5/4(土)・6(月)・8(水)・10(金)
トルテュ島の遭難者たち10:0014:55
アデュー・フィリピーヌ12:4517:40
~19:30
【レイトショー】軽蔑 + ほか短編2本19:50
~22:10
5/5(日)・7(火)・9(木)
フィフィ・マルタンガル10:0014:55
メーヌ・オセアン12:2017:15
~19:35
【レイトショー】軽蔑 + ほか短編2本19:50
~22:10

▼チケット販売時刻▼

【5/4(土)・6(月)・8(水)・10(金)】
・10:00『トルテュ島の遭難者たち』からの二本立て >>> 9:20
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー >>> 9:20

【5/5(日)・7(火)・9(木)】
・10:00『フィフィ・マルタンガル』からの二本立て >>> 9:20
・それ以降の回/ラスト1本 >>> 各回その直前の回が始まって10分後
・レイトショー >>> 9:20

☆レイトショーは二本立てとは別料金になります。『軽蔑』と短編『パパラッツィ』『バルドー/ゴダール』の3本同時上映です。

<入場者プレゼントのお知らせ>
期間中3作品(レイトショーを含む)をご鑑賞のお客様にポストカードセット(全4種)をプレゼントいたします。ご希望のお客様は、受付でチケットのご提示をお願いいたします。

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★指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★そのほか、ご入場システムに関する詳細は、「劇場案内」ページをお読みください。

アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア
Adieu Philippine

開映時間 【5/4(土)・6(月)・8(水)・10(金)】12:45 / 17:40(~終映19:30)
ジャック・ロジエ監督作品/1962年/フランス・イタリア/110分/DCP

■監督 ジャック・ロジエ
■製作 ジョルジュ・ド・ボールガール
■脚本 ジャック・ロジエ/ミシェル・オグロール
■撮影 ルネ・マトラン
■編集 ジャック・ロジエ/モニク・ボノ/クロード・デュラン
■音楽 ジャック・ダンジャン/マキシム・ソーリー/ポール・マテイ

■出演 ジャン=クロード・エミニ/イヴリーヌ・セリ/ステファニア・サバティーニ/ヴィットリオ・カプリオリ

■オフィシャルサイト(特集上映「みんなのジャック・ロジエ」)
https://www.jacquesrozier-films.com/

■物販情報
・「みんなのジャック・ロジエ」パンフレット(1500円)
・『アデュー・フィリピーヌ』B3ポスター(300円)

© 1961 Jacques Rozie

1960年パリ。アルジェリア戦争のさなか兵役を数か月後に控えた青年ミシェルは、勤務先のテレビ局でリリアーヌとジュリエットという仲の良い二人の娘と出会う。二人は次第にミシェルに惹かれていくが、彼はどちらとも上手くやろうとする。そんな中、仕事でミスをしたミシェルは、兵役前にヴァカンスを楽しもうとテレビ局を辞め、二人に告げぬままコルシカ島へ旅立つ。永遠の青春映画と絶賛される、ロジエの長編デビュー作。

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア
The Castaways of Turtle Island

開映時間 【5/4(土)・6(月)・8(水)・10(金)】10:00 / 14:55
ジャック・ロジエ監督作品/1976年/フランス/146分/DCP

■監督・脚本・製作総指揮 ジャック・ロジエ
■製作管理 ジャック・ポワトルノー
■撮影 コラン・ムニエ
■録音 ジャン=フランソワ・シュヴァリエ
■編集 ジャック・ロジエ/フランソワーズ・テヴノ
■音楽 ナナ・ヴァスコンセロス/ドリヴァル・カイミ

■出演 ピエール・リシャール/モーリス・リッシュ/ジャック・ヴィルレ/キャロリーヌ・カルティエ/アラン・サルド/ジャン=フランソワ・バルメール/ナナ・ヴァスコンセロス/パトリック・シェネ/ピエール・バルー

■オフィシャルサイト(特集上映「みんなのジャック・ロジエ」)
https://www.jacquesrozier-films.com/

■物販情報
・「みんなのジャック・ロジエ」パンフレット(1500円)

