11/7(土)~11/9(月)
汚れた血10:4015:25
ポンヌフの恋人13:0017:45
~19:55
【レイトショー】ボーイ・ミーツ・ガール20:10
~21:55
11/10(火)~11/13(金)
【モーニングショー】ボーイ・ミーツ・ガール 10:40
~12:25
汚れた血12:4017:25
ポンヌフの恋人15:0019:45
~21:55

▼チケット販売時刻▼

【11/7(土)~11/9(月)】
・10:40『汚れた血』からの二本立て ▶ 10:00
・それ以降の回/ラスト1本 ▶ 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー ▶ 10:00

【11/10(火)~11/13(金)】
・モーニングショー ▶ 10:00
・12:40『汚れた血r』からの二本立て ▶ 10:00
・それ以降の回/ラスト1本 ▶ 各回その直前の回が始まって10分後

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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
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ポンヌフの恋人 4Kリマスター版
The Lovers on the Bridge

開映時間 【11/7(土)~11/9(月)】13:00 / 17:45(~終映19:55)【11/10(火)~11/13(金)】15:00 / 19:45(~終映21:55)
レオス・カラックス/1991年/125分/フランス/DCP/PG12

■監督・脚本 レオス・カラックス
■製作総指揮 クリスチャン・フェシュネール
■撮影 ジャン=イヴ・エスコフィエ
■美術 ミシェル・ヴァンデスティアン
■録音 アンリ・モレル
■編集 ネリー・ケティエ
■挿入曲 リタ・ミツコ「恋人たち」(『ポンヌフの恋人』のためのオリジナル曲)/デイヴィッド・ボウイ「タイム・ウィル・クロール」ほか

■出演 ドニ・ラヴァン/ジュリエット・ビノシュ/ラウス=ミヒャエル・グリューバー/ダニエル・ビュアン/マリオン・スタランス

■1992年英国アカデミー賞・外国語映画賞ノミネート/1992年ヨーロッパ映画賞・主演女優賞ほか3部門受賞

■オフィシャルサイト
https://carax4k.com/pontneuf/

■物販情報
・パンフレット販売未定

©1991 STUDIOCANAL – France 2 Cinéma

愛は眠らない

天涯孤独で不眠症の大道芸人アレックスと失恋の痛手と眼の奇病による失明の危機で家出した画学生ミシェル。ホームレスとなった二人は、パリの最も古い橋ポンヌフで出会う。愛を告白できないアレックス、過去の初恋に生きるミシェル。カラックスが見つめる二人の感情の軌跡は、失意と闇からはじまり、息もつかせぬスピードで希望と生命へと疾走し、回転していく…!

ほとばしる映像と音のスペクタクル!パリのポンヌフ橋で疾走する、孤独なふたりの究極の愛

レオス・カラックス最大のヒット作『ポンヌフの恋人』は、度重なる撮影中断に見舞われ、完成までに3年の時と膨大な製作費を要し、その不運にまつわるいくつものエピソードによって完成前からすでに伝説と化していた。誰もが完成を疑い「呪われた映画」とまで呼ばれたが、1991年10月に全仏公開されると「フランス映画史に新たな傑作誕生!」と大きな反響を呼びパリだけで26万人という大ヒットを記録。そして日本ではシネマライズ渋谷の単館ロードショーで27週ロングランの異例のヒット。作品の持つ熱量が熱狂的なファンを生み、『ポンヌフの恋人』でカラックスの人気は決定的なものとなった。

『ポンヌフの恋人』は単なるラブストーリーではない。ホームレスの孤独と恋を1カット1カット衝撃的なまでの映像と音で叩きつける強烈なインパクトを持つ作品だ。ゾルタン・コダーイの地の底から響くようなチェロ・ソナタにはじまり、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、パブリック・エネミー、そしてリタ・ミツコのエンディングソングに至る絢爛たる音楽の響き。打ち上げ花火、セーヌを疾走する水上スキー、火吹き芸人の炎、めらめら燃え上がるポスター、雪の降りしきるクリスマス…。革命200年記念を祝うパリの街の表情を生き生きと捉えながら、贅沢な光と音のスペクタクルが観客の目と耳を圧倒する。

