梅雨が明けた!夏が来た!
さぁ、冒険に出よう!
ジリジリと焦がすような太陽が照りつける今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
そう、いよいよ、夏・到来です!
この時期無性に、どこか遠くへ飛び出したい気分になるのは、私だけではないはず。
日々の生活にはないとびっきりのドキドキやワクワクを味わいたい!
でも、現実には時間もないし、お金もない…そこのあなた!
諦めるのはまだ早いっ。早稲田松竹で驚きと感動の冒険に出かけてみませんか?
ということで、今年もやります、早稲田松竹の夏休みアニメスペシャルweek!!
上映作品は『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』と『長ぐつをはいたネコ』。
おとなもこどももみ〜んなで笑って驚き楽しめるアツい作品をご用意しました!
『タンタンの冒険』といえば、ベルギーの漫画家エルジェ原作の傑作漫画。
クルっと跳ねた前髪が可愛い少年記者タンタンと愛犬スノーウィが世界中を駆け巡る物語です。
誰もが知るこの名作の映画化に挑んだ監督は、我らがスティーヴィン・スピルバーグ!
いつまでも映画少年の心を持つ大巨匠が、少年と犬の冒険旅行を映画にしたら?
こりゃおもしろくないわけがない!
しかもアニメとは言えどこの作品、俳優たちの実際の動きをもとに作られた
"モーションピクチャー"という最新技術を導入しているのです。
だから動きはとってもリアルなのに、実写では到底不可能なびっくり映像ばかり!
アニメーションの世界はどんどん進化しているのです。
いっぽう『長ぐつをはいたネコ』は、ドリームワークスの名作『シュレック』の人気キャラクター、
長ぐつをはいたネコことプスの、愛と友情と名誉をかけた夢いっぱいの冒険譚。
一緒に旅に出る旧友がハンプティ・ダンプティだったり、ジャックと豆の木のお話がでてきたりと、
数々の童話ヤパロディが散りばめられています。
そしてなんといっても本作の魅力は、格好良くて時に愛らしいネコネコネコのオンパレード!
猫が戦い、猫が踊る、猫がミルクを飲み、猫まっしぐら。
猫好きの方は、終始顔が緩みっぱなしなこと間違いなしでしょう。
ところでわたし、小さい頃、大きな公園にあるターザンロープの遊具が大好きでした。
「えいっ」と勢いよくスタート台からすべり降り、
ロープにぎゅっとつかまって、風を切って加速するドキドキ感がたまらなかった。
今回上映する両作品には、まさにあの"ドキドキ"がこれでもかと詰まっています。
それでは皆さま、用意はいいですか?
子供の頃の大切な感覚を忘れていない大人たちが生み出した、
とびっきりのアドベンチャーが今、始まります!!
(パズー)
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密(2D・日本語吹替版)
THE ADVENTURES OF TINTIN: THE SECRET OF THE UNICORN
(2011年 アメリカ 107分 シネスコ/SRD)
2012年7月21日から7月27日まで上映
■監督・製作 スティーヴン・スピルバーグ
■製作 ピーター・ジャクソン/キャスリーン・ケネディ
■原作 エルジェ
■脚本 スティーヴン・モファット/エドガー・ライト/ジョー・コーニッシュ
■編集 マイケル・カーン
■音楽 ジョン・ウィリアムズ
■シニア視覚効果監修 ジョー・レッテリ
■声の出演 浪川大輔/チョー/森田順平/大川透/浦山迅
■ゴールデン・グローブアニメーション作品賞受賞/アカデミー賞作曲賞、英国アカデミー賞特殊視覚効果賞・アニメーション賞、放送映画批評家協会賞 長編アニメ賞ノミネート
記者のタンタンは、相棒の白い犬スノーウィと共に、今日もわくわくするようなネタを探して、街を歩き回っていた。とある露店で、ユニコーン号という船の模型を手に入れたタンタンは、正体不明の2人の男から高額で売ってくれと迫られる。秘密の匂いを察知したタンタンが図書館で調べると、それは海賊に襲撃されて海上から忽然と消えたと言われる伝説の軍艦だった。
ユニコーン号の謎解きに乗り出したタンタンは、暗号が記された羊皮紙の巻物を発見する。事態は急転、怪しい男たちの一人はユニコーン号の第2の模型を持っていることが判明し、もう一人の刑事はタンタンに危険を忠告した直後、何者かの銃弾に倒れる。そして今度はタンタンが、突然拉致されてしまった!
