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最近、帰り道に体が軽くなるような楽しい映画を観ていないなあという方、そうでもないという方も、とにかくおまたせいたしました! 真冬の寒さで凍った表情と心を解きほぐすアツ(苦し)い男達の二本立てがやってきましたよ!!

pic1一時はフィギュアスケート界を追放されたフィギュアスケーター、
完璧な仕事ぶりのあまり妬まれて左遷されてしまうエリート警官、
熱烈な署名運動が無かったら
あの『ショーン・オブ・ザ・デッド』と同じ運命を
辿るかもしれなかったホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!-。
(終始楽しそうなニック・フロストはちょっとおいといて)
そんな可哀相な目に遭いながらも信じられないパワーでもって突き進んでいます。
これは見習わなければならない所がたくさんありそうです!

ただし、変態道のほうだけを見習うとただの変態になる恐れがありますのでご注意を。

俺たちフィギュアスケーター
BLADES OF GLORY
(2007年 アメリカ 93分 ビスタ・SRD)
2009年1月10日から1月16日まで上映 ■監督 ウィル・スペック/ジョシュ・ゴードン
■製作 ベン・スティラー
■原案・脚本 ジェフ・コックス/クレイグ・コックス
■脚本 ジョン・オルトシュラー/デイヴ・クリンスキー

■出演  ウィル・フェレル/ジョン・ヘダー/ウィル・アーネット/エイミー・ポーラー/クレイグ・T・ネルソン

■オフィシャルサイト http://oretachi.gyao.jp/

史上初!?男子フィギュアペア結成! 汗(くさい)と涙なしでは見られない真剣勝負!苦々しい顔をしながら、相手の股間を持ち上げたり、互いの股間に顔をうずめるリフト・アップなど、男子ペアならではの爆笑必至の暑苦しいトンデモ演技は必見!!

「8歳の頃からフィギュアスケートの映画を作りたかったんだ。男子ペアの作品を作るためにここまでキャリアを積んだんだ!」 こう熱く語るのは製作のベン・スティラー。

ベン・スティラーといえば、『ズーランダー』、最近では『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』など、ちょっと憎めないトンデモ作品を生み出している事でも有名。他にも多数の映画に出演するなど多才な人。

そんな彼が長年の夢を叶えた本作。観てみると、おお、確かにアツい!ある種の執念のようなものまで感じます・・・変態臭と・・・ともに。熱がとんでもない方向に行き過ぎな感じもしますが、面白ければなんでも良いですよね。

監督は、ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン。ここでも男子ペアです。学生映画プログラムで出会って以来、ずっとコンビを組んでいる二人です。CM界で名の知れた彼ららしく、ワンシーンが短くテンポ良く仕上がっています。

picフィギュアスケート界の異端児、チャズを演じるのは『主人公は僕だった』で、二度目のゴールデングローブ賞にノミネートされたウィル・フェレル。そしてもう一人、チャズの挑発に乗った挙句に仲良くフィギュア界を追放されるジミーには、『バス男』のジョン・ヘダー。

この二人の練習に練習を重ねたスケーティング、派手にも程がある衣装は必見です! そしてジミーのストーカーのヘクターと、サーシャ・コーエンのはじけっぷりにも金メダルを!



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ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
HOT FUZZ
(2007年 イギリス 120分 シネスコ・SR) R-15
2009年1月10日から1月16日まで上映 ■監督・脚本 エドガー・ライト
■脚本 サイモン・ペッグ
■出演 サイモン・ペッグ/ニック・フロスト/ジム・ブロードベント/パディ・コンシダイン

■オフィシャルサイト http://hotfuzz.gyao.jp/

腐った世の中に旋風を巻き起こす為、イギリスからホットなやつらがやってきた!ロンドンの熱血エリート警官が、、、ド田舎に左遷!? ん…?この村、何かがおかしいぞ!日本でもいまだに根強いカルト的な人気を誇る映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督&サイモン・ペッグ&ニック・フロストのメンバーが再び組み、新たに傑作映画を世に送り出した!

『呼ばれてないけど、参上』 これはホットファズのキャッチコピーですが、お呼びしてしまいました、早稲田松竹に。ようこそいらっしゃいました!

一度観て、どかんと衝撃を受けてもう一度観たいと思った人はたくさんいるはずです。一度目とはまた違った楽しさが見えてくる噛めば噛むほどおいしい映画。

pic好きな人はもうとっくに知っている事かと思いますが、エドガー・ライトの作る映画には愛があります。

彼は自身の映画の中で、アクションであったり、ホラーであったり・・・ジャンルは様々ですが、自身に影響をもたらした数々の映画へオマージュを捧げています。

以前に早稲田松竹でも上映された『グラインドハウスU.S.A.バージョン』でも、やばすぎる(良い意味で)フェイク予告編『Don't/ドント』を作ってのけました。本作でも全編にわたって、主に刑事アクション映画への愛に溢れています。子供の頃からハリウッド製のポリス・アクションに憧れていたというエドガー・ライト。ニック・フロスト演じる警察映画おたくのダニー巡査は、若き日のエドガー・ライトそのものなのかもしれません。

pic「パロディは、元ネタを馬鹿にして笑うけど、僕らの映画は僕の好きな映画へのリスペクトでオマージュでトリビュートなんだ!」

そう、だからエドガー・ライトの作る映画は面白くて、嫌味が無くて、ただひたすらいい気分になれるのだと思います。まだ観た事の無い方、もしくはこんな映画があるなんて知らなかったという方にも、是非観て頂きたいです。

(リンナ)