今回はアート劇場の歴史に名を刻む傑作
『眠れる森の美女』を紹介します。
宝石のような童話の世界。
その輝きをそのまま刺身トレーの小世界に再現しています。
この作品にはアート劇場を創り続けてきた
オギノさんの技と粋が込められています。
100年の眠りにつく、眠れる森の美女。
静寂に囲まれた彼女の安らかな気持ちが伝わってくるようです。
もしかしたら100年後、この美女は動きだすかもしれませんね。
近くで見てもらいたいので顔をアップ。オギノさんの刺繍による、お手製の眠れる森の美女。どうでしょう? きれいにできてますよね。微笑みを浮かべています。100年後の未来を想っているのでしょうか。
花に顔を向けて、ロマンチックな光景ですね。オギノさんは細かい部分に、物語の仕かけをします。だから見れば見るほど味わい深い。ゴミと言われ、要らなくなった物たち。オギノさんはそこに物語を見出します。幻想的なこの作品にも確かな命が宿っています。