主人公タンタンは、愛犬のスノーウィ、そして固い友情で結ばれたハドック船長と共に、海へ、空へ、砂漠へ、どんな試練にも挫けることなく勇敢に乗り出していく。敵、味方、そして謎の人物。すべての登場人物が追い求めているのは、伝説の軍艦ユニコーン号に残された秘密だ。タンタンとその仲間は、20世紀の人間たちが残した歴史や過去と向き合いながら、そこから輝かしい未来を自分たちの力で掴み取っていく。現実逃避のファンタジー映画や、超人的なヒーローが活躍するアメリカンコミック映画のブームが世界中に吹き荒れた2000年代最初の10年間。しかし今、時代はよりリアルな「希望」を、あらゆる困難を乗り越えるための等身大の「勇気」を必要としている。これまでの映画の常識を根底から覆す最新鋭の技術と、時代を生き抜くための熱いメッセージ。本作は、この時代に生まれるべくして生まれた、スティーヴン・スピルバーグの新たな代表作となる。
長ぐつをはいたネコ(2D・日本語吹替版)
PUSS IN BOOTS
(2011年 アメリカ 90分 シネスコ/SRD)
2012年7月21日から7月27日まで上映
■監督 クリス・ミラー
■製作総指揮 アンドリュー・アダムソン/ギレルモ・デル・トロ
■原案 ブライアン・リンチ/ ウィリアム・デイヴィス/トム・ウィーラー
■脚本 トム・ウィーラー
■音楽 ヘンリー・ジャックマン
■声の出演 竹中直人/勝俣州和/本田貴子/辻親八/津田真澄/山像かおり/中村浩太郎
■アカデミー賞長編アニメ賞・ゴールデン・グローブ アニメーション作品賞・放送映画批評家協会賞長編アニメ賞ノミネート
無実の罪で街を追われた、長ぐつをはいたネコことプスは、兄弟分のハンプティ・ダンプティと久しぶりに再会する。ハンプティはキレ者のメス猫キティを仲間に加え、<永遠に冨をもたらす>という伝説の金の卵を探し当てようともちかける。そうすれば、再び街の人々の信頼を取り戻し、捨て猫だったプスを育ててくれた母イメルダにも逢いに行けると。プスは母への想いを胸に、またハンプティとの友情にかけて大冒険へと旅立つ。悪の手から奪い取った魔法の豆に導かれ、一行がたどり着いた先は、なんと天上の楽園! そこには想像を超える冒険と罠が待ち受けていた!
かごに揺られて寒空をさまよう一匹の子猫。捨て猫だったプスは孤児院で育つが、母のようなイメルダの深い愛情と、兄弟のような卵のハンプティ・ダンプティに囲まれ、とても幸せに暮らしていた。ところがある日、プスはハンプティを助けようとして、無実の罪を着せられ、お尋ね者になってしまう。街を追われたプスは大切にしていた家族に別れを告げ、再び孤独な人生を歩むが、心にはいつも家族のことがあった――。
ネコなのにワイルドでダンディ、でもひとたび危機に陥れば、ウルウルの瞳で敵のハートをわしづかみ…。そんなおちゃめなキャラはそのままに、更に新たな魅力が爆走! 誰もが知っている長ぐつをはいたネコの、誰も知らない感動の物語。初登場となるかわいすぎる子猫時代や、華麗なるダンス、息もつかせない大迫力のアクションシーンに注目!