早稲田松竹クラシックスvol.187/カール・テオドア・ドライヤー監督特集

8/20(土)・22(月)・24(水)・26(金)
裁かるゝジャンヌ13:0517:45
奇跡10:3015:1019:50
~22:00
8/21(日)・23(火)・25(木)
怒りの日12:5517:25
ゲアトルーズ10:3015:0019:30
~21:30

☆日替わり・二本立て上映です。
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★現在指定席でご案内しております。チケットの販売は窓口のみとなります。受付にお時間がかかることが予想されますので、ご来場の際はお時間に余裕を持ってお越しください。
★初回のみ、開映時刻の40分前からチケットを販売いたします。2回目以降のチケット販売時刻は、各回その直前の回が始まってからとなります(レイトショーなど特別興行を除く)。
★二本立て上映のため、混雑した場合は2本目からはご入場いただけない場合がございます。ご来場の際はご注意ください。
★そのほか、ご入場システムの変更に関する詳細は、「新型コロナウイルス感染拡大防止の対応について」をお読みください。

裁かるゝジャンヌ
The Passion of Joan of Arc

開映時間 【8/20(土)・22(月)・24(水)・26(金)】13:05 / 17:45
カール・テオドア・ドライヤー監督作品/1928年/フランス/97分

■監督・脚本・編集 カール・テオドア・ドライヤー
■歴史考証 ピエール・シャンピオン
■撮影 ルドルフ・マテ

■出演 ルネ・ファルコネッティ/アントナン・アルトー

■物販情報
・パンフレット(800円)
・B2ポスター(500円)

■オフィシャルサイト
http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/

©1928 Gaumont

ジャンヌ・ダルクは百年戦争で祖国の地を解放に導くが、敵国で異端審問を受け司教からひどい尋問を受ける。心身ともに衰弱し一度は屈しそうになるジャンヌだったが、神への信仰を貫き自ら火刑に処される道を選ぶ。

ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーら多くの巨匠に影響を与えたデンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、“人間”としてのジャンヌ・ダルクを実際の裁判記録を基に描いた無声映画の金字塔的作品。本上映は2015年にゴーモン社によってデジタル修復された素材によるもので、伴奏音楽はオルガン奏者カロル・モサコフスキによって作曲・演奏、リヨン国立管弦楽団のコンサートホールのオルガンを用いて録音された。

奇跡
Ordet

開映時間 【8/20(土)・22(月)・24(水)・26(金)】10:30 / 15:10 / 19:50(~終映22:00)
カール・テオドア・ドライヤー監督作品/1954年/デンマーク/126分

■監督・脚本 カール・テオドア・ドライヤー
■原作 カイ・ムンク
■撮影 ヘニング・ベントセン
■舞台美術 エーリック・オース

■出演 ヘンリク・マルベア/ビアギッテ・フェザースピル

■1955年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞受賞/1956年ゴールデングローブ賞 最優秀外国語映画賞受賞

■物販情報
・パンフレット(800円)
・B2ポスター(500円)

■オフィシャルサイト
http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/

©Danish Film Institute

ユトランド半島に農場を営むボーオン一家が暮らしていた。長男の妻で妊婦であるインガーはお産が上手くいかず帰らぬ人に。家族が悲嘆に暮れる中、自らをキリストだと信じ精神的に不安定な次男ヨハンネスが失踪、しかし突如正気を取り戻しインガーの葬儀に現れる。

巨匠カール・テオドア・ドライヤー監督の代表作にして、最も劇的な感動を呼ぶ名編。20世紀前半のデンマーク・ユトランド半島にある村を舞台に、室内の厳粛な空間と屋外の風吹く野をめぐる圧倒的な風景の中、家族の葛藤と大いなる愛が格調高い演出で描かれる。カイ・ムンクの戯曲「御言葉」を原作に、演劇的目線で家族の葛藤と信仰の真髄を問う傑作。

怒りの日
Day of Wrath

開映時間 【8/21(日)・23(火)・25(木)】12:55 / 17:25
カール・テオドア・ドライヤー監督作品/1943年/デンマーク/97分

■監督・脚本 カール・テオドア・ドライヤー
■原作 ハンス・ヴィアス=イェンセン
■撮影 カール・アンダソン
■時代考証 カイ・ウルダル

■出演 リスベト・モーヴィン/トーキル・ローセ

■1974年ヴェネチア国際映画祭 審査員特別表彰

■物販情報
・パンフレット(800円)
・B2ポスター(500円)

■オフィシャルサイト
http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/

©Danish Film Institute

中世ノルウェーの村で牧師アプサロンと若き後妻アンネの夫婦は平穏に暮らしていた。しかし、前妻との一人息子マーチンが帰郷するとアンネと親密な関係に。そんな折アプサロンが急死し、アンネが魔女として死に至らしめたと告発を受けてしまう…。

カール・テオドア・ドライヤー監督が、『吸血鬼』から12年を経てナチス・ドイツ支配下の故国で完成させた衝撃作。原作は16世紀に実際にあったと言われる事件に基づいて書かれた戯曲。魔女狩りが蔓延する暗黒時代の中世を背景に、緻密な空間設計と徹底したリアリズムで、禁じられた愛の官能と狂気的な悪しき心の戦慄を写し出す。

ゲアトルーズ
Gertrud

開映時間 【8/21(日)・23(火)・25(木)】10:30 / 15:00 / 19:30(~終映21:30)
カール・テオドア・ドライヤー監督作品/1964年/デンマーク/118分

■監督・脚本 カール・テオドア・ドライヤー
■原作 ヤルマール・セーデルベルイ
■舞台美術 カイ・ラーシュ
■衣装 ベーリット・ニュキェア

■出演 ニーナ・ペンス・ローゼ/ベント・ローテ

■1965年ヴェネチア国際映画祭 国際映画批評家連盟賞受賞

■物販情報
・パンフレット(800円)
・B2ポスター(500円)

■オフィシャルサイト
http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/

©Danish Film Institute

弁護士の妻であるゲアトルーズは夫との結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランとも恋愛関係にある。ある日、彼女の元恋人であり著名な詩人ガブリエルが帰国し祝賀会が催され、ゲアトルーズはエアランの伴奏で歌唱するが卒倒してしまう。

名匠カール・テオドア・ドライヤーの遺作にして集大成となった最高傑作。室内劇のような空間で、陰影深く、人物たちを彫刻のように造形し、視線を合わせない会話で夢の中のようなドラマを展開させてゆく。愛を求めて苦悩する女性の魂の渇望を描いた本作は、異様なまでの美しさ、最高密度の静寂に満ちた極限の映画として映画史に燦然と輝き続けている。