pic第二十二回 七つの子

どことなく陰っぽくて、ほんのりホラーな雰囲気もある今回の作品。

病的なまでに青白い肌には、まるで血が通っていないよう・・・。上を見上げても、曇り空とカラスたちだけが少女の瞳に映るのでしょうか。色のない世界で少女は何を思うのか。少女の隣に寄り添う猫は、何もないところを じいっと見つめては鳴いています。

「さあ、もうそろそろお家に戻りましょう。もうだれもいないわ。だけど・・・おかしいわね。帰る場所がわからない。何も思い出せないの・・・。」 そう言う少女の瞳に映る猫の顔には寂しげな笑みが浮かんでいました。


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ふたりはいつも一緒です。 どんな時も、どこにいても。

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からすの群れでございます。
ええ、ええ、もちろん本物の羽根を使用して居ります。どこから調達して来たのかは聞けませんが、 一枚の羽根から何匹ものからすを生み出す魔法の手。イエス!オギノクオリティ!


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