★タイムテーブルは近日発表します

ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。
Street Kingdom: Make your own sound.

田口トモロヲ監督作品/2026年/130分/日本/DCP

■監督 田口トモロヲ
■原作 地引雄一「ストリート・キングダム」(ミュージック・マガジン刊)
■脚本 宮藤官九郎
■音楽 大友良英

■出演 峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆/仲野太賀/間宮祥太朗/中島セナ/大森南朋/中村獅童

■オフィシャルサイト
https://happinet-phantom.com/streetkingdom/

■物販情報
・パンフレット販売未定

★本作品はバリアフリー音声ガイド・バリアフリー日本語字幕対応作品となります。
★当館では、機器(字幕ガイド用スマートグラス、イヤホン、タブレット等)の貸出は行っておりません。 お客様ご自身でご用意頂きます様、お願いいたします。

©2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会

そこになければ、自分たちで作ればいい

偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされたカメラマンのユーイチは、小さなロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶ。そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押した。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間だった。カメラマンとしてライブの撮影を依頼されたユーイチはモモたちと交流を重ねる。やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、そのムーブメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、日本のロックを塗り替えていくのだがー。

1978年ーたった1年を永遠にした若者たちが、日本のロックに革命を起こす。伝説的なムーヴメントが奇跡の映画化!

1978年。わずか1年の間に、その後のロック・シーンに大きな影響を与えた若者たちのムーヴメントがあった。スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を、自分たちの手で届けようと、楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちで創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットで音楽業界に風穴を開ける。メジャーしかなかった世界にインディーズというスタイルを生み出し、自主レーベルを立ち上げ、着席が常識だったライブにオールスタンディングを導入し、数多のバンドが集うロック・フェスを開催。いまや当たり前となったカルチャーの原点を築いたのは、カリスマでもスターでもない—ただ、自らの表現を信じて突き進んだ、若者たちだった。そして彼らが残した火種は消えることなく、日本の音楽シーンに計り知れない影響を与えていく—。

ロビンソンの庭 デジタルリマスター版
Robinson's Garden

山本政志監督作品/1987年/日本/119分/DCP

■監督 山本政志
■脚本 山本政志/山崎幹夫
■撮影 Tom Dicillo/苧野昇
■音楽 JAGATARA/吉川洋一郎/ハムザ・エル・ディン
■美術 林田裕至/大澤稔/石毛朗
■編集 遠山千秋

■出演 太田久美子/町田町蔵(町田康)/上野裕子/CHEEBO/坂本みつわ/OTO/IZABA/横山SAKEV/溝口洋/利重剛/室井滋/田口トモロヲ/江戸アケミ

■第37回ベルリン国際映画祭 zitty賞受賞/第42回ロカルノ国際映画祭審査員特別賞受賞/第28回日本映画監督協会 新人賞受賞

■オフィシャルサイト
https://robinsonsgarden.jimdosite.com/

■物販情報
・パンフレット販売未定

©Cinema Impact Inc

終末観と生命力の対比を神秘と幻想で描く、大脳直撃の衝撃作!

とある住宅街の一角に、国籍不明の“漂流者”達が暮らすハウスがある。クミは連中に混ざり、ドラッグの売買やらで日銭を稼ぐあてのない日々を送っていた。ある日、酔っ払いながら家に帰っていると、緑の覆い茂る廃墟に迷い込み、奇妙な懐かしさを覚える。翌日さっそく家財道具を売り払い、廃墟へ移り住むことに。昼は畑を耕し、夜は星を眺めるロビンソン・クルーソーばりの生活が始まったが……

刺激的かつパワフル。才気と映画への愛に充ちている。—ホウ・シャオ・シェン(映画監督)

1980年代に盛り上がったインディーズムーブメント、その中心にいた人物が山本政志監督だ。伝説のロックバンド「JAGATARA」の初期プロデューサーを務め、異例のベルリン・カンヌ映画祭連続出品となった自主映画『闇のカーニバル』に続いて発表されたのが、初の35mm作品『ロビンソンの庭』だ。単館系での上映ながらロングランヒットを記録し、ミニシアターブームの先鞭となり、音楽と映画が混然化した熱気を放ち、新しい時代の到来を感じさせた。

前作『闇のカーニバル』の主演太田久美子と、この後芥川賞作家となった町田康(当時町田町蔵)を軸に、伝説のハードコアパンク”GIZM”の横山SAKEVIやJAGATARAのOTO、江戸アケミなど、当時のストリート系ミュージシャンなどを多数起用したキャスティングで、画面に生き生きとしたリアリティーをみなぎらせている。撮影にジム・ジャームッシュ監督『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のトム・ディッチロ、助監督を平山秀行、演出補に諏訪敦彦と二人の現映画監督が担当、美術はその後日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した林田裕至、音楽は、フランシス・F・コッポラ『少年の白い馬』のハムザ・エル・ディンとJAGATARA、NHK「地球大紀行」の吉川洋一郎が担当、ジャンルと国境を超えて豊かな才能が終結した。

