| 12/6(土)~12/9(火) | |||
|---|---|---|---|
| 【1本立て】天井棧敷の人々 | 10:20~13:50 ※休憩あり | ||
| ル・ミリオン | 14:10 | 18:05 | |
| 幕間 + 巴里の屋根の下 | 15:50 | 19:45 ~21:45 | |
| 12/10(水)~12/12(金) | |||
|---|---|---|---|
| 自由を我等に | 10:40 | 14:15 | |
| 巴里祭 | 12:25 | 16:00 ~17:35 | |
| 【1本立て】天井棧敷の人々 | 18:00~21:30 ※休憩あり | ||
▼チケット販売時刻▼
【12/6(土)~12/9(火)】
・『天井棧敷の人々』>>> 9:40
・『ル・ミリオン』14:10からの二本立て >>> 9:40
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
【12/10(水)~12/12(金)】
・『自由を我等に』10:40からの二本立て >>> 10:00
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・『天井棧敷の人々』>>> 10:00
☆『天井棧敷の人々』は二本立てとは別料金(大人1500円/ほか各種割引あり)です。
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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。
【1本立て】天井棧敷の人々 4K修復版
Children of Paradise
■監督 マルセル・カルネ
■脚本・台詞 ジャック・プレヴェール
■撮影 ロジェ・ユベール/マルク・フォサール
■美術 アレクサンドル・トローネル/レオン・バルザック/レイモン・ギャビュッティ
■音楽 ジョゼフ・コスマ、モーリス・ティリエ
■演奏 コンセルヴァトワール管弦楽団
■出演 アルレッティ/ジャン=ルイ・バロー/ピエール・ブラッスール/マリア・カザレス/マルセル・エラン/ピエール・ルノワール
■1946年ヴェネチア国際映画祭特別賞受賞/1979年セザール賞特別賞受賞
■オフィシャルサイト
https://www.zaziefilms.com/tenjou/
■物販情報
・パンフレット(600円)
★当館では2K上映となります。
★本作品は1本立て上映です。
☟入場料金
大人:1500円
学生:1200円
シニア・障害者:1100円
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします。
© 1946 Pathé Cinema – all rights reserved.
台詞、美術、衣裳、音楽…すべてに酔いしれる、美しくも悲しい愛の物語。映画史に輝く詩的リアリズムの傑作!
~第一部~[犯罪大通り]
1840年代、劇場が立ち並ぶパリの《犯罪大通り》。パントマイム師のバチストは、女芸人ガランスを偶然助けたことから、彼女に恋心を抱く。若き俳優ルメートルや、犯罪詩人ラスネールも彼女に惹かれていたが、ガランスは誰のものにもならない。そこに、ガランスに魅せられたもう一人の男・富豪のモントレー伯爵が現れ…。
~第二部~[白い男]
数年後…。座長の娘ナタリーとの間に一児をもうけたバチストは、フュナンビュル座の看板俳優として舞台に立つ日々を送っていた。そんなバチストを毎夜お忍びで観に来る一人の女性が。それは、伯爵と一緒になったガランスだった。ガランスが訪れていることを聞いたバチストは、たまらず舞台を抜け出すが…。
詩人プレヴェールによる数々の名台詞が、人間の弱さや愚かさ、愛の真実を見事に表現します。何があっても観ておくべき! 世界最高の恋愛映画 ――美輪明宏