主演はカラックスの前2作『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』に続き、独特な風貌のカラックスの分身ドニ・ラヴァン。そして『汚れた血』のあと一躍国際派スターとなっていくジュリエット・ビノシュ。3年以上をこの作品に捧げ、すべての絵を描き水上スキーまでやった彼女はカラックスのミューズであり当時パートナーでもあった。

汚れた血 4Kリマスター版
Bad Blood

開映時間 【11/7(土)~11/9(月)】10:40 / 15:25【11/10(火)~11/13(金)】12:40 / 17:25
レオス・カラックス監督作品/1986年/フランス/120分/DCP

■監督・脚本 レオス・カラックス
■製作 アラン・ダアン/フィリップ・ディアズ
■撮影 ジャン=イヴ・エスコフィエ
■美術 ミシェル・ヴァンデスティアン
■編集 ネリー・ケティエ
■録音 ハリック・モーリー
■音楽(挿入曲など) ベンジャミン・ブリテン/プロコフィエフ/チャーリー・チャップリン/セルジュ・レジアニ/シャルル・アズナヴール/デヴィッド・ボウイ

■出演 ジュリエット・ビノシュ/ドニ・ラヴァン/ミシェル・ピコリ/ハンス・メイヤー/ジュリー・デルピー/キャロル・ブルックス/セルジュ・レジアニ/ミレーユ・ペリエ

■1987年ベルリン国際映画祭 ・アルフレード・バウアー賞受賞

■オフィシャルサイト
https://carax4k.com/mauvais-sang/index.html

■物販情報
・パンフレット販売未定

©Théo Film

愛が加速する

愛のないセックスで感染する奇妙な病気「STBO」が蔓延する近未来のパリ。父の不可解な死の後、アレックスは父の友人マルクからSTBOウィルスを盗む犯罪に誘われるが、彼はマルクの愛人アンナに魅かれてゆく…。結ばれない男女の三角関係を、凝りに凝った映像でスピーディかつ衝撃的に描く、鮮烈な色彩のフィルム・ノワール。

弱冠25歳で作家としての評価を決定づけたカラックス長篇第2作

カラックスは長編第2作『汚れた血』でその鮮やかな才能を炸裂させ、作家としての評価を決定づけた。1986年度ルイ・デリュック賞をはじめ、第37回ベルリン国際映画祭のアルフレッド・バウアー賞、セザール賞3部門ノミネートと高い評価が相次ぎ、名実ともに80年代後半を代表する「新しいフランス映画」となる。

一匹狼の金庫破りアレックスにはドニ・ラヴァン。孤独感と一途さをたたえた主人公を見事に演じた。しがない中年ギャング・マルクを演じるのはフランス映画界の重鎮ミシェル・ピコリ。疲労感と凄み、モノローグのようなしゃべり方で重厚な人物像を作り出した。マルクの情婦でアレックスの憧れの女となるヒロイン・アンナにはジュリエット・ビノシュ。清楚で魅惑的な彼女が前髪を息で吹き上げるポーズは強く記憶に残り、本作の演技でフランス映画界注目の女優となった。なお、マルクにはピカソ、アレックスにはキートン、アンナには成瀬巳喜男『浮雲』の高峰秀子などのイメージを重ねたといわれている。アレックスの恋人リーズにはジュリー・デルピー、飛行場の場面で顔を出すのはセルジュ・レジアニ。ハンス・メイヤーとキャロル・ブルックス、ミレーユ・ペリエは『ボーイ・ミーツ・ガール』にも出演し、ミレーユは前作のヒロインだった。

