W-CINEMA はじまりの映画たち/早稲田大学映像制作実習コラボレーション上映2019

もぐら
Mogura

開映時間 ※上映は終了しました
山浦未陽監督作品/2018年/日本/36分/Blu-ray/シネスコ

■監督・脚本・編集 山浦未陽
■助監督 樋浦悠真/鶴田晃大/芝崎大道
■撮影 涌井康平/湯谷陸央
■録音 梶田大輔
■照明 宮下武也
■衣装・美術・広報 髙橋ミチル/濱﨑菜衣
■制作 上田健太郎/趙宏毅/川久保晴/濱﨑菜衣/篠宮凛

■出演 加藤才紀子/見津賢/川久保晴/今野誠二郎/長瀬ねん治 ほか

川崎のデリヘルで働いているあおいは「ハル」という名前で客に体を売る毎日。ある日、風俗嬢のあおいは新人ドライバーのけいたと出会う。母親が蒸発し、風俗で働きながらひとりで生きているあおい。夜の工場をひとり見つめるけいた。ふたりは幼い頃に両親の離婚によって離れ離れになった家族だった。あおいを運ぶけいたの車が夜の川崎を走っていく。孤独を抱えたふたりのやさしい夜のドライブがはじまる。

湛えて
Tataete

開映時間 ※上映は終了しました
早坂苑子監督作品/2018年/日本/26分/Blu-ray/ビスタ

■監督・脚本 早坂苑子
■撮影 狩野莉子/上岡博雄/HUANG YU(コウイク)
■編集 高野一興
■音響 佐藤恵太
■照明 花村優香/Troniel Palo-Ul Laputa
■録音 土井一輝
■スクリプト 佐藤果南子
■美術・衣装 和田颯季
■スチール 伊藤雅樹/上岡博雄
■製作 荒木裕子/佐藤果南子/佐藤恵太
■制作 村上愛梨
■広報 佐藤果南子/村上愛梨
■制作協力 平田桂樹/川口ゆずか

■出演 兎丸愛美/山口友和/ふじわらみほ/趙宏毅 ほか

郊外の空き家へと越してきたひとりの女性。永い孤独のなかで、彼女は空き家とゆっくりと重なっていく。家が結びつける人びとの叩扉。家にのこされた前の住人の写真。空き家の見えない「記憶」に触れ、彼女は閉ざされた過去を見つめ返す。

めぐみ
Megumi

開映時間 ※上映は終了しました
道岡円香監督作品/2018年/日本/33分/Blu-ray/ビスタ

■監督・脚本・編集 道岡円香
■助監督 田中玲遠/藁谷周太郎
■撮影 夏井俊吾/出野龍郎
■録音 松本拓也/古家未葵
■照明 目山喜樹
■衣装・美術 古家未葵
■制作 八杉美月
■製作 大澤美久

■出演 村田奈津樹/宇田川さや香/ますいたかみち/美馬一英/稲葉悠介/白鳥悠香 ほか

絵画教室に通う高校生・めぐみは、母・清子と義父・昇との3人暮らし。実父・卓哉との久しぶりの再会で、めぐみは血の繋がりをふと意識し始める。17歳という多感な時期、世の中のことも自分のことも分からないことだらけだ。自分の世界と周囲の環境とのせめぎ合いの中で、めぐみの抱える漠然とした痛み、焦燥は緩やかに加速していく… 彼女の居場所は一体どこに行き着くのだろうか?

ラブホテル
Love Hotel

開映時間 ※上映は終了しました
相米慎二監督作品/1985年/日本/88分/35mm/ビスタ

■監督 相米慎二
■脚本 石井隆
■編集 冨田功
■撮影 篠田昇

■出演 速水典子/寺田農/益富信孝/中川梨絵/志水季里子

■第7回ヨコハマ映画祭第1位・最優秀新人賞を受賞

男は女を「天使」と呼んだ――かつて死を決意した夜に出会った娼婦・名美と運命的に再会するタクシー運転手・村木の愛の物語。石井隆脚本で、相米慎二が手がけた唯一のロマンポルノ作品。

★当作品は成人映画です。

©1985日活株式会社

水で書かれた物語
A Story Written with Water

開映時間 ※上映は終了しました
吉田喜重監督作品/1965年/日本/120分/35mm/シネスコ

■監督 吉田喜重
■脚本 石堂淑朗/高良留美子/吉田喜重
■原作 石坂洋次郎
■撮影 鈴木達夫
■音楽 一柳慧

■出演 岡田茉莉子/浅丘ルリ子/入川保則/岸田森/山形勲/弓恵子

妻と俺とは兄妹なのだろうか?! 豊満な母親の肉体から成長した男の不安と焦燥。松竹から独立した吉田喜重が新妻・岡田茉莉子を主演に、複雑な近親相姦にレンズを向けて描破する問題作。

©日活

手をつなぐ子ら
Children Hand in Hand

開映時間 ※上映は終了しました
羽仁進監督作品/1964年/日本/100分/35mm/シネスコ

■監督・潤色 羽仁進
■原作 田村一二
■脚本 伊丹万作
■潤色 内藤保彦
■撮影 長野重一
■音楽 武満徹

■出演 佐藤英夫/北条由紀子/森原幸夫/植田元求

成績は悪いがクラスの人気者・寛太を中心に、素人少年たちを起用し子どもたちの世界を描いた珠玉篇。まだ特別学級のない学校で、多彩な子どもたちの生身の魅力が画面いっぱいに溢れ出す。

★製作から長い年月が経っているため、上映中お見苦しい箇所・お聞き苦しい箇所がございます。ご了承のうえご鑑賞いただきますようお願いいたします。

©KADOKAWA 1964