その激しい先鋭性のため、本作は現在でも鮮度を失っていない。今でも全てが新しいのだ。荒廃した物質文明と、その毒さえも養分にして増殖する自然のエネルギー、終末感と生命力の対比を、幻想的な映像、大地の鼓動を感じさせる音楽、個性あふれる出演者の三位一体で描ききっている。

鉄男
Tetsuo: The Iron Man

塚本晋也監督作品/1989年/日本/67分/35mm

■監督・脚本・撮影・特殊効果・美術・照明・編集 塚本晋也
■助監督・撮影・衣裳 藤原京
■音楽 石川忠
■挿入曲 奥沢明雄「見はてぬ想い」

■出演 田口トモロヲ/藤原京/叶岡伸/塚本晋也/六平直政/石橋蓮司

■第9回ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞

■オフィシャルサイト
https://tsukamotoshinya.net/contents/?p=107

■パンフレット販売なし

★本作品は特別興行上映です。
☟入場料金
一律1200円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。

©SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

体が金属化していく…! 恐ろしい殺意が溢れてゆく…!

ある朝、サラリーマンの男が目覚めると、頬に金属のトゲのようなにきびが出来ていた。出勤途中のプラットホーム。事務員風の眼鏡の女が、金属と溶け合い膨張した腕を振りかざして男を襲う。無意識に眼鏡の女を殴り倒した男の、その恐ろしい力をたぎらせた腕は、カサブタのような金属に被われ、熱を噴き上げていた。激しい痛みを伴い、次第に金属に侵蝕されていく男の肉体。ついに金属は顔面の半分を被い、ペニスにまで広がる。男は忽然と作動してしまった股間のドリルペニスで、恋人の女を犯し殺してしまう。その時、電話のベルが鳴る。電話の主は、かつて男と女がひき逃げした、“やつ”。彼はその事故により、脳に金属片が刺さってしまったのだ。“やつ”は男に復讐を果たすため、激烈なスピードで男のもとへ向かった。そして終わることのないメタルサイキック戦争が始まるのだった。

塚本晋也の名を世界に知らしめた衝撃のカルト・スタンダード!

ローマ国際ファンタスティック映画祭でグランプリを獲得し、塚本の名を一躍世界に知らしめることになった16ミリ作品。86年の8ミリ作品『普通サイズの怪人』をベースに、頬にできた鉄のトゲから、肉体が鉄の細胞に侵蝕されていく男の爆裂劇を、メタリックな美術、音響と、機関銃のようなリズムのコマ撮りで、パワフルに映像化。当時隆盛となる人間とテクノロジーの相克を描くSFジャンル、サイバーパンクの日本における先駆となる。鉄雄という名の少年が主人公である大友克洋のマンガ&アニメ『AKIRA』と共に、日本代表のカルト・スタンダードとなった。

爆裂都市 BURST CITY
Burst City

石井岳龍(聰亙)監督作品/1982年/日本/116分/35mm

■監督・企画・脚本・編集・音楽 石井岳龍(聰亙)
■企画 戸井十月/泉谷しげる
■脚本 秋田光彦
■撮影 笠松則通
■美術・編集 阪本順治
■編集 山川直人
■助監督 緒方明

■出演 陣内孝則/鶴川仁美/大江慎也/池畑潤二/町田町蔵(町田康)

■オフィシャルサイト
https://www.toei-video.co.jp/special/burstcity/

■パンフレット販売なし

★本作品は特別興行上映です。
☟入場料金
一律1200円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。

©東映

これは暴動の映画ではない。映画の暴動である。

狂気と無秩序が無限に炎上する近未来都市・<破怒流>地区を舞台に、そこに集まった暴発ロックグループ、スピードに生きるもの、原発建設を図るギャング、奴隷化された下層民、武装ポリス団らが入り乱れて激突―怒り、怨み、敵意、犯行―ありとあらゆるフラストレーションが一気に爆発し、街は完全にバースト・シティと化していく…。

怒り、敵意、欲望、反抗—— 若者のフラストレーション爆裂。

『狂い咲きサンダーロード』を発表し、日本映画に鮮烈きわまりないニューウェーブを立ち上げた石井聰亙監督のSFハード・アクション大作。数々のカスタム・カー、カスタム・バイクが登場し、街自体を巨大なロケセットとして川口市郊外に構築、 爆裂する街のパニックシーンでは延べ6千人以上のエキストラが稼働するパニックシーンを収めるなど、破格のスケールを持って制作された本作。撮影自体も3ヶ月近い日数を費やし、企画準備段階から完成までは2年半以上の日数が費やされた。

劇中に登場する《バトルロッカーズ》と呼ばれるロックバンドのメンバーに、当時《めんたいバンド》と呼ばれていた博多出身のロックバンド〈ザ・ロッカーズ〉の陣内孝則、鶴川仁美、〈ルースターズ〉の大江慎也、池畑潤二らが扮し迫力のライブシーンを見せるほか、数々の楽曲をサウンドトラックに提供。また、出演もしている泉谷しげるが、石井監督の『狂い咲きサンダーロード』に引き続き美術監督を務め、作品に圧倒的なイメージを提供している。

全編、激しいロックと抗争が火花を散らす、凄まじい映像の大狂宴。圧倒的な映像ボリュームで見る者を打ちのめす一大パワー・エキサイティングムービー!