5/11(土)~5/17(金)
【モーニングショー】アアルト10:10
~11:55
ポトフ 美食家と料理人12:1517:20
ファントム・スレッド14:5019:55
~22:05

▼チケット販売時刻▼

・モーニングショー『アアルト』>>> 9:30
・12:15『ポトフ 美食家と料理人』からの二本立て >>> 9:30
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後

☆モーニングショーと二本立ては別料金となります。
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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。

【モーニングショー】アアルト
【Morning Show】Aalto

開映時間 10:10~(終映11:55)
ヴィルピ・スータリ監督作品/2020年/フィンランド/103分/DCP

■監督 ヴィルピ・スータリ
■脚本 ヴィルピ・スータリ/ユッシ・ラウタニエミ
■撮影 へイッキ・ファルム/ヤニ・クンプライネン/トゥオモ・フトゥリ/マリタ・ハッルフォルス/ヤニ・ハクリ
■編集 ユッシ・ラウタニエミ
■音楽 サンナ・サルメンカッリオ

■出演 アルヴァ・アアルト/アイノ・アアルト
■声の出演 ピルッコ・ハマライネン/マルッティ・スオサロ

■2021年ユッシ賞(フィンランド・アカデミー賞)音楽賞・編集賞受賞

■オフィシャルサイト https://aaltofilm.com/

■物販情報
・パンフレット(1000円)

©Aalto Family ©FI 2020 – Euphoria Film

人に寄り添うデザインは、いかにして生まれたか。

フィンランドを代表する建築家・デザイナー、アルヴァ・アアルト(1898-1976年)。不朽の名作として名高い「スツール60」、アイコン的アイテムと言える「アアルトベース」、そして自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインと数々の名建築を生み出した。そんなアルヴァ・アアルトのデザイナーとしての人生を突き動かしたのは、一人の女性だった――。

フィンランドを代表する、建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト 。色褪せない名作の誕生を陰で支えたのは、最初の妻アイノだった――。

「幼い頃、アアルトが設計した図書館で過ごし、彼の建築の虜になった」と語るフィンランドの新鋭ヴィルピ・スータリが、アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や友人たちの証言などを盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔を躍動感溢れるタッチで描き出す。主張しすぎない。けれど、側に置くだけで心が豊かになり、日常が彩られる。人と環境に優しいデザインで、現代の生活にも溶け込む逸品はどのようにして生まれたのか。

2023年で生誕125周年となったアルヴァ・アアルト。アルテックの家具やイッタラのアイテムなど、後世に残る名作の誕生秘話も必見!

ポトフ 美食家と料理人
The Taste of Things

開映時間 12:15 / 17:20
トラン・アン・ユン監督作品/2023年/フランス/136分/DCP

■監督・脚本・脚色 トラン・アン・ユン
■製作  オリヴィエ・デルボス
■製作総指揮 クリスティーヌ・ドゥ・ジェケル
■撮影 ジョナタン・リッケブール
■編集 マリオ・バティステル
■美術 トマ・バクニ
■アートディレクション・衣装 トラン・ヌー・イェン・ケー
■料理監修 ピエール・ガニェール

■出演 ジュリエット・ビノシュ/ブノワ・マジメル/エマニュエル・サランジェ/パトリック・ダスンサオ/ガラテア・ベルージ/ヤン・ハムネカー/フレデリック・フィスバック/ボニー・シャニョー・ラヴォワール/ジャン=マルク・ルロ/ヤニック・ランドライン/サラ・アドラー

■第76回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞/第96回アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表

■オフィシャルサイト
https://gaga.ne.jp/pot-au-feu/

■パンフレット販売未定

©2023 CURIOSA FILMS – GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA

19世紀末、フランス。極上の料理をつくってきた二人が愛と人生をかけて挑む〈究極のポトフ〉とは?