★当館では2K上映となります。

© 1974 Jacques Rozier

パリの旅行代理店に勤めるボナヴァンチュールと同僚の「太っちょノノ」は、ロビンソン・クルーソーの冒険を追体験させる無人島ヴァカンスツアーを企画する。彼らはツアー候補地のカリブ海へ調査に向かうが、空港で「太っちょノノ」が逃げ出し、代わりに弟の「プティ・ノノ」がボナヴァンチュールに同行することになる。現地に着いた二人が無人島を探していると、パリから最初のツアー客がやってくるが、誰もボナヴァンチュールの言うことを聞こうとしない。

メーヌ・オセアン 4Kレストア
Maine Océan

開映時間 【5/5(日)・7(火)・9(木)】12:20 / 17:15(~終映19:35)
ジャック・ロジエ監督作品/1985年/フランス/136分/DCP

■監督 ジャック・ロジエ
■製作 パウロ・ブランコ
■脚本・台詞 ジャック・ロジエ/リディア・フェルド
■撮影 アカシオ・ド・アルメイダ
■編集 ジャック・ロジエ/マルティーヌ・ブラン
■音楽 シコ・ブアルキ/フランシス・ハイミ

■出演 ベルナール・メネズ/ルイス・レゴ/イヴ・アフォンソ/リディア・フェルド/ロザ=マリア・ゴメス/ペドロ・アルメンダリス・Jr/マイク・マーシャル/ベルナール・デュメーヌ/ジャン=ポール・ボネール/ユベール・デジェックス/アンヌ・フレデリック

■1986年ジャン・ヴィゴ賞受賞

■オフィシャルサイト(特集上映「みんなのジャック・ロジエ」)
https://www.jacquesrozier-films.com/

■物販情報
・「みんなのジャック・ロジエ」パンフレット(1500円)
・『メーヌ・オセアン』B3ポスター(300円)

★当館では2K上映となります。

© 1986 Jacques Rozier

ブラジル人ダンサーのデジャニラは、パリ発の特別列車「メーヌ・オセアン号」に飛び乗るが、検札係に罰金を命じられてしまう。フランス語が分からない彼女だが、たまたま通りがかった弁護士の女性に助けられる。翌日、弁護士に誘われ漁師の裁判に立ち会ったデジャニラは、その漁師が住む大西洋の島で週末を過ごすことにするが、そこに検札係もやって来て…。ロジエ作品中、最もコミカルな作品。

フィフィ・マルタンガル デジタル・レストア
Fifi Martingale

開映時間 【5/5(日)・7(火)・9(木)】10:00 / 14:55
ジャック・ロジエ監督作品/2001年/フランス/120分/DCP

■監督 ジャック・ロジエ
■脚本・台詞 ジャック・ロジエ/リディア・フェルド
■撮影 ジャン・クラヴエ/マチュー・ポワロ=デルペク
■編集 ジャック・ロジエ/アンヌ=セシール・ベルノー
■音楽 ラインハルト・ワグナー

■出演 ジャン・ルフェーブル/イヴ・アフォンソ/リディア・フェルド/マイク・マーシャル/ルイス・レゴ/フランソワ・シャト/ジャック・プティジャン/ロジェ・トラップ/ジャック・フランソワ/アレクサンドラ・スチュワルト/ジャン=ポール・ボネール

■オフィシャルサイト(特集上映「みんなのジャック・ロジエ」)
https://www.jacquesrozier-films.com/

■物販情報
・「みんなのジャック・ロジエ」パンフレット(1500円)
・『フィフィ・マルタンガル』B3ポスター(300円)

© 1997 Jacques Rozier

ブールヴァール劇『イースターエッグ』はパリで大ヒット中。この低俗な自作が権威あるモリエール賞を受賞したと知った劇作家は、これを何かの陰謀だと思い込み、上演中の戯曲を改変して「敵」に報復しようと企む。

