三宅唱×瀬田なつき こころが通う人がいる

10/26(土)~11/1(金)
違国日記12:1517:10
夜明けのすべて10:0014:5519:50
~21:50

▼チケット販売時刻▼

・10:00『夜明けのすべて』からの二本立て >>> 09:20
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後

☆11/1(金)は映画サービスデー!どなた様も二本立て1000円でご覧になれます。
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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
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違国日記
Worlds Apart

開映時間 12:15 / 17:10
瀬田なつき監督作品/2024年/日本/139分/DCP

■監督・脚本・編集  瀬田なつき
■原作 ヤマシタトモコ「違国日記」(祥伝社FEEL YOUNG)
■撮影 四宮秀俊
■音楽 高木正勝
■劇中歌 「あさのうた」 橋本絵莉子

■出演 新垣結衣/早瀬憩/夏帆/小宮山莉渚/中村優子/伊礼姫奈/滝澤エリカ/染谷将太/銀粉蝶/瀬戸康史

■オフィシャルサイト
https://ikoku-movie.com/

■物販情報
・パンフレット(1000円)

©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会

わかり合えなくても、寄り添えることを知った――

両親を交通事故で亡くした15歳の朝。葬式の席で、親戚たちの心ない言葉が朝を突き刺す。そんな時、槙生がまっすぐ言い放った。「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」

槙生は、誰も引き取ろうとしない朝を勢いで引き取ることに。こうしてほぼ初対面のふたりの、少しぎこちない同居生活がはじまった。人見知りで片付けが苦手な槙生の職業は少女小説家。人懐っこく素直な性格の朝にとって、槙生は間違いなく初めて見るタイプの大人だった。対照的なふたりの生活は、当然のことながら戸惑いの連続。それでも、少しずつ確かにふたりの距離は近付いていた。

だがある日、朝は槙生が隠しごとをしていることを知り、それまでの想いがあふれ出て衝突してしまう――。

原作:ヤマシタトモコ×監督:瀬田なつき×主演:新垣結衣・早瀬憩 累計180万部突破の《心を救う》傑作コミックが映画化!

累計発行部数180万部を突破した、ヤマシタトモコの人気作品『違国日記』。「心が救われる」と大きな反響を呼んだ傑作コミックが、待望の映画化。主人公・高代槙生を演じるのは、いまや国民的俳優のひとりとなった新垣結衣。近作映画『正欲』でもこれまでのイメージを軽やかに覆した新垣が、不愛想で人付き合いが苦手、でも心の中に人知れず激情を隠し持った槙生を凛々しく熱演し、さらなる新境地を開拓する。もうひとりの主人公・田汲朝にはオーディションから選ばれた新星・早瀬憩。初めて見る“風変りな大人”=槙生に戸惑いながらも、持ち前の天真爛漫さで槙生の心を動かしていく朝を、早瀬が瑞々しく体現した。他にも夏帆、瀬戸康史をはじめ、小宮山莉渚、染谷将太、銀粉蝶といった実力派キャストが揃った。監督と脚本は、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』など繊細な心情を描いてきた瀬田なつき。

年齢も性格も生きてきた環境も異なるふたりが、互いを理解できず葛藤しながらも、まっすぐに向き合い日々を重ねる。それはいつしか家族とも友人とも異なる、かけがえのない関係へと変わっていく――。

夜明けのすべて
All the Long Nights

開映時間 10:00 / 14:55 / 19:50(~終映21:50)
三宅唱監督作品/2024年/日本/119分/DCP

■監督 三宅唱
■原作 瀬尾まいこ「夜明けのすべて」(水鈴社/文春文庫 刊)
■脚本 和田清人/三宅唱
■撮影 月永雄太
■編集 大川景子
■音楽 Hi’Spec

■出演 松村北斗/上白石萌音/渋川清彦/芋生悠 /藤間爽子/久保田磨希/足立智充/りょう/光石研

■第74回ベルリン国際映画祭正式招待作品/第14回北京国際映画祭コンペティション部門最優秀芸術貢献賞授賞 

■オフィシャルサイト
https://yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp/

■物販情報
・パンフレット(1000円)

©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

思うようにいかない毎日。それでも私たちは救いあえる。

月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っていたのだった。

職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。

松村北斗×上白石萌音×監督:三宅唱×原作:瀬尾まいこ ささやかな、でも確かなつながりが照らす、かけがえのない物語

「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』が、第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品、毎日映画コンクール日本映画大賞で日本映画優秀賞・監督賞を受賞するなど、国内外で絶賛を浴びた三宅唱監督が映画化。原作にオリジナルの要素を加え、二人が交流し少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに捉えた。

W主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音。映画としては初共演となる二人が、今回は同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる。人生の様々な瞬間に、何度も思い出してしまうような大切な一本になる、令和時代の新たな傑作が誕生した。