〈食〉を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が閃いたメニューを完璧に再現する料理人ウージェニー。二人が生み出した極上の料理は人々を驚かせ、類まれなる才能への熱狂はヨーロッパ各国にまで広がっていた。ある時、ユーラシア皇太子から晩餐会に招待されたドダンは、豪華なだけで論理もテーマもない大量の料理にうんざりする。〈食〉の真髄を示すべく、最もシンプルな料理〈ポトフ〉で皇太子をもてなすとウージェニーに打ち明けるドダン。だが、そんな中、ウージェニーが倒れてしまう。ドダンは人生初の挑戦として、すべて自分の手で作る渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようと決意するのだが ── 。

食を芸術に高めた二人に心と味覚を揺さぶられる 新たなるグルメ映画の金字塔!

深い絆と信頼で結ばれ互いをリスペクトしているが、プロとして自立しているウージェニーは、ドダンのプロポーズを断り続けてきた。そんな二人の料理への情熱と愛の行方が描かれる本作。
ウージェニーを演じるのはフランスを代表する名優ジュリエット・ビノシュ(『ショコラ』『真実』)、ドダンにはブノワ・マジメル(『ピアニスト』『愛する人に伝える言葉』)。『年下のひと』で共演し、実生活でパートナー関係にあった二人の20年ぶりの共演が実現した。

監督は繊細な映像美で高く評価されるトラン・アン・ユン(『青いパパイヤの香り』『夏至』『ノルウェイの森』)。調理過程の撮影はワンカット、魚や肉を焼く音が音楽、ミシュラン三つ星シェフのピエール・ガニェールが完全監修。新たな文化が繁栄した時代"ベル・エポック"に、“美食”もまた芸術のひとつとして追求された。つまり、〈食〉とは一大エンターテインメントだということ。その深さと楽しさを存分に堪能させてくれる、〈新たなるグルメ映画の傑作〉が誕生した!

ファントム・スレッド
Phantom Thread

開映時間 14:50 / 19:55~(終映22:05)
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品/2017年/アメリカ/130分/DCP

■監督・脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
■製作 ジョアン・セラー/ポール・トーマス・アンダーソン/ミーガン・エリソン/ダニエル・ルピ
■編集 ディラン・ティチェナー
■プロダクションデザイナー マーク・ティルズリー
■衣装 マーク・ブリッジス
■美術 デニス・シュネグ/クリス・ピーターズ/アダム・スクワイアーズ
■音楽 ジョニー・グリーンウッド

■出演 ダニエル・デイ=ルイス/ヴィッキー・クリープス/レスリー・マンヴィル/ブライアン・グリーソン

■2018年アカデミー賞衣装デザイン賞受賞・作品賞、監督賞ほか主要5部門ノミネート

■オフィシャルサイト
https://www.bitters.co.jp/phantomthread/

■パンフレット販売なし

© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved

男は完璧な身体を求め、女は究極の愛を与えた

1950 年代のロンドン。英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びる、オートクチュールの仕立て屋 レイノルズ・ウッドコックは、若きウェイトレス アルマと出会う。互いに惹かれ合い、レイノルズはアルマをミューズとして迎え入れ、魅惑的な美の世界に誘い込む。しかしアルマの出現により、完璧で規律的だったレイノルズの日常は思わぬ方向へ進んでいく――。

オートクチュールのドレスが導く、禁断の愛。名優ダニエル・デイ=ルイス引退作。

運命の恋に落ちた男女は、相手をどこまで自分のものにできるのか? 愛に屈し、自分を失うことは悦びか悲劇か? ポール・トーマス・アンダーソン監督(PTA)の長編第8作目となる『ファントム・スレッド』は、極上の恋愛にひと匙の媚薬を垂らした至高のドラマだ。これまでカリフォルニアを主な舞台にしてきたPTAが、本作では第二次大戦後の英国オートクチュール界を背景に、狂おしいほどの愛の物語を作り上げた。

主演は、アカデミー賞主演男優賞に三度輝き、本作で俳優業引退を表明したダニエル・デイ=ルイス。撮影前に約1年間ニューヨークの裁縫師のもとで修行を積み、稀代のドレスメーカーを演じることに全身全霊を捧げた。脇を固めるのは、本作で世界中から注目され、『ベルイマン島にて』『エリザベート1878』など話題作に出演が続くルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープス、マイク・リー監督作品の常連レスリー・マンヴィル。さらに、ディオール、バレンシアガなど世界的デザイナーから着想を得た衣装の数々、ジョニー・グリーンウッドのクラシカルな旋律が映画を彩っている。