『DREAMS』『LOVE』『SEX』
1/10(土)~1/12(月)
DREAMS10:4015:15
LOVE12:5517:30
~19:35
【レイトショー】SEX19:50
~21:50
1/13(火)~1/16(金)
SEX10:4015:15
LOVE12:5517:30
~19:35
【レイトショー】DREAMS19:50
~21:45

▼チケット販売時刻▼

・初回からの二本立て >>> 10:00
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー >>> 10:00

☆週の途中で『LOVE』の併映作品、レイトショーの上映作品が替わります。スケジュールにご注意ください。
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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。

<ダーグ・ヨハン・ハウゲルード プロフィール>


1964年、ノルウェー出身。ストックホルム大学で図書館学を学び、実際に司書として勤務していた経験がある。小説家としても活躍しており、これまでに4冊の長編小説を出版。映画監督としては、長編デビュー作「I Belong」(12)がノルウェーのアカデミー賞と呼ばれるアマンダ賞で4部門受賞(作品賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞)、ノルウェーのクリエイターを称えるキヤノン賞で5部門受賞、ノルウェー映画批評家協会賞作品賞を受賞するなど、国内の映画賞を総なめに。

2作目の「Beware Of Children」(19)では、ヨーテボリ映画祭でドラゴン賞の最優秀北欧映画賞と男優賞を受賞したほか、ヴェネチア国際映画祭「Giornate degli Autori」部門でのワールド・プレミア上映後には、最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、男性主演賞など、歴代史上最多となる9つのアマンダ賞を受賞するなど、ノルウェーでは映画監督として確固たる地位を築いている。

今回制作したトリロジーでは、『SEX』、『DREAMS』がベルリン国際映画祭、『LOVE』がヴェネチア国際映画祭に出品され、3作品すべてが国際映画祭で高い評価を得る快挙を成し遂げた。

DREAMS
Dreams (Sex Love)

開映時間 【1/10(土)~1/12(月)】10:40 / 15:15【1/13(火)~1/16(金)★レイトショー上映】19:50(~終映21:45)
ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督作品/2024年/ノルウェー/110分/DCP

■監督・脚本 ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
■撮影 セシリエ・セメク

■出演 エラ・オーヴァービー/セロメ・エムネトゥ/アネ・ダール・トルプ/アンネ・マリット・ヤコブセン

■第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門金熊賞受賞/2025年国際映画批評家連盟賞&ドイツ・アートハウス映画組合賞

■オフィシャルサイト
https://www.bitters.co.jp/oslo3/

■物販情報
・パンフレット(900円)

©Motlys


★1/13(火)~1/16(金)は、レイトショーでの上映です。
☟レイトショー入場料金
一律1200円(割引なし)
★レイトショーのチケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします。

恋に恋する少女の綴った手記が、思わぬ方向に一人歩きしていく―

女性教師のヨハンナに初めての恋をした17歳のヨハンネは、この恋焦がれる想いや高揚を忘れないように自らの体験を手記にする。そしてこの気持ちを誰かに打ち明けようと詩人の祖母に手記を見せたことから、物語は思いもよらない展開へと進み始める。

ヨハンネが経験するのは、誰もが一度は経験したことのある相手の一挙手一投足に対する期待や不安、過度な妄想、理不尽な嫉妬などあまりにも無垢な初恋。そしてその気持ちを秘密にしておきたい、でも誰かに共有したいという矛盾した思いが祖母や母を巻き込み、ヨハンネの手から離れた手記の行方が、モノローグで綴られる。娘の手記を見て、祖母は自らの女性としての戦いの歴史を思い出し、母は“同性愛の目覚めを記したフェミニズム小説”と称し、現代的な価値観にあてはめようとする。3世代で異なる価値観を持つ3人が初恋の手記を通して辿る運命はー。

LOVE
Love

開映時間 12:55 / 17:30(~終映19:35)
ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督作品/2024年/ノルウェー/120分/DCP

■監督・脚本 ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
■撮影 セシリエ・セメク

■出演 アンドレア・ブレイン・ホヴィグ/タヨ・チッタデッラ・ヤコブセン/マルテ・エンゲブリクセン/トーマス・グレスタッド/ラース・ヤコブ・ホルム

■第81回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品/第48回ヨーテボリ国際映画祭最優秀演技賞/第35回トロムソ国際映画祭国際映画批評家連盟賞

■オフィシャルサイト
https://www.bitters.co.jp/oslo3/

■物販情報
・パンフレット(900円)

©Motlys

愛することに不器用な大人たち――あらゆる“親密さ”を探求するロマンティック・ジャーニー

泌尿器科に勤める女性医師のマリアンヌと男性看護師のトール。共に独身でステレオタイプな恋愛を避けている。マリアンヌは友人から男性を紹介されるが、子どもがいる彼との恋愛に前向きになれない。そんな折、トールはマッチングアプリなどから始まるカジュアルな恋愛の親密性を語り、マリアンヌに勧める。興味を持ったマリアンヌは自らの恋愛の可能性を探る。一方トールは偶然フェリーで知り合った男性ビョルンを勤務先の病院で見かけーー。

出会いが多様化した現代の恋愛観がリアルに映し出されており、主人公達は劇中に度々登場するフェリーのように本能と理性をゆっくり行き来しながら、しっくりくる“親密さ”を探す。愛することに不器用な大人たちが、静かな本音をさらけ出す、3作で最も優しく今を映し出した1作。

SEX
Sex

開映時間 【1/10(土)~1/12(月)★レイトショー上映】19:50(~終映21:50) 【1/13(火)~1/16(金)】10:40 / 15:15
ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督作品/2024年/ノルウェー/118分/DCP

■監督・脚本 ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
■撮影 セシリエ・セメク

■出演 トルビョルン・ハール/ヤン・グンナー・ロイゼ/シリ・フォルバーグ/ビルギッテ・ラーセン

■第74回ベルリン国際映画祭パノラマ部門エキュメニカル審査員賞、ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞、国際アートシネマ連盟賞受賞/第40回アマンダ賞監督賞・主演男優賞・助演男優賞・脚本賞受賞・9部門ノミネート/第69回バリャドリッド国際映画祭最優秀主演男優賞受賞

■オフィシャルサイト
https://www.bitters.co.jp/oslo3/

■物販情報
・パンフレット(900円)

©Motlys


★1/10(土)~1/12(月)は、レイトショーでの上映です。
☟レイトショー入場料金
一律1200円(割引なし)
★レイトショーのチケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします。

ある日突然、男らしさを揺さぶられたら——“幸福の象徴” 煙突そうじ人が悩みに悩む異色コメディ

煙突掃除を営む妻子持ちの2人の男。ひとりは客先の男性との一度きりのセックスで新しい刺激を覚えるが、平然と妻にこの話をしたことで夫婦仲がこじれてしまう。もうひとりはデヴィッド・ボウイに女として意識される夢を見て、自分の人格が他者の視線によってどう形成されているのか気になり始める。

良き父、良き夫として過ごしてきた2人は自身に起きた衝撃的な出来事により、自らの“男らしさ”を見つめ直していく。この出来事について語られる会話には「どこからが浮気か」「夢は現実にどんな影響を与えるのか」といった誰もが一度は考えたことのある普遍的なテーマが散りばめられている。また“セックス”や“セクシュアリティ”といったデリケートな話題を含みつつも、あっけらかんとした会話にはオフビートな空気が漂う。3作で最もコメディタッチな異色作。