【レイトショー】パパラッツィ 2Kレストア + バルドー/ゴダール 2Kレストア
【Late Show】Paparazzi + Le Parti des choses : Bardot/Godard

開映時間 【5/4(土)~10(金)】19:50
ジャック・ロジエ監督作品/1963年/フランス/『パパラッツィ』22分/『バルドー/ゴダール』10分/DCP

『パパラッツィ』
■監督・脚本 ジャック・ロジエ
■撮影 モーリス・ペリモン
■音楽 アントワーヌ・デュアメル
■ナレーション ミシェル・ピッコリ

■出演 ブリジット・バルドー/ジャン=リュック・ゴダール/ミシェル・ピッコリ/ジャック・パランス/フリッツ・ラング

『バルドー/ゴダール』
■監督・脚本 ジャック・ロジエ
■撮影 モーリス・ペリモン

■出演 ブリジット・バルドー/ジャン=リュック・ゴダール/ミシェル・ピッコリ/ジャック・パランス/フリッツ・ラング

■オフィシャルサイト(特集上映「みんなのジャック・ロジエ」)
https://www.jacquesrozier-films.com/

■物販情報
・「みんなのジャック・ロジエ」パンフレット(1500円)

★『軽蔑』と同時上映


★本作品は特別レイトショー上映です。
☟入場料金
一律1000円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。

© 1963 Jacques Rozier

1963年5月、ゴダール『軽蔑』の後半部分を占めるカプリ島での撮影現場を訪れたロジエは、そこで撮影したフッテージをもとに二本の短篇を製作する。

『パパラッツィ』では、ブリジット・バルドーを一目見ようと集まる群衆や、スクープ写真を狙うパパラッツィに焦点をあて、『軽蔑』を外側から捉えようとする。

『バルドー/ゴダール』では、作品の内側からゴダールの撮影美学に迫りながら、ロジエの作家性をも浮かび上がらせている。

【レイトショー】軽蔑 60周年 4Kレストア版
【Late Show】Contempt

開映時間 【5/4(土)~10(金)】19:50
ジャン=リュック・ゴダール 監督作品/1963年/フランス/104分/DCP

■監督・脚本 ジャン=リュック・ゴダール
■原作 アルベルト・モラヴィア
■撮影 ラウル・クタール
■編集 アニエス・ギュモ
■音楽 ジョルジュ・ドルリュー

■出演 ブリジット・バルドー/ミシェル・ピッコリ/ジャック・パランス/ジョルジア・モール/フリッツ・ラング

■オフィシャルサイト
https://lemepris4k.com/

■物販情報
・『軽蔑』パンフレット(1300円)

★『パパラッツィ』『バルドー/ゴダール』と同時上映
★当館では2K上映となります。


★本作品は特別レイトショー上映です。
☟入場料金
一律1000円(割引なし)
★チケットは、朝の開場時刻より受付にて販売いたします(当日券のみ)。

©1963 STUDIOCANAL – Compagnia Cinematografica Champion S.P.A. All Rights Reserved.

作家ポールは、フリッツ・ラングが監督する映画の脚本の修正を依頼される。自身と愛する妻カミーユの生活のために依頼を引き受ける一方で、ポールの脚本の修正を依頼したプロデューサーはカミーユに関心を寄せていた。すると突然――愛を囁き合っていた前日までと態度や言動を変えるカミーユ。彼女を問い詰めるポールだが、核心に迫ることはできない。不穏な空気のまま撮影所のカプリ島を訪れた彼らは、決定的な瞬間を迎えることになる。

ジャン=リュック・ゴダールの最高傑作の一つと称される『軽蔑』。カプリ島を舞台に、作家ポールとその妻カミーユの悲劇的なロマンスを描く。ポールの美しき妻カミーユにブリジット・バルドー、作家ポールにミシェル・ピッコリというフランスの伝説的俳優が主演。60周年を記念した4Kへのレストアには220時間を要し、色彩や照明のずれなど、時間の経過に伴う欠陥を補正した。この新たな修復により、観客は『軽蔑』本来の鮮烈な世界観を鑑賞することができる。レストア版は2023年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。