映像と音のスタイルに徹底してこだわった本作は、絶妙のライティングと夜の撮影、めくるめくモンタージュなど、1カットごとに目が離せない魅力にあふれ、若き監督とスタッフたちの情熱が画面からあつく伝わってくる。

【モーニング&レイトショー】ボーイ・ミーツ・ガール 4Kリマスター版
【Morning&Late Show】Boy Meets Girl

開映時間 【11/7(土)~11/9(月)】 20:10(~終映21:55)【11/10(火)~11/13(金)】10:40(~終映12:25)
レオス・カラックス監督作品/1983年/フランス/104分/DCP

■監督・脚本 レオス・カラックス
■製作 アラン・ダアン
■撮影 ジャン=イヴ・エスコフィエ
■美術 ルジュ・マルソルフ/ジャン・バエウル
■編集 ネリー・ムニエ/フランシーヌ・サンドベルグ
■録音 ジャン・ユマンスキ
■音楽 ジャック・ピノー
■挿入歌 デヴィッド・ボウイ「When I Lice My Dream」/ ジョー・ルメール(セルジュ・ゲーンズプール)「手ぎれ」/ デッド・ケネディーズ「Holiday in Cambodia」

■出演 ミレーユ・ペリエ/ドニ・ラヴァン/キャロル・プルックス/エリー・ポワカール/マイテ・ナイール/クリスチャン・クロアレック/ハンス・メイヤー

■1984年カンヌ国際映画祭 ・ヤング賞受賞

■オフィシャルサイト
https://carax4k.com/boy-meets-girl/index.html

■物販情報
・パンフレット販売未定

★本作品は特別興行上映です。
☟入場料金
一律1200円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。

©Théo Film

恋は夜生まれる

親友に恋人をとられたアレックスは、恋人とケンカしたミレーユと偶然出会う。一目惚れ、そしてやがてくる思わぬ悲劇が、コップの水が静かに溢れ出すような緊張感で語られる。

フロントガラスが割れた車の母子。セーヌ川の河岸での‟初めての殺人未遂‟。デヴィッド・ボウイを聞きながら夜の街をうつろうアレックス。ゴダールの『気狂いピエロ』を思い出させる奇妙なパーティー。出会いの瞬間に割れるグラス。アレックスとミレーユの夜更けの語らい――。記憶か夢の断片のような美しいシーンの連鎖と、アレックスの詩的で独白的な語りによって、夜の闘のなかをたゆたうように物語は進んでゆく。

夢の断片のように美しいモノクロームの映像
レオス・カラックスすべての出発点であり、若き才能の出会いが生んだ奇跡の長篇デビュー作

撮影当時22歳だったカラックスの初長編『ボーイ・ミーツ・ガール』は、1984年カンヌ国際映画祭でヤング大賞を受賞。「ゴダールの再来」「神童(ヴンダーキント)」「恐るべき子供(アンファン・テリブル)」と騒がれ、フランス映画界の新たな若き才能として一躍注目を集めた。「ゴダール、キートン、コクトー、そしてトーマス・マンへのオマージュだ」とも論じられた本作は、後半のミレーユの短い髪型が『裁かるるジャンヌ』のファルコネッティと言われるなど、過去の映画への参照・引用が随所に見られる。

出演は、当時新人だったドニ・ラヴァンとミレーユ・ペリエ。ドニとカラックスの出会いから生まれたアレックス(カラックスの本名でもある)は、その後、形を変えながら『汚れた血』『ポンヌフの恋人』の主人公となり、3作は"アレックス三部作"と呼ばれるようになる。

撮影はカラックスが「会ってすぐに強い絆を感じた」と語り、アレックス三部作すべての撮影を担うことになる盟友ジャン=イヴ・エスコフィエ。あらゆる白黒フィルムで画調のテストし、イルフォードHP5を採用するが、奇しくもイルフォードの高感度フィルムはゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』でラウール・クタールが使用し夜の撮影に革命をもたらしたフィルムだった。多くのシーンが25ミリの広角レンズで撮られたのも画面の特徴となっている。