ヴェネチア国際映画祭で監督賞を受賞した『霧の波止場』(38)や、『陽は昇る』(39)、『悪魔が夜来る』(42)等を生み出した名コンビ、監督マルセル・カルネと脚本家ジャック・プレヴェールが、第二次世界大戦中ナチス占領下となったフランスで、丸2年を費やし完成させた本作。1945年、解放後まもないフランスで公開され大ヒットし、ヴェネチア国際映画祭特別賞やセザール賞特別賞を受賞。1952年に初公開された日本でも大きな反響を呼び、今日まで語り継がれるふたりの代表作となった。
恋に落ちたパントマイム師にジャン=ルイ・バロー、艶やかさと気品を備えた女芸人にアルレッティなど当代随一の役者が勢ぞろいし、詩人プレヴェールのエスプリの利いた名台詞に彩られる。美術、音楽、衣裳すべてが完璧に作り上げられ、3時間10分という長さを微塵も感じさせない。全長400mに及ぶオープンセットに、1500人のエキストラを動員した大通りのシーンは、戦時下で撮影したとは思えない壮大さに満ちている。愛することの喜びと悲しみ、夢と現実、19世紀に生きる人々のひたむきさは、今日の私たちにも一層の切実さをもって迫り、人生を豊かにしてくれるだろう。
ル・ミリオン 4Kデジタル・リマスター版
Le million
■監督・脚本・台詞 ルネ・クレール
■原作戯曲 ジョルジュ・ベール/マルセル・ギユモー
■撮影 ジョルジュ・ペリナル
■美術 ラザール・メールソン
■音楽 アルマン・ベルナール/フィリップ・パレス/ジョルジュ・ヴァン・パリス
■出演 アナベラ/ルネ・ルフェーヴル/ルイ・アリベール/レーモン・コルディ/ポール・オリヴィエ
■1931年キネマ旬報外国映画ベストテン第四位
■オフィシャルサイト(「ルネ・クレール レトロスペクティブ公式サイト」)
https://cetera.co.jp/rene40/
■パンフレット販売予定
© 1931 — TF1 INTERNATIONAL — SOCIETÉ DES FILMS — SONORES TOBIS Affiches S.I.P
もしも、宝くじが当たったら? 男二人と美女が巻き起こす大騒動
画家ミシェルとオペラ座ダンサーで婚約者のベアトリスは同じアパルトマンに住んでいる。ある日、ミシェルが借金取りに追われてアパルトマン中が大騒ぎとなるが、友人のプロスペールが宝くじの当選を知らせ、一同大喜び。しかし、肝心の宝くじは、手違いで謎のチューリップおやじの手に渡っていた…。果たして、ミシェルとベアトリス、プロスペールは宝くじを取り返すことができるのか?
原作はブロードウェイミュージカルやハリウッドでも映画化。クレールは、ヴォードヴィル劇に改変。ローラーコースターコメディから大団円まで様式美にこだわりぬいた大傑作! ヒロイン役のアナベラを一気に世界的スターに押し上げた。
巴里の屋根の下 4Kデジタル・リマスター版
Under the Roofs of Paris
■監督・脚本・台詞 ルネ・クレール
■撮影 ジョルジュ・ペリナル/ジョルジュ・ロレ
■美術 ラザール・メールソン
■唄「巴里の屋根の下」作曲 ラウル・モレッティ
■作詞 ルネ・ナゼル
■編曲 アルマン・ベルナール
■出演 アルベール・プレジャン/ポーラ・イレリ/エドモン・グレヴィル
■1931年キネマ旬報外国映画ベストテン第二位
■オフィシャルサイト(「ルネ・クレール レトロスペクティブ公式サイト」)
https://cetera.co.jp/rene40/
■パンフレット販売予定
© 1930 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS
★『幕間』と同時上映
街に響き渡る、愛と幸せの歌。カフェに集う男女の恋と運命は
パリの街角で楽譜を売り生活をしているアルベールは、ルーマニアからやって来た女性ポーラをスリから助ける。アルベールはポーラに心惹かれるが、ゴロツキのフレッドからも彼女は口説かれている。ある日の夜、ポーラはアパルトマンの部屋の鍵をフレッドに盗み取られ部屋に入れなくなり、アルベールのアパルトマンに泊まることになるが…。
クレール初のトーキーで、世界でもヒットした初のフランスのトーキー作品。映画史上に名高いラザール・メールソンの美術、だまし絵のようなパリの街並みがノスタルジックな世界を作りあげる。タイトルと同名の主題歌のシャンソンも大ヒット、ラッセ・ハルストレム監督『ショコラ』(2000)でも楽曲が使用されている。
