協力:東京国際映画祭/国際交流基金/Asian Film Joint
10/24(土)・25(日)
【特別興行】蛇の皮18:35
~20:20
【特別興行】デモンズ20:35
~22:00
10/26(月)~30(金)
【特別興行】蛇の皮17:50
~19:40
【特別興行】デモンズ19:55
~21:20
★10/28はトークあり

▼チケット販売時刻▼

【10/24(土)~27(火)】▶ 9:10
【10/28(水)~30(金)】▶ 9:30

▼チケット料金▼
各作品 一律1200円

☆10/28トークイベント決定!

日時:10/28(水)19:55『デモンズ』終映後(21:20頃より)
ゲスト:ダニエル・フイ監督、ヴィッキー・ヤンさん(『蛇の皮』『デモンズ』出演)
司会:高崎郁子さん(映画研究者)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。

ダニエル・フイ
Daniel Hui

 

シンガポール出身の映画監督。米カリフォルニア芸術大学映画学科を卒業後、シンガポールのインディペンデント映画集団「13 Little Pictures」の創設メンバーの一人となる。初の長編『Eclipses』(11)ではドクリスボア国際映画祭で新人賞を受賞。2作目の長編『蛇の皮』(14)ではトリノ国際映画祭ドキュメンタリー部門で審査員特別賞、山形国際映画祭2015で奨励賞などを受賞。続く長編3作目『デモンズ』(18)ではベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品、釜山国際映画祭ではキム・ジスク賞を受賞。最新作『未明のとき』(24)はロッテルダム国際映画祭でワールドプレミアの後各国映画祭で上映され、第39回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA+で上映予定。

【特別興行】蛇の皮
Snakeskin

開映時間 【10/24(土)・25(日)】18:35(~終映20:20)【10/26(月)~30(金)】17:50(~終映19:40)
ダニエル・フイ監督作品/2014年/シンガポール・ポルトガル/105分/Blu-ray

■監督・脚本・撮影・編集・ナレーション ダニエル・フイ
■録音 ダニエル・フイ/ティアゴ・マトス
■製作会社・提供 13 Little Pictures

■2015年山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門奨励賞受賞/第32回トリノ国際映画祭ドキュメンタリー部門審査員特別賞受賞

■パンフレット販売なし

13 Little Pictures
山形国際ドキュメンタリー映画祭

2066年、あるカルト教団の生き残りの男に手渡された、“悪”が映っているという2014年のシンガポールのフィルム。そこに記録された人々は何者か? 過去を消し去ろうとする行為、あるいはタイムトラベルをしてでも知りたいと思う「真実」とは? 架空のカルト教団の盛衰が、シンガポールの建国/ルーツにまつわる神話や幻想と重ね合わせられ、人々の私的な物語が交錯しながら、この地における抑圧と抵抗の歴史の残像が時空を超えてあぶり出される。

【監督のことば】

1950年代のシンガポールは興味深い時代だ。
この地域のなかで、シンガポールの映画産業が最も繁栄していた時代だった。
政治的に激動の時代でもあった。
この頃の映画を見ると、作品の中で描かれている理想と、当時の運動家や政治家が描いていた理想の間に、多くの相似があることに気づく。
双方とも多民族が完全に共存する、独立性を保った、平等主義の社会を求めていた。

残念なことに、この歴史のほとんどは、忘れ去られ、消され、書き換えられてしまった。
これは、歴史の狭間に落ちた人々に捧げる映画だ。
彼らの亡霊は私たちとともにあり、私たちの夢、幻想、無意識のなかに存在し続ける。
夜が更け、街が寝静まると、私たちの未来について警告する彼らの声が、いまだに聞こえるのだ。

【特別興行】デモンズ
Demons

開映時間 【10/24(土)・25(日)】20:35(~終映22:00)【10/26(月)~30(金)】19:55(~終映21:20)
ダニエル・フイ監督作品/2018年/シンガポール/84分/DCP/日本語・英語字幕付き ☆東京初上映☆

■監督 ダニエル・フイ

■主演 ヴィッキー・ヤン/グレン・ゴーイ

■2018年釜山国際映画祭キム・ジスク賞受賞/2019年ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品

■パンフレット販売なし

13 Little Pictures & Ultraviolet Films
協力:福岡市総合図書館

女優志望のヴィッキーは、尊敬する演出家のダニエルの新作舞台で大役を射止めるが、それは終わりのない搾取と抑圧の始まりだった。女優による芸術的苦悩をシンガポールという国が経験してきたトラウマと重ね神話的に描き出すことで、あらゆるコミュニティに潜む権力の暴力性を暴く。監督が個人とシンガポール国家の関係を見つめる「ヴィッキー三部作」の二作目。『蛇の皮』が一作目、第39回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA+で上映される『未明のとき』が三作目である。

【監督のことば】

トラウマは断裂を生み出す。

あなたは二つに分かれる――トラウマを経験する前の自分と、その後の自分に。そこから先、もう二度と家に帰ることはできない。家は毒蛇の巣になってしまった。自分自身が自分に牙をむく。自分を嘲り、辱め、屈辱を与え、そして油断した瞬間に襲いかかってくる。

トラウマによって、あなたは自分自身にとって絶対的な他者になる。もう二度と安全だと感じることはできない。そばに残るのは沈黙だけだ――後悔の沈黙、加担したことの沈黙、そして言葉の完全な敗北。

だから、映画を作る。
誰にでも悪魔はいる。
これは、私自身の悪魔の物語だ。