つめていた。映画のロケのため、カプリ島にあるプロコシュの別荘に招かれたポールとカミーユ。ふたりの間に漂う倦怠感は、やがて夫婦関係の破綻を導き、思いがけない悲劇を生む…。

『勝手にしやがれ』で一世を風靡し、『女は女である』『女と男のいる舗道』など話題作を次々に発表していたゴダールが、当時『素直な悪女』などでフランスを代表するスター女優となっていたブリジット・バルドーを主演に迎え、イタリア人作家アルベルト・モラヴィアの原作をもとにした本作。カプリ島でのロケ撮影、そして主にバルドーへの破格の出演料のため、ゴダール作品のなかで稀に見る大予算映画だが、そのぶんメロドラマ的要素の強い作品となった。

picまた本作は、夫婦のドラマであると同時に映画をつくることをめぐる自己言及映画でもある。妻との不和、そして芸術と産業としての映画を前に苦悩するポール役のミシェル・ピコリが見せる陰鬱さは、あたかも作家ゴダール自身の姿を彷彿とさせ、映画監督役としてヌーヴェルヴァーグの作家たちが愛したアメリカの巨匠監督フリッツ・ラングが出演し強烈な印象を残す。

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愛の誕生
La Naissance de L'amour
(1993年 フランス/スイス 94分 35mm
pic 2017年12月23日から12月29日まで上映
開場時間 20:45
開映時間 21:00(〜終映22:35)
■監督・脚本 フィリップ・ガレル
■脚本 マルク・ショロデンコ/ミュリエル・セール
■撮影 ラウル・クタール
■音楽 ジョン・ケイル

■出演 ルー・カステル/ジャン=ピエール・レオー/ヨハンナ・テル・ステーヘ/オレリア・アルカイス

■パンフレット販売なし

★チケットは、連日初回開場時間(9:40)より受付にて販売いたします(当日券のみ)。
★ご入場は、チケットに記載された整理番号順となります。

「ガレルは息をするように映画を撮る」
   ――――ジャン=リュック・ゴダール
冬の凍てついたパリの夜、
俳優ポールをめぐる愛の喪失と誕生

友人である俳優のポールと作家マルキュス。彼らはもう若くはない。マルキュスはエレーヌという女性と同棲している。失踪癖のあるポールは恋人のウルリカと別れ、妻の元に帰る。幼い娘の誕生と、些細なことで衝突をくり返す二人。そして、新しい愛の始まり。自分のもとを去ったエレーヌの愛を取り戻そうとするマルキュス。そして、ポールは子供たちへの愛情と新しい愛の誕生を両立させることができるのだろうか?

『愛の誕生』はフィリップ・ガレルが、ひとつの家族を、愛を、冬の凍てついたパリの夜を舞台に、モノクロームの映像の中に結晶させた傑作である。ゴダールの再来と呼ばれた“ヌーヴェル・ヴァーグの恐るべき子供”フィリップ・ガレル。アンディー・ウォーホルのファクトリーとの接触後、ヴェルヴェッド・アンダーグラウンドのニコと出会う。その後、10年間生活を共にすることになる二人は、ガレル自身“愛の産物”と呼ぶ7本の作品を作り上げる。離婚後の1988年にニコは事故死してしまうが、彼女との生活を題材に2本の作品(『秘密の子供』『ギターはもう聞こえない』)を撮る。本作でも銃自殺を遂げた親友ジャン・ユスターシュ(『ママと娼婦』監督)の記憶が語られるが、失われた愛する者たちへの思いが、ガレルに映画を作らせる。

主演は名優ルー・カステル(『ポケットの中の握り拳』『アメリカの友人』)とジャン=ピエール・レオー(『大人は判ってくれない』『男性・女性』)。冬のパリの夜、そして俳優一人一人を生々しく捉えるモノクロの撮影は『勝手にしやがれ』『突然炎のごとく』の名匠ラウル・クタール。元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルが音楽を担当し、美しいピアノ・ソロを聞かせている。

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