幕間
Entr'acte
■監督 ルネ・クレール
■脚本(原案) フランシス・ピカビア
■音楽 エリック・サティ
■出演 ジャン・ボルラン/インゲ・フリス/フランシス・ピカビア/マン・レイ/エリック・サティ/マルセル・デュシャン
■オフィシャルサイト(「シュルレアリスム100年映画祭」特集サイト)
https://trenova.jp/surrealism100/
■パンフレット販売予定
★『巴里の屋根の下』と同時上映
提供:シュルレアリスム100年映画祭
フランシス・ピカビアのバレエ『本日休演』の幕間に上映するために作られた、名匠ルネ・クレールによるダダイズムの短編映画。音楽は20世紀の音楽に多大な影響を与えたエリック・サティが担当。ピカビア、サティに加えて、マン・レイやデュシャンも出演。
自由を我等に 4Kデジタル・リマスター版
Freedom for Us
■監督・脚本・台詞 ルネ・クレール
■撮影 ジョルジュ・ペリナル
■美術 ラザール・メールソン
■音楽 ジョルジュ・オーリック
出演:レーモン・コルディ/アンリ・マルシャン/ローラ・フランス/ポール・オリヴィエ
■第一回ヴェネチア国際映画祭最も楽しい映画賞受賞/1931年度アカデミー賞美術監督賞ノミネート/1932年キネマ旬報外国映画ベストテン第一位
■オフィシャルサイト(「ルネ・クレール レトロスペクティブ公式サイト」)
https://cetera.co.jp/rene40/
■パンフレット販売予定
© 1931 ─ TF1 INTERNATIONAL ─ SOCIETE DES FILMS
成功した男と不器用だが心優しい男。「自由」を求めた二人の友情と恋の行方
刑務所仲間のルイとエミールは脱獄を企むも、要領の良いルイだけが成功。ルイは露店のレコード売りから巨大な蓄音機会社の社長にまで出世する。一方、刑期を終えたエミールは、偶然街で出会ったジャンヌに一目惚れ。ジャンヌはエミールの工場で働いていた。ジャンヌの後をついて工場にたどり着いたエミールは、ルイと再会。ルイは自分の過去を知るエミールが疎ましく、厄介払いしようとするが…。
金持ちが支配し、機械化する社会への批判がこめられた大らかな風刺劇。ヴェネチア映画祭で絶賛されるも、ファシスト政権下のイタリアや、ナチス・ドイツなどで上映禁止処分となった。おもちゃ箱のような工場の美術はユニークで、お金が空中に舞うラストシーンは圧巻! チャップリンの『モダン・タイムス』にも影響を与えた名作。
巴里祭 4Kデジタル・リマスター版
July 14
■監督・脚本・台詞・作詞 ルネ・クレール
■撮影 ジョルジュ・ペリナル
■美術 ラザール・メールソン
■音楽・唄「巴里祭」作曲 モリス・ジョベール
■原案 ジャン・グレミヨン
■出演 アナベラ/ジョルジュ・リゴー/レーモン・コルディ/ポール・オリヴィエ/ポーラ・イレリ
■1933年キネマ旬報外国映画ベストテン第二位
■オフィシャルサイト(「ルネ・クレール レトロスペクティブ公式サイト」)
https://cetera.co.jp/rene40/
■パンフレット販売予定
© 1933 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS
パリに咲いた運命の恋を名曲に乗せて描く “翼をなくした天使”と呼ばれたアナベラ主演
革命記念日の前日、お祭り気分のパリ。タクシー運転手のジャンは、向かいのアパルトマンに住む花売り娘のアンナと密かに惹かれ合っている。にわか雨をきっかけに、心を通い合わせたふたり。しかし、昔の恋人ポーラがジャンの部屋に戻ってきて、誤解をしたアンナとジャンは喧嘩し離ればなれに…。
主題歌「巴里祭」はシャンソンの代名詞的名曲で、ルネ・クレール自身が作詞を担当している。恋人たちの雨のシーンは後世の映画に影響を与えた。『ル・ミリオン』で世界的スターとなった、ヒロイン役のアナベラの可憐な美しさが眩しい。


































