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ハリウッドが誇る巨匠、ロバート・ゼメキスとリドリー・スコットの最新作がやってきた!

ロバート・ゼメキスが持ち前の映画ならではのマジカルな映像技法と、 観客に手に汗握らせる高所体験“綱渡り”をうまく調和させた『ザ・ウォーク』。もう一本は、火星世界と宇宙探査モジュールをリドリー・スコットらしくリアルな科学考証を含めた、 スタイリッシュかつ想像力豊かな映像で贈る宇宙サバイバルストーリー『オデッセイ』

主人公はどちらもスマイリーフェイスのよく似合う男たち!
けれど、男たちが挑む状況は孤独や絶望そして恐怖に溢れた状況なのです!

ザ・ウォーク(2D・字幕)
THE WALK
(2015年 アメリカ 123分 DCP シネスコ) pic 2016年6月25日から7月1日まで上映 ■監督・製作・脚本 ロバート・ゼメキス
■製作 スティーヴ・スターキー/ジャック・ラプケ
■原作 フィリップ・プティ「マン・オン・ワイヤー」
■撮影 ダリウス・ウォルスキー
■音楽 アラン・シルヴェストリ

■出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ベン・キングズレー/シャルロット・ルボン/ジェームズ・バッジ・デール/ベン・シュワルツ

まずは『ザ・ウォーク』の フランスの大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。 みなさん甘いマスクに惑わされてはいけません。 なんたってコイツはクレイジーなワイヤー・ウォーカー(綱渡り師)! 彼は1974年当時、世界一の高さを誇るNYワールドトレードセンターに恋をし、 ビルの間にワイヤーを架けて渡ろうっていう夢があるというではありませんか。

地上からの距離:411m
(東京スカイツリーの展望デッキが350m)
ワイヤー幅:2.2cm
ワイヤー全長:42.67m
命綱:なし

何故そんな無謀なことを!?
WHY?

「僕にとって、綱渡りは生きること。“人生そのもの”だ―。」
「これは無謀なことだし、犯罪だ。でもなぜ挑戦するって? 夢を追うって?」
「その答えは言葉では言い表せないな」

彼は誰も体験した事のない一生に一度の狂った世界に、 たった一人で更なる答えを求めて一歩を踏み出すのです。 彼の片足は釘を踏み抜いてケガしているけれど!
OUCH!

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オデッセイ(2D・字幕)
THE MARTIAN
(2015年 アメリカ 142分 DCP シネスコ)
pic 2016年6月25日から7月1日まで上映 ■監督・製作 リドリー・スコット
■製作 サイモン・キンバーグ/マイケル・シェイファー/アディッティア・スード/マーク・ハッファム
■原作 アンディ・ウィアー『火星の人』(早川書房刊)
■脚本 ドリュー・ゴダード
■撮影 ダリウス・ウォルスキー
■衣装 ジャンティ・イェーツ
■編集 ピエトロ・スカリア
■音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

■出演 マット・デイモン/ジェシカ・チャステイン/キウェテル・イジョフォー/クリステン・ウィグ/ジェフ・ダニエルズ/マイケル・ペーニャ/ケイト・マーラ/ショーン・ビーン

■2015年アカデミー賞作品賞・主演男優賞・脚色賞ほか4部門ノミネート/ゴールデン・グローブ賞作品賞・主演男優賞受賞・監督賞ノミネート

続いて『オデッセイ』。有人火星探査ミッション<アレス3>に 帯同する宇宙飛行士マーク・ワトニー(マット・デイモン)。 彼はとあることから“火星でひとりぼっち”になってしまいます。状況はことさら最悪!

地球からの距離:2億2530万km
(地球約5600周  ちなみに距離は日々変動してます)
外気温:マイナス55℃
(ビニールやプラスチックなどの石油製品はバラバラに)
酸素:ほとんどなし
(極微量存在するが多くは二酸化炭素)
水:なし
通信手段:なし
最大風速:400km/h
(列車が吹き飛ばされる強さです)
ハブ(居住モジュール):31日の滞在用
NASAの次の探索ミッション:4年後
Oh My goodness!!

それでも植物学者でメカニカルエンジニアでマッチョなワトニーは、 自らの知識と持ち前のユーモアで火星で独り事を呟きながら行動し続けます。 火星で今ある物をすべて使い、水や電気を生み出し、ジャガイモを栽培し、 自らの生きる道を切り開いてゆくのです。 つかの間の息抜きは船長が火星に残したワトニーの苦手なディスコミュージックしかない!
OH SNAP!

さぁ!
世界中の人々が固唾を呑んで見守るプティとワトニーの運命やいかに?
二人の巨匠が送り出す勇気と才気と狂気に溢れたミッション・インポッシブルな男たちを見逃すなかれ!

(まつげ)

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